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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/05/01
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/502.html
投稿者 white 日時 2006 年 5 月 03 日 22:03:58: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/05/01

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107235077?page=1#107235077

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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
  編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
  webサイト
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/05/03 (水)

         ※ きょう紹介する主な内容 ※

☆イラク・レジスタンス・レポート 2006年5月1日付
 ◇カイム: レジスタンスが傀儡イラク軍に72時間の猶予通告
   米軍はイラク兵の逃亡を防ぐために傀儡軍基地を閉鎖
 ◇レジスタンスは「タラバニ大統領との交渉」を否認
 ◇バクーバ: 傀儡軍と地元住民の戦闘で数十人死亡、多数逮捕も

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□イラク・レジスタンス・レポート 5月1日 月曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 1 May 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0506/iraqiresistancereport_010506.htm

◆アンバル州 Al-Anbar Province

◆カイム: レジスタンスが傀儡イラク軍に72時間の猶予通告
 米軍はイラク兵の逃亡を防ぐために傀儡軍基地を閉鎖
Resistance in al-Qa’im gives Iraqi puppet army 72 hours to leave.
US troops take control of puppet army camp to prevent desertions.

 イスラム・メモは1日午後1時40分の速報において、イラク・レジスタ
ンス勢力が傀儡(かいらい)イラク軍に対して72時間以内にカイム市から
立ち去るよう、さもなければ占領軍の支援者として死ぬことになると警告し
たと伝えた。カイム市はシリア国境に近いイラク西部に位置する。

 イスラム・メモのカイム通信員は、この警告はアッ・ラハマン・モスクと
古いアル・カイム・モスクに貼り出され、72時間内に市から去らなければ
死ぬことになると傀儡軍兵士を脅していた。警告文にはカイムのムジャヒデ
ィン戦士の署名があり、「シーア至上主義のイラク軍が市から去らなければ
イラク軍兵士を殺すことになるだろう」と書かれていた。

 警告は、レジスタンスが傀儡兵を「背教者、反逆者、裏切り者」と呼び、
全勢力を投じてイラク傀儡軍を攻撃すると脅した。

 警告文が見つかったあと、米占領軍は市のすべての出入り口を封鎖し、誰
もカイム市に出入りできないようにしている。アメリカ軍はまたイラク軍兵
士がレジスタンスの警告を耳にして逃げ出すことを恐れ、イラク軍を彼らの
指揮・統制のもとにおいた。

 通信員は、米軍がイラク軍兵士を基地正門に警備として再配置したあと、
カイム市西部にあるイラク軍基地の周囲に米軍の戦闘車両が配備されるのを
観察した、とレポートした。

 多くの地元住民は、レジスタンスの作戦は米軍からカイム市周辺に派遣さ
れた約1000人のイラク兵による盾を奪うつもりだと考えている。それに
より市内の路上と米軍基地内にいるアメリカ兵への攻撃が促進されることに
なる。

 また別のカイム市民は、このレジスタンスの警告はアメリカ兵に替わって
地元住民への攻撃を遂行するという、傀儡イラク軍の役割が大きくなってい
ることへの反発だという見解である。多くがシーア派である傀儡軍兵士は多
くがシーア派至上主義のバドル旅団から採用されており、地域に宗派主義か
ら生じる極端な敵愾心(てきがいしん)をスンニ派の多い住民に向け、頻繁
に繰り返される戸別捜索の過程で住民を虐待したり民家に強盗に入ったりし
ている。


◆バグダッド Baghdad

◆レジスタンスは「タラバニ大統領との交渉」を否認
 「われわれと占領軍の間の唯一の対話は銃による」
“The only language between us and the occupation is the language of guns.”

