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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060704-00000803-reu-int
［北京 ４日 ロイター］ 中国政府は４日、核問題をめぐる「包括的見返り案」に回答するようイランに要請した。一方、イランの核問題は重大な局面に入ったとし、主要８カ国（Ｇ８）に対し忍耐を求めた。
イランに対しては、国連安全保障理事会常任理事国５カ国とドイツが「包括的見返り案」を提示し、現在はイランからの回答待ちの状態。主要国首脳会議（サンクトペテルブルク・サミット）でも中心議題になる見通し。
「包括的見返り案」は、イランに対して、ウラン濃縮活動を停止する見返りとして、外交的・経済的な見返りを与えることを提案するもの。
中国外務省の報道官は、北京で開いた記者会見で「イランの核問題は重大な局面に入った。イランが国際社会の懸念に注意を払い、提案にできるだけ早期に回答することを希望する。一方、提案した側にも、忍耐と自制の姿勢を持ち、イランの懸念についても考慮することを望む」としている。
（ロイター） - 7月4日19時26分更新
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