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読売【英地方選で与党・労働党が大敗】
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060506i102.htm
英地方選で与党・労働党が大敗
【ロンドン＝飯塚恵子】英南部イングランドの統一地方選挙が４日行われ、即日開票の結果、与党・労働党が各地で大量に議席を失って大敗した。
閣僚不祥事や党への極秘融資問題など、失点続きで弱体化するブレア政権にとって、新たな打撃となった。２００９年ごろまで続く今３期目限りの退陣を表明しているブレア首相に対し、党内外から早期退陣を求める声が強まっている。
地方選大敗を受け、ブレア首相は５日、マーガレット・ベケット環境・食糧・農村相（６３）を英国初の女性外相として起用するなど、人心一新を狙い、大幅な内閣改造を断行した。外国人犯罪者の扱いで問題が表面化したクラーク内相は更迭された。
地方選は、ロンドン市の３２区議会を含む１７６地方議会の計４４１８議席が改選対象となった。労働党は計３１９議席を失って１４３９議席となり、１９８０年代以来の最悪の結果となった。野党第１党の保守党は３１６議席を奪って１８３０議席を獲得、若手のキャメロン党首の人気などで党勢の復調を示した。
労働党は、得票率でも、保守、自由民主の野党両党の各４０％、２７％に及ばず、２６％と３位に低迷した。
（2006年5月6日11時10分読売新聞）
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