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(回答先: イスラエル新内閣の主要閣僚の横顔 【アルジャジーラ】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 5 月 06 日 14:50:53)
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(3日)５８回目のイスラエル独立記念日
★(4日)アッバス議長とハニエ首相が会談へ
★(5日)４政党によるオルマート内閣が発足
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2006年5月3日（水）独立記念日関係
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＊３日は独立記念日で、国民の休日となっており新聞は休刊。現代イス
ラエルの独立は１９４８年５月１４日だが、ユダヤ暦でイヤルの５日
に祝われるため、西暦のカレンダー上では毎年日が異なる。(解説)
＊５８回目の独立記念日となったこの日、各地で記念式典やコンサート。
またピクニックに行く人も多く、４０万人が国立公園や自然保護区、
森林などを訪れた。ガリラヤ湖周辺も人であふれた。(H,P,7)
＊イスラエルの独立戦争時に、アラブの勝利を信じてイスラエル領土を
逃れたパレスチナ人は、この日を「ナクバ」（破局）として、カルメ
ル山の近くで難民帰還などを求める恒例の集会を行なった。(H)
＊人の力による建国は神の意志に反すると考える超正統派は独立記念日
に反対。しかし、テルアビブ近郊の超正統派地区にあるカハネマン師
のイエシバでは毎年国旗を掲揚している。ホロコースト生存者である
同師は、ユダヤ人国家が出来たことに感謝の意を示している。(P)
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2006年5月4日（木）
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＊カディマ、労働党、シャス、年金党の４党による内閣が、今日の国会
で承認へ。カディマのダリア・イツイク氏が初の女性国会議長に、オ
ルマート氏が正式に首相に就任する。(P,H,7)
＊一時、連立参加交渉を中断していた宗教政党のＵＴＪも連立政権参加
の交渉を進めており、近日中に連立に参加する可能性が高い。(P,H)
＊独立記念日に顕彰された１２０人の兵士の１人が、ガザ撤退に抗議し
てハルツ参謀長との握手を拒否。軍からは訓戒処分を受けたが、入植
者家族からは多くの激励があったという。(H,P,7)
＊イラン軍幹部の「米国が悪事を働けば最初にイスラエルに報復する」
との発言が報じられたが、同国軍がこの発言を「個人的見解」だと説
明。発言した人物は現在、軍の役職者ではないという。(H,P)
＊ブッシュ大統領とドイツのメルケル首相がイランの核問題について会
談。外交的手段を駆使してイランの核開発を阻止するとの点で一致し
た。しかし、中国とロシアの反対で制裁発動は難しい。(H)
＊ハマスの指導者マシャールが、イスラエルが難民帰還権などの条件を
受入れるなら「平和に向けた努力をする」と発言。しかし、イスラエ
ルが譲歩することはありえないので、戦争しかないと語った。(H)
＊激化するファタハとハマスの対立を解消するため、近日中にハニエ首
相とアッバス議長が会談へ。アッバス議長は、国際社会の援助を得る
ため、ハニエ首相にイスラエル承認などを迫る考え。(P)
＊ヘブロンの中心部にある家から３家族２２人のユダヤ人入植者を強制
退去へ。入植者らはパレスチナ人から家を買ったと主張しているが、
警察は書類が偽造だと断定している。(P,7)
＊米国のユダヤ系ブランディス大学が、展覧会からパレスチナ人の子供
の描いた絵を撤去。主催した学生が、パレスチナ人の被害を描く絵だ
けを展示し、イスラエルの視点を示さなかったため。(H)
＊ガリラヤ北部でドルーズ人の２５歳の女性を両親が殺害か。アラブ世
界では伝統に反する男女関係を持った娘を「家名を守るため」に殺す
風習があり、政治家もそれを支持する発言をしている。(H,P)
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2006年5月5日（金）
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＊国会が６５対４９で新内閣を承認。過去最大の２４人の閣僚によるオ
ルマート新内閣が発足した。宣誓署名用のペンが書けないというハプ
ニングもあったが、ほぼ順調に就任式が終了した。(P,H)
＊オルマート首相は演説で一方的分離政策を推進する方針を表明。しか
し、一部入植地をイスラエル側に残すことを明言したため、ハマスは
「宣戦布告と理解して対応する」と、闘争継続を宣言した。(H,P)
＊治安部隊７００人を投入するヘブロンの３家族の強制退去作戦は、日
曜日に延期へ。入植者の妨害が予想される上、家が狭く家財の搬出が
困難で、作業が安息日にかかる可能性が高いため。(H,P,7)
＊スウェーデンがＥＵで初めてハマスの閣僚にビザを発給か。国際会議
出席のため。イスラエル外務省は遺憾の意を表明した。(H,P)
＊ナブラス近郊でパレスチナ人の運転手が国防軍に射殺された。運転手
は立入禁止区域に徒歩で立ち入っていた。兵士が発砲基準を守ったか
どうか、国防軍では調査を行っている。(H)
＊米国ユダヤ人会議にブッシュ大統領とドイツのメルケル首相が出席。
ハマスやイランに対して強い姿勢で臨む方針を表明した。(P)
＊自治区では子供の栄養状態が徐々に悪化する兆しを見せており、早期
に人道援助の再開が必要だと人権団体が指摘。しかし、アッバス議長
を経由してパレスチナに人道援助を行うとの案を米国が拒否。(H)
＊８歳の少女がベイト・シェメシュのショッピングセンターで殺害され
た。パレスチナ人違法労働者の犯行と見て警察が捜査中。(P)
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H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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