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イラクの米軍は駐留を続けるか?/トロント・スター [イラク情勢ニュース]
http://www.asyura2.com/0601/war79/msg/744.html
投稿者 white 日時 2006 年 3 月 26 日 23:58:12: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラクの米軍は駐留を続けるか?/トロント・スター [イラク情勢ニュース]

 http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001181

2006/03/25(土)

[飛耳長目録 today'snewslist]

☆イラクの米軍は駐留を続けるか?  AreAmericansinIraqtostay?


 どちらかといえば米軍サイドからの筆使いではあるが、イラク駐留米軍
の大幅削減はしたいが、永久基地は残したいという米国政府の思惑とそれ
を裏づける現実のことを示すために、やや長いが全文を紹介する。ただし
言うまでもないが、駐留軍削減にしろ永久基地の建設にしろ、その環境が
米国の思惑通りに整うかどうかは既に泥沼化している事態が示すように、
米国指導部に決められることではない。 (訳者からのコメント)


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☆★イラクの米軍は駐留を続けるか?  AreAmericansinIraqtostay?
  巨大基地の拡張は長期駐留を狙っての軍事拠点づくりか
トロント・スター 2006年3月22日 
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http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Layout/Article_Type1&c=Article&cid=1142981411985&call_pageid=968332188492&col=968793972154&t=TS_Home

チャールズ・ハンレイ AP記者

 この記事は記者がイラクの米軍基地でエンベッド取材した2週間と、それ
以前から取材していた米軍工兵部隊へのインタビューをもとに書いたもので
ある。

 バラド米軍基地(イラク)発:

 分量5万6000立方メートル、長さ1キロ半におよぶコンクリートの敷
地は、真昼の日差しがギラギラト照りつけるなかに視界の果てまで続き、今
では米軍ヘリ120機の常駐基地となっている−−米国内のどこと比べても
劣らない「ヘリ駐機場」だ。

 他の巨大米軍基地といえば、イラク西部の砂漠地帯にあるアル・アサド基
地ではバーガー・ショップやピザ・ハウス、自動車販売店、信号、交通規制、
道路を走りまわる二輪の若者などがいて、アメリカ人の町を1万7000人
の兵士と労働者が行き交っている。

 3番目の基幹基地は南に下ったタリルで、米軍は6000人の飛行士と地
上兵士の食事をまかなうために,新たな食堂建設を計画中である。

 イラクの米軍は駐留を続けるのか? 空軍の整備兵ジョシュ・レミーはバ
ラドを見渡してそれを確信している。

 「ずっといるだろうと思ってる」−−ペンシルベニア出身の19歳の飛行
士が基地を訪れた記者に語った。

 イラク国民も同じ疑惑を抱いている。大多数が調査員に、米軍撤退の時刻
表を見たいものだが、ワシントンの米国政府は軍事基地をイラクに確保する
計画だと思うと語った。

 そしてブッシュ大統領は昨日(21日)ワシントンにおける記者会見で、
「イラクに米軍駐留が必要なくなる日は来るか?」と質問された。

 ブッシュはこう答えた: 「もちろんそれを目指している。しかし、それ
は将来の(米国)大統領と将来のイラク政府が決めるだろう」と。

 米軍がイラク戦争4年目に入って、最初はフセイン打倒であったものが、
今ではイラクの反政府勢力と戦うようになり、イラクにおけるアメリカの将
来像はますます疑わしいものとなっている。

 暫定首相であるジャファリは外国軍の永久基地に反対すると述べた。広範
な米国世論もそれに反対している。米軍の元中東司令官で米軍のイラク侵攻
時には評論家だったアントニー・ジニ将軍は、そのような永久基地は「愚か
な」挑発だと語った。

 しかしイラクのような騒乱状況のなかでは、ものごとは「ノー」から「た
ぶん」あるいは「イエス」にさえ変化しうる。

 バグダッドで多数を占めるシーア派ムスリムは、反政府的なスンニ派ムス
リムに対抗して長期に米軍の保護を求めるかもしれない。米政府は、例えば
イランとの紛争では、戦略的な先鋒となることで政治的なリスクを負うかも
しれない。

 駐イラク米国大使ハリルザトは、他の米当局者とともに、永久基地を求め
るとは断言してない。しかし海外の他の米軍基地では、長期駐留は「永久基
地」とは違うもので、米国の公的立場は慎重に言葉が選ばれている。

 ペンタゴン米国防総省の国際安全保障担当広報官ジョー・カーペンター海
軍少佐は、数週間内には編成されるであろう新イラク政府が発足されるまで、
永久基地化計画について議論するのは「不適切」だろうと語った。

 米国防長官ラムズフェルドは、12月のイラク訪問中に海兵隊員から「永
久的な駐留任務」について質問され、非公式に、それは「興味深い質問だ」
として許可した。ラムズフェルドはもし「刻限以上に彼ら(イラク政府)が
われわれの助けを興味を持つなら」、新しいバグダッド政府から提案される
だろうと語った。

 ワシントンでは、イラクの法学者フィービ・マルが興味深い表現をした。
「もし彼ら(米国)が基地計画を持っているなら、彼らはそういえばよい」
と彼女は言った。「私は『基地は要らない』という言葉を聞きたい」と。

