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(回答先: イラクとイランは、中国と台湾？(無知なので教えて下さい) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2006 年 5 月 05 日 20:25:15)
戦争とはこういう物さん、今日は。あまり自信ありませんが、小生の考えを少し書いてみます。
多分、日中戦争時に張学良が蒋介石を拉致した「西安事件」のあと「第２次国共合作」が成立したことを仰っているのだろう、と思います。
当時の国民党と中国共産党は同一国内の２つの勢力であった点が、いまのイラクとイランの関係と比べると決定的に違います。
イランが影響力を及ぼせるのはイラン国内のシーア派に対してのみでしょうから、アメリカがイランを攻撃した場合は、イランの影響下にあるイラク国内シーア派も敵にまわすことになるでしょうが、イラク一国全体が日中戦争時の国民党のように一体となってイラン（つまりは日中戦争時の中国共産党に比定）と手を結ぶことは、あり得ないと思います。イラクスンニ派やクルド民族は、イラクシーア派やイランとは利害があまりにも一致しなさすぎるからです。対アメリカということで、大義が一致する位ならこの度の選挙後、イラク新政府なんてあっという間に成立していたことでしょう。
イランは影響下にあるシーア派勢力を使ってアメリカを牽制・攻撃し、あくまでも自国有利に事を運ぼうとするだけでしょう。
＞イラク人は米兵を人質にする.....？
この点については、「バグダードバーニング」は
＞イランは１５万人のアメリカ人人質を手中にしているのだ。
と書いています。
イラクという監獄に捕らえた人質とでも考えているのでしょう。イランからもすぐに攻撃できるしイラク影響下のシーア派を使えばもっと手っ取り早く攻撃できるからです。
小生が考えられるのはこの程度のことです。お役に立てなかったかもしれませんが、参考にでもなれば幸いです。
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