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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/04/18
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/255.html
投稿者 white 日時 2006 年 4 月 21 日 13:07:20: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/04/18

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107190297?page=1#107190297

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/04/20 (木)

         ※ きょう紹介する主な内容 ※

 ◆アザミヤ攻撃に住民とレジスタンス戦士が反撃

☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年4月18日付
 ◇米軍がアザミヤ地区への攻勢に着手
 ◇狙撃の名手が傀儡治安部隊の大佐を射殺
 ◇親米シーア派民兵がアザミヤ突入を図る
 ◇アザミヤ防衛を援助しようとイラク各地から志願者が到着
 ◇住民がシーア派民兵のアブ・ハニファ・モスク砲撃を阻止
 ◇住民とレジスタンス戦士が新たな襲撃と戦う
 ◇住民とレジスタンスの反撃に遭いシーア派民兵が逃亡

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□イラク・レジスタンス・レポート 4月18日 火曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Tuesday, 18 April 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0406/iraqiresistancereport_180406.htm

◆バグダッド Baghdad

◆米軍がアザミヤ地区への攻勢に着手
US launches offensive on defiant al-A‘zamiyah district

 イスラム・メモは18日午前11時25分の速報において、北バグダッドの
アザミヤ地区では、その時刻も、イラク・レジスタンス戦士と米軍および傀儡
イラク軍との間に激しい戦闘が発生していると伝えた。

 イスラム・メモ通信員はアザミヤ住民の目撃証言として、米・イラク合同軍
が住民の大量拘束を遂行するために同地区を襲撃しようとして、戦闘が18日
朝に勃発したとレポートした。銃器とパイプ・ロケットで武装したイラク・レ
ジスタンス戦士は、地元住民のなかにまじって、アメリカ軍の指揮する襲撃に
抵抗した。

 スンニ派住民が多数を占めるアザミヤ地区は、そこに突入しようとしたシー
ア派民兵と傀儡(かいらい)治安部隊の試みに地元住民が抵抗し、前日17日
の夜明け前から夕方まで激しい戦闘が荒れ狂う現場となった。このシーア至上
主義の民兵と治安部隊は、拘束された多くのスンニ派住民を誘拐して野蛮な拷
問で殺害したことで悪名を馳せた。17日夜に同地区を包んでいた嵐の前の静
けさは、米軍がシーア派民兵を攻撃の先兵に仕立てた18日朝に破られた。


◆狙撃の名手が傀儡治安部隊の大佐を射殺
Sharpshooter kills puppet “Shock Troop” colonel in al-A‘zamiyah

 イスラム・メモは18日午後1時30分の速報で、イラク内務省の治安部隊
マガウィルの高級将校が先ほど、アザミヤ地区ラギバト・ハーツンにおいて、
狙撃手の銃弾に倒されたと報じた。

 イスラム・メモの通信員は市内の情報提供者の話として、狙撃手は治安部隊
が駐屯した場所近くにある建物の屋根に陣取っていたので、治安部隊の大佐を
射殺することができたと伝えた。この大佐は親米シーア派の民兵バドル旅団に
おける指揮官をも兼任していた。


◆親米シーア派民兵がアザミヤ突入を図る
Pro-American sectarian militias launch drive on al-A‘zamiyah

 イスラム・メモは午後1時35分の速報において、そのレポート時点で、一
部は傀儡警察の制服を着ている親米シーア派民兵が、米軍から暗黙の支持を受
けてアザミヤ地区の心臓部への突入を試みていると伝えた。

 イスラム・メモの通信員によると、米軍兵力がアザミヤ地区を守っている者
たちを銃撃しているあいだに、民兵を乗せた10台以上の車両がアザミヤ地区
の中心部へ向かっている。

 イスラム法学者協会のメンバーは、米軍がシーア派民兵の進攻を支援してい
ることを確認した。


◆アザミヤ防衛を援助しようとイラク各地から志願者が到着
Volunteers from elsewhere in Iraq arrive to try to help in defending al-A‘zamiyah

 ファルージャ、サマッラ、タリミヤから数十人のスンニ派住民が18日朝に
小グループごとにアザミヤ地区に到着した。彼らは地元住民に加わって想定さ
れる民兵たちからの襲撃を撃退するために集まってきた。シーア派民兵の攻撃
は17日未明に始まって、米軍の支援のもとに現在まで続いている。