 まさに今聞こえてくるのは、コンクリートを注入する音である。

 2005年から06年にかけて、米軍がアナコンダと呼ばれるバラド基地
その他の施設を強化するため、ワシントン(米国政府)はイラク駐留米軍の
建設予算に10億ドルを承認/提案した。

 彼らは昨年3月に保持していた110ヶ所の基地のうち、既に34ヶ所か
ら撤退した、と米軍司令部で基地強化計画を担当するリー・イングリッシュ
少佐が話した。

 おそらく米軍削減につがる都市からの米軍撤退は、しばしば市内で道路脇
爆弾の標的とされてきた米軍兵士の顔を少なくするだろう。最も近い街から
でも15キロ離れているアル・アサド空軍基地の将校は、昨年10月以降は
ゲリラによる迫撃砲攻撃やミサイル攻撃を受けなかったと説明した。

 アル・アサド基地はもっと周囲から隔絶されたものになるだろう。提出さ
れているイラク作戦の2006年補正予算は、無人地帯の拡大と基地周辺の
防御フェンス建設のために740億ドルを提案した。49平方キロにおよぶ
広さのために、多くの者は基地に近づくのに黄色あるいは青色のバス通りを
利用するか、客でごったがえす売店で自転車を購入することを迫られる。

 タリルでは、1400万ドルの食堂建設のほかに、アリ空軍基地がハイテ
クで管理する門を備えた2重の安全フェンスと警備塔そして堀をめぐらすた
めに、2200万ドルを要求している。

 バグダッドの北約60キロに位置する元イラク空軍大学のあったここバラ
ドでは、3600メートルの滑走路2本がイラクで展開される米軍の全作戦
のための戦略拠点となっていて、昨年、大規模な増強が始まった。

 大型輸送機C−5の駐機用に1600億ドルのランプを建設するため、バ
ラドのコンクリート工場9ヶ所にトラック3万1000台分の砂と砂利が運
ばれ、1600億ドルをかけてC130輸送機用ランプ、そして2800億
ドルの巨費を投じてサッカー場13面分の長さを持ち攻撃用、輸送用、偵察
用のヘリであふれる主要ヘリコプターのランプが建設された−−整備兵が説
明した。

 救急医療と緊急発進用の航空機のために、滑走路の脇には4つ目のランプ
建設にさらに大量のコンクリートが運び込まれている。

 この基地で空軍整備部兵部隊の指揮官をつとめるスコット・フーバー中佐
も、バラド基地の寿命を延ばすための2つの重要プロジェクトに注目してい
る−−2本の滑走路には新たに永久的な照明を取りつけ中であり、片方の滑
走路の1キロにおよぶ弱点ヶ所が取り替えられつつある。

 これができあがると、「必要なだけ使える」とフーバーは言った。10年
でもか? と尋ねられると、フーバーは、「そう言える」と答えた。

 フライト・ラインから離れると、交通渋滞と新たに植えられたヤシの木の
なかで、文民と米軍兵士数千人を含めて2万5000人と見積もられる兵士
のためには36平方キロのバラドで生活は改善されている。

 彼らはオリンピック競技サイズのプールとシャンデリア付きの映画館をイ
ラク軍から受け継いだ。彼らは五つの食堂にあるアイス・クリーム・カウン
ターでお気に入りのバスキン・ロビン風味を注文できるし、軍の売店が経営
する自動車販売店では本国の家に届けるためにフォード、シボレー、ハーレ
ー・ダビドソンを安値で買うこともできるのだ。

 この基地司令部でおこなったインタビューで、米空軍のイラク戦術司令官
フランク・ゴレンク准将は「バラドはすばらしい基地だ」と語った。

 バラドは米軍長期駐留の主役たりうるか?

 「いつかきっと」と第332飛行遠征軍司令官であるゴレンクが答えた。
「しかし、誰かがそう言わないかぎり、どの基地にも責任はない」。

 対ゲリラ戦においては、バラドの地の利は数分のうちに標的に対して飛行
機を飛ばし攻撃させることができる。それに、石油の豊富な中東における米
軍のプレゼンスを補強するという意味で、イラクの基地はペルシャ湾の空母
にも都合が良い−−ベテランの国防分析官が説明した。

 「空母にはパンチ力が欠ける」とジョージ・ワシントン大学のゴードン・
アダムスは指摘する。「陸上基地の基盤設備には大きな利点がある。イラク
に基地を持つことの意味は戦略的にはそれがすべてだ」。

 米陸軍と空軍の工兵部隊は、米軍司令官に確固たるイラク基地を提供し、
政治家に選択肢を与えるために、わき目もふらずに働いている。

 2003年、バラドに進撃した最初の工兵部隊は始めから長期的視点を持
って、テント生活から現在の空調の効いたトレーラーでの生活へ、さらには
2008年までにコンクリート・ブロックづくりへと、10年計画を描いて
いる。

 誰一人としてそのような次のステップを確認していないが、バラド基地の
『マスター・プラン』(詳細は不明)は、アル・アサドとタリルそして四番
目の大規模基地アル・カヤラーのモデルとなりうる完成に近づいている。

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