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イラク、パレスチナ問題で無能さ露呈 アラブ連盟首脳会議に広がる失望感|アルジャジーラ
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投稿者 white 日時 2006 年 4 月 04 日 09:43:02: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク、パレスチナ問題で無能さ露呈 アラブ連盟首脳会議に広がる失望感|アルジャジーラ

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1822900/detail

イラク、パレスチナ問題で無能さ露呈 アラブ連盟首脳会議に広がる失望感

 【アルジャジーラ特約3日】アラブ連盟(21カ国・1機構)の第18回首脳会議が3月28、29両日、スーダンの首都ハルツームで開かれたが、直面しているイラク情勢およびパレスチナ問題について、有効な具体策を打ち出せぬまま閉幕、アラブ域内には今、同首脳会議への失望感が広がっている。

 今回の同首脳会議が開かれたハルツームは、第3次中東戦争(1967年6月6日勃発)から2カ月後の同年8月に、第6回アラブ連盟首脳会議が開かれたことで知られる。

 この第6回会議では、同戦争でイスラエルに敗北したにもかかわらず、アラブ連盟の首脳たちは@和平の拒否A交渉の拒否Bイスラエル承認の拒否――の3つの「拒否」を打ち出し、世界に不屈の精神と次なる戦争への勝利に向けた強い姿勢を示した。 

 この首脳会議を主導したのはナセル・エジプト大統領だったが、同大統領が1970年9月に死去した後も、エジプトは73年10月に、スエズ運河を越えてイスラエルに奇襲攻撃を敢行(第4次中東戦争)、アラブ側に対イスラエル戦で初めての勝利をもたらした。

 1980年代まで続いたアラブ連盟の団結がほころびを見せたのが1990年のイラク軍による隣国クウェート侵略だった。ここで問題となったのが、事態収拾に向け外国軍の協力を得るのか、それともアラブ連盟の団結を維持するかだった。同問題をめぐる確執は現在もなお続いている。

 アラブ連盟は2002年、ベイルートで首脳会議を開いたが、これに対しイスラエルはアラファト・パレスチナ自治政府議長がパレスチナの地から出ることを認めず、同会議への出席を拒んだ。

 それだけでなくイスラエルは同会議開幕の翌朝に、ヨルダン川西岸地区の都市を攻撃する行動に出た。だが、首脳会議はこれに沈黙を通しただけでなく、イスラエルとの和平姿勢を変更することもなかった。この結果、アラブ地域には首脳会議に対し、大きな失望感が広がった。

 今回のハルツーム会議では、1967年の精神に戻り、新たな3つの「拒否」を打ち出すことが期待された。新3つの「拒否」とは、@パレスチナ人民の民主的選択を無視することへの拒否A集団的懲罰への拒否B一方的な国境線画定への拒否――だった。 

 しかし、首脳会議はアラブ世界が直面しているこうした危機に対し、具体的な行動指針を打ち出さないまま閉幕してしまった。最も注目されたパレスチナ、イラク両問題への有効策は何も決められなかったのだ。

 その結果、アラブ各地から首脳会議への批判が相次いで出ている。パレスチナ解放人民戦線(PFLP)のマヒル・タヒル氏は「アラブ連盟は現状で必要な行動、挑戦を回避した」と指摘した上で、「残念なことに、アラブ連盟は崩壊し、アラブの敵と戦う強い姿勢を失った」と失望感を表している。

 タヒル氏はさらに、「何としても具体的な行動策を打ち出してほしかった。あいまいな声明や意味のない勧告などには飽き飽きした」と不快感を強めている。

 また、ロンドンに本拠を置くアラブ紙のアブド・バリ・アトワン編集局長も「今回の会議は、スーダン政府が拠出した巨額の費用に見合った成果を全く打ち出せなかった」と皮肉っている。

 アトワン編集局長は続けて、「会議はアラブ諸国が抱える問題への対応、解決に何ら寄与しなかった」とも批判している。

 アラブ連盟は20世紀に見せた強い「政治力」を、今や失っているようだ。イラクの民族主義者であるワミド・ナドフミ氏は「エジプト・イスラエルの和平協定(1979年)以降、アラブの団結が弱体化し、既に回復不能な状態になっている」との厳しい見解を示している。 

 ナドフミ氏はさらに、「今回の首脳会議はスーダン・ダルフール問題への資金援助を決めたものの、ハマスへの資金援助をどうして決定しなかったのか。大国と呼ばれる国家の気分を損ねたくないからだ」と批判。

 また、首脳会議がイラク問題に何らの対抗策も示せなかったことに、アラブ世界には大きな失望感が広がっている。これについてナドフミ氏は「フセイン元イラク大統領の誤りを域内で解決することなく、米国をはじめとする外国軍にその任務を委ねてしまい、アラブ連盟はその弱さを露呈してしまった」と酷評している。

 ナドフミ氏は続けて「アラブ連盟の首脳たちはなぜ、毎年会議を開いているのか。彼らは自らの無能さを分かっていないのだろうか。イラクは今や外国軍に侵略され、その恩恵を受けているのは米国とイランだ」とまで述べている。

 そして最後にナドフミ氏は「今回のハルツーム会議ではアラブの首脳たちが1967年の精神を取り戻してくれると期待したが、裏切られた。こんなにも無能力な首脳会議であるなら、もう開く必要もない」と指摘、同首脳会議への失望感をあらわにしている。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)


2006年04月03日21時36分

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