 傀儡大統領でクルド人分離主義者であるジャラル・タラバニは、4月30
日、政権はイラク・レジスタンスの指導者7人と交渉しており、彼らは武器
を捨ててアメリカ主宰の「政治プロセス」に合流する準備をしていると発言
したが、イラク・レジスタンスの4組織はタラバニの主張を否認した−−イ
スラム・メモが1日午前10時40分の速報で報じた。

 イラク・イスラム軍の指揮官アブ・ナウファル・アル・ジャブリ師は交渉
についてのタラバニの手法を否認した。ジャブル師はイスラム・メモとの独
占インタビューで、次のように話した−−「この交渉がどこでおこなわれた
のか私は知らない。神にかけて、スンニ派住民の血にまみれた者の誰とも交
渉してないし、交渉するつもりもない。われわれの名誉と宗教について交渉
するつもりはなく、政治的な取引きに興味もない。イラクが自由と主権を回
復するまで、イスラム軍は占領者と占領の支持者に対するジハード(聖戦)
を続けるだろう」。

 1920年革命旅団の指揮官であるサディ・アル・ムハンマディ師は、イ
ラク西部にいるイスラム・メモの通信員に、タラバニの主張に関する声明を
寄越した。「これはウソと作り話以外のなにものでもない。交渉はおこなわ
れてない。イラクのスンニ派教徒と他のイスラム世界に、われわれがジハー
ドを続けていることを知らせたい。神にかけて、われわれを待伏せしようと
している者に武器を渡すくらいなら、敵に子どもを預けるほうがましだ。わ
れわれと占領軍とのあいだの唯一の共通言語は銃である」。

 イラク・ムジャヒディン軍の指揮官であるアブ・ハニファ・アル・イラキ
師はイスラム・メモ通信員に次のように語った−−「今や勝利が近づき、レ
ジスタンスの正しさが証明されてきているのに、われわれは誰とも交渉する
ことはない。それに一体、誰と交渉するというのか? アメリカ人とか? 
それともモサドの生徒となったクルド人とか? あるいはシーア派のイラン
の息子たちとか? われわれは決して彼らと同じテーブルに着くことはない
だろう。交渉相手だというレジスタンス組織なり指導者が誰のことか、どん
な交渉をしたのか、タラバニに尋ねたいものだ」。

 アンサール・アル・スンナ軍はイスラム・メモの通信員に、タラバニの発
言は無能の証明だと述べ、明確に否認した。1日朝、アブ・アル・バッラ師
はイスラム・メモに次のように語った−−「占領者とその金魚のフンどもは
ムジャヒディンの背骨を折る見込みもなく、イラク・レジスタンスの隊列を
うち負かすために互いを対立させようとする声明づくりを始めた。彼らはス
ンニ派の住む都市の封鎖と検問所の設置というしょうもない方法をもちい、
さまざまなレジスタンスの組織間の連絡を断ち、各組織間にウソを広めて互
いに離反する種を蒔(ま)くことができると考えている。彼らは、われわれ
が各組織間で相互に協議したりアドバイスを得ることなしには、次のステッ
プに進むことはないということをご存知ないのだ。タラバニの発言は彼の陣
営の方が崩壊し、展望もなくし、恐れていることはっきりと示すものだ」。


◆ディヤラ州 Diyala Province

◆バクーバ: 傀儡軍と地元住民の戦闘で数十人死亡、多数逮捕も
Dozens killed, dozens arrested during battle
between Iraqi puppet regime forces and armed local residents

 イスラム・メモは1日午後3時の速報において、バグダッド北東65キロ
に位置するバクーバの一帯で、傀儡イラク軍兵士と武器を取って立ちあがっ
た地元住民の間に、激しい戦闘が勃発したとレポートした。

 イスラム・メモの通信員は、戦闘を目撃したバクーバ地域の住民の話とし
て、傀儡イラク警察と傀儡兵が大量拘束作戦を計画し、ハディドおよびアブ
・ザイド地域への襲撃を開始したと伝えた。しかし地元住民は軽・中量兵器
を手に武装し、激しい戦闘を展開して傀儡軍からみずからを守った。

 傀儡兵9人が死亡し、16人以上が負傷したと通信員はレポートした。地
元住民数十人が戦闘で死亡または負傷したと伝えられた。

 戦闘が終わったとき、米軍がイラク軍に合流して、戦闘があった両村と近
隣で大規模かつ無差別の急襲・拘束作戦をおこなった。地元住民数十人が拘
束され、占領軍への反抗者として告発された。

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オリジナル(英字):
  http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
  英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
  http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/ 
  メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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