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元ソ連・ロシア国防省高官「国際テロ組織は存在せず」「9・11はでっち上げ」【全訳】
http://www.asyura2.com/0601/war77/msg/617.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 1 月 16 日 05:49:51: SO0fHq1bYvRzo
 

元ソ連・ロシア国防省高官「国際テロ組織は存在せず」「9・11はでっち上げ」【全訳】


1月11日付のボルテール・ネット(スペイン語版)からです。

これはブリュッセルでヴォルテール・ネットが主催して昨年11月17日と18日に行われた「平和の枢軸(Axis for Peace)」で発表されたもので、著者のレオニード・イワショフ将軍は現在ロシアで地政学問題研究所の副所長を務めています。以前は、ソヴィエト連邦の国防省総務局長官、CIS国防省顧問、そしてロシア連邦国防省軍事協力局長官を歴任し、2001年9月11日にはロシア陸軍参謀長官の任にあたっていました。

9・11以後の「反テロ世界戦争」に関しては、軍事専門家の眼から見たら明白なことなのでしょう。的確な指摘です。対処方法として、やはり少々ロシア中心の観がありますが、現実的な提案をしています。巨大な権力と大量情報操作、集団的無知を前にして、単なる告発や反発だけではどうにもならないことを知り尽くしているでしょうから。ただひょっとすると、ブッシュ政権やジオコン(Zio-Con)が世界を荒らしつくした後の世界秩序のことを念頭に置いているのかもしれませんが。

なお、【注1】【注2】は脚注を指します。


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http://www.voltairenet.org/article133545.html

平和の枢軸

イワショフ将軍:『国際テロ組織は存在しない』

レオニード・イワショフ著

2001年9月11日の襲撃の際、レオニード・イワショフ将軍はロシア陸軍参謀長官であった。軍人としての生活をおくってきた彼は、我々に米国の軍人たちとは全く異なる分析を我々に示す。そして2005年「平和の枢軸」会議に出席し、国際テロリスト組織は存在しないこと、および9・11襲撃がでっち上げに過ぎないことを我々に説明した。我々が見ているものは巨大な権力によって捏造されたテロリズムに他ならず、その権力無しには存在しないものである。襲撃を減らす最も良い方法は、『反テロ世界戦争』をでっち上げることではなく、国際的な権利と各国国民同士および国家間の平和協力を確立させることだ、と彼は断言する。

2006年1月11日
ブリュッセル(ベルギー)より


国際情勢が示すとおり、テロリズムは紛争が激化している場所に現れる。そこでは社会関係の変化や政権交代が作り出されている。そこでは政治的・経済的・社会的混乱が現れている。そこではある暴力的な力が解き放たれている。そこではモラルの崩壊が現れている。そこではシニシズムとニヒリズムが跳梁する。そこでは悪徳が正当化され、そこでは強盗が増殖する。

それが、そのような極端に危険な現象が起こる状況を世界に作り出すグローバリゼーションである。それは戦略地政学の地図に新たな線引きが行われるその区画の中にある。その線引きによって地球の資源が再分配され、国家の境界は取り消され、国際的な権利は打ち砕かれ、文化の独自性は消滅させられ、精神生活は貧困化していく・・・・。

グローバリゼーションの進行過程の本質、および米国やある特定の国々の政治と軍事の方針に対する分析は、テロリズムが、世界の支配と世界的な寡頭制度への国々の従属を現実化させることに貢献していることを証明する。このことはテロリズムが世界政治における独立した存在ではないことを意味する。それは常に、世界を指導する唯一の中心を持つ一極化した世界を作り上げるための一つの道具であり一つの手段である。それは国々の国境線を消し去り新たなエリート層による世界支配を実現させるための前提なのである。特にこのエリート層は国際テロリズムの鍵となるテーマを作り上げる。彼らはテロリズムのイデオローグでありその『名付け親』なのだ。

この世界エリートが第一にその攻撃の標的とするのは、国民的、伝統的、文化的、そして歴史的な現実なのだ。国家間の関係における現存のシステムであり、人間的文明の国際的な民族的なそして国家的な秩序であり、国のアイデンティティなのだ。

実際の国際テロリズムは、国家的なまた非国家的な政治構造においてテロルの使用を組み合わせる現象だ。テロルは、民衆の社会的・心理的な恐怖と不安をあおること、権力機構の抵抗の意思を喪失させること、その国家の政治による操作のために好都合な状況を作ること、そして各国国民を誘導することを通して、その政治目的を達成する手段としてのものである。

テロリズムは、新しいタイプの戦争で使用される武器である。同時に国際テロリズムは、情報メディアと野合した形で、その世界的な進行過程の処理システムの中で姿を変えていくものなのだ。これを詳しく言えばメディアとテロルの間にある共生関係である。それは、国際政治に対して方向転換を強制し、存在する現実を修正させるための条件を作り出すものなのである。

