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軍事ジャーナリストは「普天間移転問題での滑走路は「軍事上の理由」から角度調整で決着」と見た。
http://www.asyura2.com/0601/war79/msg/985.html
投稿者 ミスター第二分類 日時 2006 年 4 月 06 日 00:26:27: syFUAx3Wc1pTw
 

出典 http://www.kamiura.com/new.html

軍事ジャーナリスト 神浦 元彰氏のHPから
普天間移転問題で滑走路は「軍事上の理由」から角度調整で決着するの見通しが掲載されています。

普天間移転で結論出ず「次回決着」では一致

[概要]額賀防衛庁長官と島袋名護市長は4日夜、防衛庁内で約2時間半会談し、合意はされなかったが、次回協議で決着させることで一致した。
会談後、額賀防衛庁長官は「新しい提案をしたわけではない」と語った。一方、島袋市長は「(海上に)ずらす、ずらさないではなく、市側は辺野古、豊原、安部の3地区の上空を飛ばないように要請している」と語った。次回協議の日程は今後調整される。

[コメント]この記事で他紙の記事にはない重要なことが2点ある。
まず双方が次回協議で決着に合意したという部分である。
さらに島袋市長が”埋め立て”にこだわらない姿勢を示したことである。

3地区の上空を飛ばないだけというなら、滑走路の角度を変更するとかの”微調整”で可能となる。

滑走路の角度を逆時計方向に10度ずらして、東北に向けば、私が最初に推測した”ゴルフ場(リゾート施設)”の上空通過コースに重なる。

すなわちこのゴルフ場こそ、有事(戦争)の場合に対空部隊が移駐して展開する地域となる。
全国の軍用滑走路の延長線上に付近にゴルフ場や広い公園があるのはそのためである。

また陸自や空自の対空ミサイル部隊が移動式なのは、有事の際に滑走路延長線上のゴルフ場や広い公園に移駐するためである。

 なぜ滑走路の延長線かといえば、敵の航空機が滑走路を攻撃する場合、攻撃がし易いように滑走路に沿った角度で飛来してくるからである。
それを真正面で対空ミサイル(高射機関砲)を発射したり、攻撃後に飛ぶ去る背後から対空ミサイル(高射機関砲)を発射するためだ。
間違っても敵の航空対地攻撃は滑走路に対し直角に行われることはない。

滑走路の幅が狭くて爆弾を滑走路に命中(破壊)させることが出来ないからだ。

 このように軍事常識で考えるなら、防衛庁側が示した10度ずらす案(微調整案)は新設される基地を軍事価値の高い基地に格上げすることになる。

これは防衛庁の妥協案ではなく、最初から計算された修正案という真相が隠されている。

 私がこのことに気がついたのは、辺野古地区が載った25000分の1の地図(地形図)を購入した時である。
この地図は平成17年11月に更新されている。まさにこの問題を受けて地図情報が最新なものに更新されたのだ。
この地図を見て、予定されているキャンプシュワブ沿岸で新しい航空基地を建設した場合、大浦湾を挟んで東北にあるゴルフ場の存在に気がついた。
航空基地を作る場合、このゴルフ場を活用することは絶対条件になる。

そのことに気がつかないで防衛庁が最初の基地設計図を描き、その後、ゴルフ場の軍事価値に気がついて”微調整”で修正した可能性もある。

 以上のことはこのホームページを見ている方ならご存じと思う。
そこであえて今回の協議の結論を言うが、私は名護市が要求する”沖合埋め立て”は無理と確信する。
辺野古の沿岸の海を埋め立て、沖縄の環境(自然)を破壊する案は絶対に進まない。
また県知事の埋め立て許可を受けることも難しい。また、そのようなハイリスクを賭けて基地を建設する価値がない。それは軍事を知らない外務省官僚程度の頭脳が考えることである。今でも防衛庁が「微調整案」に強気なのはこのためである。

 これでこの問題の落とし所は見えた。次回の協議で交渉は妥結すると思う。もし双方が妥結に失敗すれば、この基地は第2の成田問題に発展する。外務省は黙れ。

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