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□米、03年にアルカイダがNYでの大規模地下鉄テロを計画 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2100691/detail
米、03年にアルカイダがNYでの大規模地下鉄テロを計画
【ライブドア・ニュース 06月19日】− AP通信によると、国際テロ組織アルカイダは2003年1月に米ニューヨーク市内の地下鉄で毒ガスによる大規模テロ計画していたが、組織幹部が予定の45日前に計画を中止していたことが、ピュリッツァー賞記者の書籍のなかで明らかにされた。19日発売の米誌タイムが紹介した。
同賞受賞のロン・サスキンド氏によるノンフィクション「ワン・パーセント・ドクトリン(The One Percent Doctrine）」に記述されたアルカイダ関係者の話によると、アルカイダは米ニューヨークの地下鉄で複数路線に猛毒のシアン化水素を散布する計画を立て、小型の発生装置も開発していたが、2003年1月にこの計画を中止したという。この小型装置は「ムブダッカー」といい、アラビア語で「発明」を意味するものだそうだ。2001年9月11日の同時多発テロと同規模の死者を出すおそれがあったとされるこの計画だが、結局幹部のアイマン・ザワヒリ容疑者が中止を命じ、回避されていた。米側はこの計画を、2月に入ってから、別の容疑で逮捕したバーレーンのテロ容疑者のコンピュータから情報をつかみ、対応策を進めていた。
FBI（米連邦捜査局）や市運輸当局などはコメントを避けているが、市警本部の報道官は、事前にテロ計画を察知していたとし、「適切な予防措置をとっていた」としている。 【了】
ライブドア・ニュース 中西庸記者／NK
（参照：http//blog.livedoor.jp/emasutani/）
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2006年06月19日11時46分
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