もし我々が米国の2001年9月11日に続くこのコンテキストを分析するならば、次のような結論に達することができるのだ。

(1)これらのテロ攻撃の組織者たちは政界と財界にいる者たちである。彼らは世界の秩序を不安定にすることで利益を得てきた者たちであり、またその作戦に財源を与えるのに必要な手段を準備してきたものたちである。この行動の政治的な概念は財源などの管理で緊張が現れるような場所で成熟した。これらのテロ攻撃の理由は、他国的なそして世界的なレベルでの巨大資本の利益とそれが同時並行的であることの中に見出さなければならない。そしてグローバリゼーションの進行のリズムやその方向性に満足しない者たちの集団の中に見出されなければならないのだ。
その概念を政治家と将軍たちが決めた伝統的な戦争とは異なり、この場合の主導権はこのような者たちに服従する寡頭支配者と政治家たちが握る。

(2)諸諜報機関とその長官たち、そして元長官たち――未だに国家機構の中で影響力を保持している――だけが、この大規模な作戦の計画を立て組織化し指揮する能力を持つ。一般的に言って、過激派組織を作り資金を与えコントロールするのは諜報機関なのだ。諜報機関の援助無しにはこのタイプの組織は存在できない。そして十分に防御されている国々の中で大規模な活動を実行することはほとんどできないであろう。ある大規模な作戦の計画を立てて実行することは極めて複雑なことだからだ。

(3)オサマ・ビン・ラディンと『アル・カイダ』は決して、9・11襲撃の組織者でも実行者でもありえない。彼らはそのために要求される組織を持っておらず、知的人材や必要なスタッフも持ってはいない。したがって、一つの専門チームを作り出さねばならなかったのだ。そしてアラブ・カミカゼはその作戦を隠蔽するために利用された端役なのである。

9・11作戦は、世界の様々な出来事の進む筋道を、国際的な寡頭支配集団と多国籍マフィアの選ぶ方向に転換してしまった。つまり彼らは、この地球の天然資源、世界の情報網、そして資金の流れをコントロールしようと試みているのだ。この作戦は同時に、やはり世界の支配をたくらむ米国の政治・経済のエリートたちを利した。

国際テロリズム【注1】という用語の使用は、次の各目的に照準を合わせている。
●支配とコントロールによる戦いの中で世界中に展開される軍隊の真の目的を覆い隠す。
●各国国民の声を目に見えない敵に対する果てしない戦いの方向へ誘導する。
●根本的な国際法規を破壊し、「侵略、国家テロ、独裁、民族解放運動」などといった用語の概念を混乱させる。
●諸国民から、侵略に対する武装抵抗および外国諜報機関の工作活動に対する行動の合法的権利を剥奪する。
●国家利益の優先的な防衛の断念を恒久化させ、テロリズムに対する戦いへと横滑りさせることを通して軍事計画の目的を変えさせてしまい、共同防衛を壊し軍事同盟の筋道を侵害して反テロ同盟に都合の良いようにする。
●反テロ戦争を前提とする軍隊を強力に押し付けることによって経済的な問題を解決する。

国際テロリズムと効果的に戦うために次の諸手段をとることが必要である。
●国連総会において、総ての国家が尊重することを義務とする原則として、国連憲章と国際的な権利の原則を確認すること。
●大西洋主義者の同盟とは異なる価値基準を持った文明の戦略地政学的な連合体(おそらく、ロシア、中国、カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタンが加盟している上海協力機構【注2】が基本として考えられるかもしれない)を形作ること。また、国々の発展の戦略、国際安全保障のシステム、経済と金融の別のモデル(これは二つの支柱での新しい世界を打ち立てることを意味しているかもしれないが)の構想を練ること。
●(国連の庇護の下で)科学の指導者たちと手を組み21世紀における人類の哲学の概念を作り上げ推奨すること。
●人類の進歩と安全と相互援助の確立の名の下に、世界の総ての宗教宗派間の相互協力を組織化すること。

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【注1】ここでこの用語を用いた意図はよく分からない。コンテキストからいうとここでは、「いわゆる『国際テロ』を操る本当の意味のテロリズム」つまりイワショフが言うところの「国際的な寡頭支配集団と多国籍マフィア」自身のことを指すとも考えられるが、むしろ「彼らによって操られる国際テロ集団の動き」という意味なのだろう。

【注2】上海協力機構については次の記事を参照のこと。
http://www.h3.dion.ne.jp/~asiaway/special/sp-news/nwh01-6a.htm
日本で報道されないアジアの動向(1) 〜上海協力機構と中央アジア・新疆ウイグル自治区・その1〜

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