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［モスクワ １０日 ロイター］ ロシア南部チェチェン共和国の独立派武装勢力の指導者、シャミル・バサエフ野戦司令官が１０日に殺害された。同司令官は、２００４年北オセチア共和国ベスランで起きた学校占拠事件の首謀者とされている。
ロシア連邦保安局（ＦＳＢ）のパトルシェフ長官は、バサエフ司令官が、１５日からサンクトペテルブルクで開かれる主要国首脳会議の妨害を企てていたと指摘。イングーシ共和国で展開した特殊作戦で、他のメンバーらとともに殺害したとしている。
プーチン大統領はテレビ放映された演説で「これは彼らがベスランで子供らに行った蛮行や、モスクワなどロシア国内で行ったすべてのテロ行為に対する当然の報いだ」と述べた。
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