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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/02/23
http://www.asyura2.com/0601/war78/msg/666.html
投稿者 white 日時 2006 年 2 月 25 日 11:56:17: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/02/23

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106995568?page=1#106995568

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/02/25 (土)

         ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年2月23日付
 ◆マフディ軍から攻撃され、バグダッドのパレスチナ人が助け求める
 ◇バグダッド西部でレジスタンスとバドル旅団の間に激戦勃発
 ◆ジャディリヤ: レジスタンスが親米バドル旅団の司令部を砲撃
 ◇米軍は街頭から消えバドル旅団とマフディ軍にまかせる
 ◆マフディ軍の民兵がスンニ派モスクを攻撃/写真
 ◇スンニ派ワクフ委員会がスンニ派148人の殺害を報告
  米軍の目の前で荒れ狂ったシーア至上主義者の暴力で
 ◆ドーラ地区でレジスタンス戦士がバドル旅団と戦闘

☆リンク: バグダード・バーニング 2月23日 緊張状態・・・


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□イラク・レジスタンス・レポート 2月23日 木曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Thursday, 23 February 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0206/iraqiresistancereport_230206.htm

◆バグダッド Baghdad

◆マフディ軍から攻撃され、バグダッドのパレスチナ人が助け求める
Palestinian community in Baghdad appeals for help
following brutal attacks by Shi‘i sectarian Jaysh al-Mahdi militia
 イラク在住のパレスチナ人社会は、世界中の良識ある人々にむけて、シー
ア派の宗派主義者(偏狭なシーア派至上主義)バドル旅団とマフディ軍によ
る相次ぐ攻撃を停止させるよう緊急要請を発表した−−23日午後3時40
分の速報でイスラム・メモが伝えた。

 アピール文のコピーはイスラム・メモにも届いたが、次のように書かれて
いた:

 「世界の名誉ある皆さんへ・・・。 私たちを助けて! 助けて!」

 「当地に派遣されたアメリカ軍と傀儡(かいらい)政権の治安部隊が見守
るなかで、2006年2月22日水曜日、バラディヤト地区では大勢のマフ
ディ軍民兵がアル・クドス・モスクとパレスチナ人の居住地を襲撃した。」

 「この襲撃部隊はモスク内に乱入し、ものを壊し、建物の中にあったもの
をメチャメチャにして、それを手当たり次第に住民へ投げつけた。彼らはあ
からさまにパレスチナ人礼拝者をののしる内容のスローガンをモスクの柱と
壁、そしてニッチ(訳注:彫像や花瓶を置くための壁のくぼみ)に書きつけ
た。」

 パレスチナ人の声明は、「地区内に迫撃弾が着弾したが爆発しなかったも
のの、幾つかの建物に明瞭な損害を与えた。5人が重傷を負った。2人は誘
拐され、その消息は今にいたるも知られてない。」

 パレスチナ社会は以前から幾度もさまざまな勢力によって攻撃を受けてき
たあとの声明だと強調した。今回の攻撃はマフディ軍によって遂行された。


◆バグダッド西部でレジスタンスとバドル旅団の間に激戦勃発
Fierce fighting breaks out in western Baghdad between
Iraqi Resistance forces and Badr Brigades and puppet “Shock Troops”

 この記事を書いているとき、内務省の治安部隊ショック・トループおよび
親米シーア派の宗派主義者バドル旅団とイラク・レジスタンス勢力の間に激
しい戦闘が発生している−−イスラム・メモが23日午後10時10分の速
報で伝えた。

 イスラム・メモ通信員は、バグダッド西部アミリヤ地区の住民によると、
バドル旅団と内務省治安部隊の車両4台が破壊され、彼らの多数が死傷した
とレポートした。

 同じくバグダッド西部に位置するスンニ派の居住地であるジハード地区で
も、激しい銃撃音が聞こえたと同通信員が伝えた。ここでは戦闘はイラク・
レジスタンスと内務省治安部隊の間で発生した。


◆ジャディリヤ: レジスタンスが親米バドル旅団の司令部を砲撃
Iraqi Resistance bombards pro-American Badr Brigade headquarters

 先ほど、ジャディリヤ地区にあるバグダッド大学付近で、親米シーア派バ
ドル旅団の司令部にイラク・レジスタンスが4発の迫撃弾を撃ちこんだ−−
イスラム・メモが23日午後9時30分の速報で伝えた。

