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□メキシコ大統領選の暫定結果、右派候補が勝利宣言 [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2160839/detail
メキシコ大統領選の暫定結果、右派候補が勝利宣言
左派候補は公式集計結果発表まで敗北認めず
【ライブドア・ニュース 07月04日】− AP通信によると、メキシコの選挙管理当局は4日、前日3日に行われたフォックス大統領の任期満了に伴う大統領選の暫定結果について、左右政党の一騎打ちとなる大接戦となるなか、中道右派で与党・国民行動党（PAN）のカルデロン元エネルギー相（43）が、中道左派・革命民主党（PRD）のロペスオブラドール前メキシコ市長（52）を１％ポイント上回ったと発表した。投票所の98.45％が選挙結果を報告した集計では、カルデロン候補が36.38票、ロペスオブラドール候補が35.34票となっている。3位は制度的革命党（PRI）のマドラソ前党首（53）が21.57票を獲得した。
両候補の得票差は非常に僅差の接戦だったが、40万2700票の得票差を付けたカルデロン候補は、次期大統領として勝利宣言した一方、ロペスオブラドール候補は5日から公式な集計作業の行われる結果が出るまで、自身の敗北を認めていない。
安定的なメキシコ経済を背景に与党・ファクス政権の実績を訴えるカルデロン候補と、中米を席巻する左傾化の流れのなか、貧困層対策が不十分として低所得層への支持を呼び掛けるロペスオブラドール候補との左右2候補が最後まで大接戦を演じた。6年前に制度的革命党（PRI）の71年に及ぶ１党支配に終止符を打ったフォックス大統領のPANのカルデロン候補が大統領となった場合には、12年の長期政権が誕生する一方、メキシコ市長を務めたロプスオブラドール候補が当選した場合には、南米の足先から北米は米国の喉元まで左傾化にほぼ染まる可能性がある。 【了】
ライブドア・ニュース 金子登記者
（参照：http://blog.livedoor.jp/emasutani/）
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2006年07月04日16時53分
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