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□批判的な報道のために米軍は敗北するか [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060701/1151739399
2006年7月1日(土)
批判的な報道のために米軍は敗北するか
イラク駐留米軍のある戦闘部隊指揮官は、もし批判的報道によって米本国での国民の支持が弱まると、米軍はイラク戦争に敗北するかもしれないと示唆した－－ＡＦＰ通信が報じた。
US could lose in Iraq due to negative media coverage: commander
http://news.yahoo.com/s/afp/20060630/pl_afp/usiraqmilitary
この指揮官は第１０山岳師団第１旅団を率いるスノー大佐で、イラクからのビデオ会見において、「撤退を早めるのはイラク戦争に敗北する道だ、というのが部下の意見だ」と述べた。
同じ日、米・欧メディアでも一斉に、米兵がバグダッド南方のマハムディヤでイラク人女性をレイプして子どもを含む４人の家族を殺害したうえ、ゲリラによる犯行だと偽って報告していたことが明らかになり、米軍も調査を開始していることを報道した。
米軍への批判増大とイラク戦争支持者の激減は報道のせいではなく、米軍みずからの蛮行と不法なイラク戦争・占領の産物である。
これは今年３月、第４歩兵師団第５０２歩兵連隊所属の米兵４人が犯した事件だが、彼らはゲリラの仕業に見せかけるために被害者家族の家を燃やしてしまおうとまでしていた。 －－ワシントン・ポスト
しかも事件を隠そうとしたのは当の５人だけでなく、米軍もこの殺害事件を知ったうえで宗派間暴力によるものだと見せかけようとした。 －－ＢＢＣ
今回の事件は、最近の数ヶ月の間に、米兵による不当なイラク人殺害事件として軍が調査を開始した５件目の例である。５件という数字を少ないと見るか、多いと見るか・・・。「批判的な報道」どころか、まだ米軍犯罪に目をつむる＝イラク人の訴えをまじめにとりあげない報道姿勢の方が大手を振っているように見える。
作成者 山本史郎 :2006年7月1日(土) 16:36 [ コメント : 0]
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