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□カナダ警察、おとり捜査でテロ計画犯17人を逮捕＝未成年者5人も [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2045798/detail?rd
カナダ警察、おとり捜査でテロ計画犯17人を逮捕＝未成年者5人も
【ライブドア・ニュース 06月05日】− AP通信によると、カナダの警察当局は3日、爆弾テロを計画していたとして、5人の未成年者を含む17人を逮捕したと発表した。地元紙トロントスターが4日付で報じたところによると、容疑者は国際テロ組織アルカイダに刺激されたグループで、おとり捜査を進めていた警察が2日、爆発物の材料となる硝酸アンモニウム3トンを犯人グループに渡したところで、一斉に突入し、摘発した。3トンの爆弾原料は、1995年に168人の死者、800人以上の負傷者を出した米オクラホマ州の連邦ビル爆破の3倍の威力を持った爆弾に匹敵する量だった。
逮捕されたのは、19―43歳の12人と18歳以下の未成年者5人。いずれもカナダ国籍を持つ一般市民か外国人居住者で、失業中のものから大学卒業者まで社会の幅広い層にわたっている。成人はトロントやミシサーガ、キングストン、オンタリオに在住。このうちミシサーガ在住の容疑者2人の弁護士ロッコ・ギャティー氏によると、1人は、カナダ生まれのアーマド・ガーニイ（23）容疑者で、マックマスター大学の卒業生。父親はトリニダード・トバゴから1955年に移民した医者という。
もう1人はエジプト出身のシャリーフ・アブデルハルーン（30）容疑者。10歳の時に家族とともに移民したコンピューターのプログラマーで、原子力発電所の設計などをするアトミック・エナジー・オブ・カナダの仕事を請け負っていた。
マイケル・ウィルソン駐米カナダ大使は、米CNNテレビとのインタビューの中で、当局筋の情報として、捜査は2004年に始まったと示唆した。警察当局によると、9・11米同時多発テロの後に反テロリズム法を制定して以来、最大規模となる約400人を投入したテロ防止捜査になったという。【了】
ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者／em
(参照：http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年06月05日15時12分
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