 イスラム・メモは、救急車と傀儡警察および傀儡軍の車両が現場に駆けつ
けたとき、炎まじりの黒と白の煙がその司令部から立ち昇っていたとレポー
トした。それ以上の詳細はまだ判っていない。


◆米軍は街頭から消えバドル旅団とマフディ軍にまかせる
US troops leave streets in control of Badr Brigades and al-Mahdi militias

 イスラム・メモは23日午後9時の速報において、米占領軍がバグダッド
の全地区と通りおよび米軍基地から退却し、人々のあいだに大きな疑問を生
じさせていると伝えた。

 イスラム・メモ通信員は、米軍がバドル旅団とマフディ軍の管轄下にある
全地区と通りから引き揚げたと報じた。両民兵組織は22日早朝以来、スン
ニ派のモスクと居住地への攻撃を広範囲に遂行してきた。

 クドス・プレスの特派員もまた、アメリカ軍が2003年春にバグダッド
を占領して以来、市内は派遣された米軍兵士がいつもパトロールし、検問所
に常駐し、市内の動きを監督してきた。それなのに奇怪な爆弾がサマッラの
アリ・アル・ハヂ・モスク(訳注)を襲ったときから、アメリカ軍の存在が
見当たらなくなったようだ。明らかにアメリカ軍は現場をシーア派の宗派主
義民兵に明渡しつつある。

 ※訳注: 「アスカリ聖廟爆破」と報道されているのも同じ
 アルジャジーラの次の記事に被害写真と廟の説明あり
 http://english.aljazeera.net/NR/exeres/82CD9897-FE43-48AD-9484-954CC16FB1E8.htm

 米国が設置した傀儡政権の治安部隊は、(アメリカの後押しを受けたシー
ア宗派主義者でダーワ党の党首ジャファリが率いる)、スンニ派教徒への攻
撃においてはバドル旅団とシーア派至上主義の民兵を支持してきている。

 アメリカの狙いは、明らかに、イラク分割にむけた口実として、宗派間の
戦争を引き起こすことにあり、それはイラクに限らずアラブ・イスラム地域
においてアメリカが念願してきた戦略目標である。


◇親米バドル旅団と行動を共にするイラン人武装集団のレポート

◇ルサファ: マフディ軍とバドル旅団がスンニ派モスクを襲撃、放火

◇レジスタンスの爆弾が警察のパトロールを襲う


◆マフディ軍の民兵がスンニ派モスクを攻撃/写真
Jaysh al-Mahdi Sectarian militiamen attack Sunni mosque
 シーア派の聖職者ムクタダ・アッ・サドルに忠誠を誓うマフディ軍の民兵
が、23日朝、バグダッド西部にあるスンニ派のアル・カヒル・アル・ジャ
バル・モスクを攻撃した−−イスラム・メモが23日午後4時20分の速報
で伝えた。

 イスラム・メモのバグダッド通信員は、この攻撃は3発の迫撃弾と中口径
の銃撃によるもので、建物に広い範囲で損害を与えたと報じた。

 損害を受けた建物の写真:
 http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDNews=100842


◇サドル派民兵がバグダッドで武器を手に宗派主義のデモ
 グリーン・ゾーン近くでスンニのワハビ派とサラフィ派を非難


◆スンニ派ワクフ委員会がスンニ派148人の殺害を報告
  米軍の目の前で荒れ狂ったシーア至上主義者の暴力で
Sunni Waqf Board reports 148 Sunnis killed in Shi‘i sectarian rampage,
carried out under eyes and ears of US occupation troops

 スンニ派ワクフ委員会(宗教施設・財産の管理団体)の関係者は、バグダ
ッドおよびイラク南部で神聖を汚され略奪され焼かれたスンニ派モスクの数
が100に達したと発表した−−イスラム・メモが23日午後8時50分の
速報で伝えた。

