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「ブッシュ親子」さんへ:イランが次に攻撃される理由が、既にユーロ建て石油取引に変えたから、ではないのでは?
http://www.asyura2.com/0601/war78/msg/738.html
投稿者 アタカモ星人 日時 2006 年 3 月 02 日 05:17:28: 4hgi2ygBOJN32
 

ブッシュ親子様レス感謝です。
あなたのこの以下の投稿
http://asyura2.com/0601/war78/msg/558.html

で次のような記述が見えます。
「そうなんです。イラクのフセイン政権は、原油取引をドル建てからユーロ建てに変更してしまったのです。そして、チャベスの率いるベネズエラの反米政権も、「ホロコーストは神話」と真実を暴露して物議を醸しているアハマディネジャド大統領のイランも、同様に産油国であり、原油取引をユーロ建てに切り替えてしまった点でフセインと共通しているのです。『世界の原油取引がドル建てからユーロ建てに移行してしまう』ことが、米国経済の破綻に直結する危機を生んでいるのです。だから、ブッシュ・ユダヤ人政権は、「仲間内の便利な過激派」であるビン・ラディンと「協力」して、911内部犯行テロを敢行し、それを口実にイラク侵略を行ったのです。『原油のドル建て取引』を維持するために。しかし、『ユーロ建て原油取引』の流れは、イラク侵略だけでは止められそうにありません。そこで、イランを戦争に引っ張り出し、「米国のドル支配に反抗するやつらは.....破滅する。」ことを中東の産油国に教えてやろうと企んでいるようです。イランが見せしめに使われる模様です。一方で、ベネズエラでは、CIAがクーデター騒ぎまで引き起こしており、「原油のユーロ取引」を続けるチャベスを引き摺り下ろそうと必死になっています。CIAは、本来ウォール街のユダヤ資本の私兵集団ですから、ロックフェラーのための政変捏造など、「通常の業務範囲」のことです。」


ブッシュ親子さんに以下問い合わせです。

(月) イランが石油取引を既にユーロ建てにしてしまった、アメリカとしてはこれをドル建てに戻させたい、これが今度イランに戦争を仕掛ける理由だ。こう判断するに際して参照された主要英語文献を示していただけませんか?
(火)  911事件の目的はイラクが石油取引をドル建てにしたことを元に戻すためだったと判断するに際して参照された主要英語文献を示していただけませんか?
    

こういうことをいっている言論人がいるのでしょうか?そうした言論人の判断材料を確認できればと思います。

(水)あなたの論述ですと、ドル機軸体制をイラク、ベネズエラ、イランなどOPEC諸国が切り崩しにかかることを抑止することが、911、イラク戦争イラン戦争のパワーエリートの動機だとのことですが、  ロスチャイルドなどユダヤ系金融資本家が、EU(欧州統合国家)を立て、ユーロ紙幣の発行を決めた段階で、ドルの基軸通貨としての体制が弱体化する、つまり米国が弱体化することは、自明の流れだったはずです。つまり、ユダヤ金融のパワーエリート自体が、米帝国維持より、むしろ、米帝国衰弱を選択したことになりませんか?あなたは矛盾していませんか?

米国がイラン戦争を仕掛ければ膨大な戦争資金をFEDから借りなければならず、この借金が、さらに、ドルの国際的信用力を下げ、世界がユーロに向かうという負のスパイラルがあることを米国政府は認識しているはずです。それでも、イラン戦争を始める真の動機は何であるとお考えですか?

(木)あなたの書き物で、シオニストでないユダヤ人とシオニストであるユダヤ人を一切区別せず、一括してユダヤ人として論述しています。その理由をお知らせください。あなたが参照に引いている英語文献でも、みな、これらを峻別していますし、英語の言論界ではこれを区別するぞうになっています。
(金)あなたが憎んでいるのはユダヤ人という文化・民族グループだとして、そうすると解決策は、ユダヤ人を皆殺しにせよということですか?あなたの論述に一貫して流れる論理と感情は、そんな印象を受けていますがいかがでしょう?


梵天さま、情報ありがとうございます。イラクは2000年11月、石油取引の支払いをユーロで請求し始めました。ただし、これは特定の歴史的文脈での理解が必要になります。フセインイラクは1990年にクエートに侵攻しました。第一次湾岸戦争の結果フセインは国連から石油輸出を制限されました。90年代を通じて、イラクは外貨が得られず、国民が生活資材に困窮しました。で、国連で、人道的観点からロシア、フランス、中国などが、イラクへの制裁を解くべしと主張、対する英米はこれに強硬に反対。妥協策として出てきたのが、OIL FOR FOOD PROGRAM、つまり、生活資材を購入できるに必要な範囲でのみ、限定的に石油輸出を許可するというものでした。結局これが認められ、イラクは、あくまで限定的な石油量についての販売が許可されました。しかも、売り上げの半分は国連に収めるようになっていました。フセインはしかし、これをユーロで受け取りたいとしました。石油輸出を停止する手段を以ってこれを訴え、国連は最終的にこれを容認しました。イラクのユーロ建て石油取引は、このような歴史的環境があっての、国連つまり国際社会が容認した、しかも著しく制限された範囲のものでした。死活をかけており、かつ国連容認でのイラクと、ベネズエラやイランが、石油をユーロ建てにしようとするのと並列で論じることが必ずしもいえないと思います。


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