 アザミヤ地区にやってきた者の多くは戦うために来たのだが、アメリカ兵に
よって同地区が厳重に包囲されているため、武器を持っていなかった。志願者
たちは南側に隣接するバブ・アル・ムアザム地区からも歩いてやってきた。陣
地に配置されている地元住民がその志願者たちに武器を提供したかどうかは、
すぐには判らなかった。


◆住民がシーア派民兵のアブ・ハニファ・モスク砲撃を阻止
Residents thwart attempt by Shi‘i sectarians to shell Mosque of Abu Hanifah

 イスラム・メモは午後3時10分の速報において、歴史遺産でもあるアブ・
ハニファ・モスクを砲撃しようとしていたシーア派民兵4人をアザミヤ住民が
捕らえた、と報じた。

 イスラム・メモの通信員はアザミヤ地区から、現地住民でもアルレジスタン
ス戦士が4人を捕らえ、歴史遺産でもあり宗教的遺産でもあるモスクへの攻撃
を未遂(みすい)に終わらせた。捕虜たちは地区内の1つのモスクに全員拘束
された。

 767年にバグダッドで死亡した最高位のスンニ派イマームであるアブ・ハ
ニファのモスクを砲撃しようとした企みは、現地では最大の犯罪と見なされて
いる。


◆住民とレジスタンス戦士が新たな襲撃と戦う
Residents, Resistance fighters battle new assault by pro-American sectarians

 イスラム・メモは午後3時45分の速報において、多数の親米シーア派民兵
の新手がアザミヤ地区を襲撃した。

 イスラム・メモの通信員によると、レポートしている時点で、アザミヤ地区
内の特にアンタル・ビン・シャッダル広場とダッラル広場の間で激しい戦闘が
発生している。

 通信員は全面的な市街戦が現地で発生しているとレポートし、さらに民家と
モスクの屋根や路上に配置された地元住民とレジスタンス戦士がシーア派民兵
の襲撃を阻止しようとしていると伝えた。現場にいる通信員は、戦況は守り手
の優勢に傾いているようだと述べた。残骸となった車両と死体、バドル旅団メ
ンバーの死体の一部がアンタル広場沿いに散乱していた。


◆住民とレジスタンスの反撃に遭いシーア派民兵が逃亡
Sectarian gunmen flee as residents, Resistance fighters counter attack

 アザミヤ住民とレジスタンスがシーア派民兵の襲撃を撃退したさい、少なく
とも14人のシーア至上主義の民兵が死亡し、多数が負傷した−−イスラム・
メモが18日午後5時40分の速報で伝えた。生き残った親米武装勢力は攻撃
を中断し、住民とレジスタンスの反転攻勢の前に逃げ出した。

 アル・ハフィズ・アル・アザミ師はアザミヤ中心部の戦闘現場となった墓地
近くでイスラム・メモ通信員の取材に応じた。アル・アザミ師は、「襲撃して
きたシーア派は長くは続かなかった武力衝突のあと戦闘から逃げ出した。(ア
メリカ)占領軍さえいなかったら、アザミヤ住民は彼らを掃討したのに」。

 しかしアザミヤ地区を守る者たちは親米勢力による新手の攻撃を想定して警
戒している。

 宗教指導者と部族長たちは18日午後遅くにアブ・ハイファ・モスクで進展
具合を協議する会合を開くとみられる。

 
◆不意討ちに備えて住民はレジスタンスの指揮下に入る
Residents place themselves under Resistance command,
make ready for organized response to any surprise attacks

 親米シーア派民兵と内務省治安部隊(マガウィル)がアザミヤ地区一帯から
退却したあと、アザミヤ地区は静けさに包まれたようにみえる−−イスラム・
メモが午後7時30分の速報で伝えた。

 米軍と傀儡イラク軍の精鋭部隊がアザミヤ地区の出入り口に配置され、この
2日間の戦闘で彼らが後押ししていたシーア派民兵から引き継いだ。アザミヤ
地区内では、兵器はまだ明らかに路上やモスクと民家周辺を警備する地元住民
の手に握られている。

 イスラム・メモ通信員はアザミヤの状況を次のように描写した−−18日の
朝早くから、地元住民は突然の襲撃にも対応できるように、あるいは夜討ちや
新たな戦闘でも甚大な損害を受けないですむように、戦闘体験豊富なレジスタ
ンス組織の指揮下に身をゆだねた。

 地区内の幾つものモスクが、アメリカ軍やシーア派民兵によって迫撃砲とロ
ケット攻撃の標的にされないよう、礼拝場前に集まることがないように呼びか
けた。


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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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