 イスラム・メモ通信員は、多くのスンニ派もすくが親米シーア派のバドル
旅団によって占拠されたという関係者の証言を報じた。

 その情報源によると、「スンニ」であるという口実のもとに、聖典コーラ
ン(クルアーン)の写本1500以上が汚されてモスクの外に投げ出され、
踏みにじられた。

 シーア至上主義者の暴力が荒れ狂ったなかで殺害された無実の市民の数は
148人にのぼり、そのうちの40人はイスラム法学者とイマームだった。

 23日午後1時10分の速報では、イスラム・メモのバグダッド通信員が、
シーア派民兵はさらに多くの攻撃を準備中と言われていると報じた。シーア
派の宗派主義にもとづく暴力は、イラクを宗派によって分裂させるというア
メリカとその傀儡政権の利益に奉仕しており、その騒乱はアメリカ軍や傀儡
政権の治安部隊によって妨げられることもない。特に後者は、実際に、しば
しば宗派主義者の襲撃に参加している。

 スンニ派の宗教団体は民兵たちの宗派至上主義による襲撃作戦において米
占領軍が共犯であると非難した−−イスラム・メモが報じた。スンニ派住民
はモスクを守るために小型兵器さえも携帯することを許されないのに、民兵
たちは米軍にとがめられることもなくバグダッド中を重武装して徘徊してい
るのだ。

◇バドル旅団の武装民兵がスンニ派モスクを占拠


◆ドーラ地区でレジスタンス戦士がバドル旅団と戦闘
Resistance fighters battle pro-American Badr Brigade gunmen

 イスラム・メモは23日午前10時20分の速報において、22日から翌
日にかけての夜間、バグダッド南郊ドーラ地区で激しい戦闘があったと伝え
た。イラク・レジスタンス戦士が親米バドル旅団と戦った。

 イスラム・メモのバグダッド通信員は、レジスタンス戦士が内務省治安部
隊の制服を着たバドル旅団の一団を攻撃したのが戦闘の最初だ、というドー
ラ住民の目撃証言をレポートした。この一団は、ドーラの中心部にあるマハ
ディヤ地区近くで、スンニ住民の民家攻撃を計画していた。レジスタンス戦
士が彼らを阻み、バドル旅団の車両3台を破壊した。新米バドル旅団の武装
した15人が殺され、残りは現場から逃亡した。


◆アンバル州 Al-Anbar Province
 ◇ラマディ: 米軍司令部にレジスタンスがミサイル攻撃
 ◇ファルージャ: シーア至上主義者が6人の若者を殺害
   −−犠牲者はバグダッドに果物と野菜を運ぶトラック運転手
 ◇ファルージャ: 道路脇爆弾で米兵2人死亡
 ◇ 同 : 米・イラク軍が家から家への急襲・拘束作戦

◆サラハッディン州 Salah ad-Din Province
 ◇ティクリート: レジスタンスの爆弾が警察パトロールを襲う
 ◇サマッラ: 誘拐されたアラビヤTV記者、死体で発見

◆ディヤラ州 Diyala Province
 ◇バクーバ: レジスタンスの爆弾が国家警護隊を襲う
 ◇ 同 : レジスタンスの爆弾で米兵が負傷

◆タミン州 At-Ta’mim Province
 ◇ハウィジャ: レジスタンスの爆弾が米軍車列を爆破
 ◇ 同 : 道路脇爆弾で米兵2人死亡

◆ニネベ州 Ninwa Province
 ◇タルアファル: 米軍の目の前でバドル旅団がスンニ派モスクを襲撃

◆ニネベ州 Ninwa Province
 ◇サマワ: バドル旅団が部族指導者と避難中の家族7人を殺害

◆ナジャフ州 An-Najaf Province
 ◇バドル旅団とマフディ軍がスンニ攻撃の志願者募る

◆バスラ州 Al-Basrah Province
 ◇宗派主義者の騒乱後、バスラは不安な一夜明かす


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☆★バグダード・バーニング 2月23日 緊張状態・・・
  http://www.geocities.jp/riverbendblog/
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 ・・・ 今朝私たちはイラク治安部隊の制服を着た男がそのモスクに入っ
て来て爆発物を起爆させたというニュースで目が覚めた。モスクはほとんど
修復不可能なまでに破壊されたということだ。恐ろしくて心臓が破れそうだ。
朝からバグダード中では発砲騒ぎだ。この近所の通りが不気味なほど静かで
人影がなかったけれど、私たちみんなは、刃の上に居るような緊張を感じて
いた。 ・・・

 (全文は上記URLでご覧ください)

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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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