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QアンドA: イランの核開発|アルジャジーラ
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投稿者 white 日時 2006 年 4 月 13 日 16:30:54: QYBiAyr6jr5Ac
 

□QアンドA: イランの核開発|アルジャジーラ

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1847961/detail

QアンドA: イランの核開発

 【アルジャジーラ特約12日】イランが核保有国入りを発表したが、アルジャジーラは。こうしたイランの動きがどうして懸念を呼び起こし、なぜ、イランの大統領が核燃料技術の開発を自国固有の権利と主張するかについて展望してみた。

▼イランの現在の核能力とは?

 イランはこのほど、核燃料を生産開始できるレベルにウランを濃縮することに成功したと発表した。同時に、イランはこれまで、自国の核研究は平和目的であって、単に電力需要の増大を満たす観点で行われていると繰り返し言明してきた。

 イランは、すでに50年近くにわたって核開発計画に取り組んでおり、最初の原子炉購入は1959年であった。当時の支配者、パーレヴィー国王は、1990年代までに原子炉23基を建設する計画であった。

 当初は核兵器計画を実行する密かな試みとはみられていなかったが、国際原子力機関(IAEA)は2002、2003の両年の調査によって、イランが核施設と核原料を保有していることを明らかにし、国際的な懸念を招いた。

 2002年まで、ナタンツのウラン濃縮装置とアラクの重水炉とは、IAEAの認識の外に置かれていたのである。

 それに続いて、イランがナタンツの核濃縮工場に対する国連監視チームの封印を解いて、同工場を再開する動きを示したことは、国際的な非難を呼んだ。

 ウランの濃縮は気体遠心分離装置によって可能だが、ラフサンジャニ国家評議会議長(元イラン大統領)によると、イランは現在、164基の遠心分離器を連結して作業を行っている。ただし、専門家は、濃縮ウランを製造規模で生産するには、1000基以上の遠心分離器をもつ生産設備が必要だとしている。

 イランは核拡散防止条約の署名国である。

▼核装置が懸念の対象となる理由

 イランが核能力を持つという意味は、核施設ないし核兵器を保有していると知られている10カ国の小グループに仲間入りするということである。

 イランは、核濃縮作業を続けることによって、4月28日までにその作業を停止するよう要求している国連安保理の決議を無視することになる。

 アハマディネジャド・イラン大統領は、ウラン濃縮度はすでに民用エネルギー目的に使うことができる核燃料を製造するに十分な3・5%に達したと言明している。

 しかし90%前後という高濃縮ウランは核兵器に使用できるし、多くの観測筋は、それがイランの究極の目的ではないかと懸念している。

▼イランは核兵器を保有しているか?

 イランが核兵器に転用できる核物質を生産するには、まだ数年はかかるとみられているが、米国防情報局(DIA)は、イランでは向こう10年間のうちに核兵器の製造が可能であると述べている。

 アハマディネジャド大統領は、目的は産業レベルまでのウラン濃縮であると言明、イランの核保有目的に懐疑的な方面の懸念をさらに増大させている。

 こうした核濃縮が可能になるには、さらに数千基の遠心分離器が必要だが、イランの核事業の最高責任者は、2006年末までに3000基を稼働させるのが目標であると言明した。

 もしイランが核技術を開発すれば、他の諸国もその先例に従う恐れがある。

 北朝鮮は1997年に核濃縮計画を開始し、2005年には核爆弾を製造したと述べたが、その数は明らかにされなかった。

 イランに対しては、もし核武装すれば、中東地域を不安定化させ、イスラエルとの緊張が激化する心配がある。

▼なぜ国際社会は恐れるのか?

 イランの核の脅威をなくそうとする動きの中で、ロシアは濃縮ウランを自国で製造して提供することをすでに提案した。イランはまだ、この提案を受け入れておらず、自国で濃縮技術を修得したいというイランの持論からいって、受け入れることはなさそうだ。

 イランの現在の核戦略はイラン・イラク戦争後、最初に案出され、その中には2025年までに1000メガワット規模の原子力発電所7カ所を建設する計画が含まれていた。豊富な石油・天然ガスの埋蔵量をもつ国としては、余りに野心的すぎると見る向きもあった。

 2005年1月、イランは1987年にパキスタンの核科学者、カーン博士が率いる取引ネットワークからウラン濃縮用遠心分離器の運転開始用手引き書を提供されたことを認めた。パキスタンの核兵器開発の父といわれるカーン博士は以前にも、北朝鮮に対して核技術を供給し、助言しようとした。

 同年5月、イランは、カーン博士の組織が自国に核兵器用の部品の製造、組立に関する情報を提供したことを認めた。

▼今後、どうなる?

 イランがウラン濃縮を続行する場合、さまざまな対応が考えられる。

 IAEAは、イランがウラン濃縮作業を完全に中止せよという要求に応じたのかどうかについて、4月28日に国連安保理に報告することになっている。

 どうもそうなりそうな形勢だが、もしイラン政府が応じていなかった場合、米国と欧州は、ロシアと中国が反対している対イラン制裁を発動する方向を推進するであろう。

 イランが、昨年夏、核濃縮計画の一時的中断をやめた後、欧州との会談も放棄された。

 米国のブッシュ大統領はイランの核技術開発に一貫して反対の立場を取っている。同大統領は、できれば外交的に問題を解決したいと望んでいるが、軍事的な選択もはずしていないことを明言している。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)


2006年04月13日16時09分

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