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[いじめ自殺]16件あった 文科省「ゼロ」発表の7年間に|毎日新聞
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投稿者 white 日時 2006 年 11 月 04 日 10:43:58: QYBiAyr6jr5Ac
 

□[いじめ自殺]16件あった 文科省「ゼロ」発表の7年間に|毎日新聞

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2670310/detail?rd

[いじめ自殺]16件あった 文科省「ゼロ」発表の7年間に
 いじめが主な原因で自殺した公立小中高校の児童生徒の人数を文部科学省がゼロと発表していた99〜05年度の7年間に、いじめが原因と疑われる自殺が全国で少なくとも16件あることが分かった。このうち、いじめを訴えたり示唆する遺書や走り書きが残されていたケースが11件、亡くなった子どもに対するいじめの存在を学校が認めた事案が10件あった。文科省や教育委員会、学校によるいじめ自殺の実態把握の不十分さが厳しく問われそうだ。

 日本弁護士連合会や市民団体のまとめなどを参考に、毎日新聞が集計した。16件には、いじめた側とされる児童生徒が警察に逮捕されたり、児童相談所に通告された事例が4件▽自殺をきっかけに、教委がいじめ対策に取り組んだケースも4件ある。ただ、遺族が起こした裁判でいじめは認めつつ、「自殺との因果関係は明確でない」とされた例もある。


 00年7月、埼玉県川口市では、市立中学校の1年男子がメモ帳に「HELP」と書き残し、自宅で首をつった。入学直後から複数の同級生にたびたび取り囲まれ、背中へのひじ打ちや太ももへのけりを受けていた。埼玉県警は、14歳未満だった同級生9人を児童相談所へ通告した。校長も記者会見でいじめを認めた。


 05年4月には、山口県下関市の市立中学校で3年女子が校内で首をつって自殺。自宅に「死んだらもういじめられないですむ」というメモがあった。校長は女子生徒が「キモイ」「あっちに行け」と言われ、石を投げられていたと両親に伝えた。


 だが、いずれも文科省はいじめ自殺とカウントしていない。


 いじめの発生件数や自殺者数は過去、同級生と担任の「葬式ごっこ」などを苦に自殺した東京都中野区立中野富士見中の鹿川裕史君事件(86年)や愛知県西尾市立東部中の大河内清輝君事件(94年)など、世間の注目を浴びた際に増加するがしばらくすると減少する。


 これについて、文科省児童生徒課は「自殺原因は教委の責任で学校に判断させてきた。今後は調査方法を見直したい」としている。


 98年に娘が自殺し、いじめ対策の市民団体を運営する横浜市港南区の小森美登里さん(49)は「学校や教委、文科省は遺族から起こされる訴訟への影響を考えているのだろうか。上司の評価を気にかけていじめを認めたくないという空気もあるのだろう」と話す。【井上英介、吉永磨美】


 いじめ自殺が疑われる他の14件は次の通り。(自治体名は当時)


 【99年】5月、群馬県利根郡、高3男子▽7月、松山市、中3女子▽9月、静岡県藤枝市、中1男子▽10月、堺市、高1女子▽11月、栃木県鹿沼市、中3男子【00年】5月、宇都宮市、中3男子▽7月、茨城県結城市、中1男子▽10月、千葉県市原市、中3女子【01年】10月、東京都文京区、中3男子▽11月、大阪府泉大津市、中2男子▽同、福岡県久留米市、中2男子【04年】6月、埼玉県蕨市、中2女子【05年】9月、北海道滝川市、小6女子▽12月、長野県御代田町、高1男子

2006年11月04日03時31分

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