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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060719AT2M1802518072006.html
ＥＵ加盟国「レバノン派兵の用意」・国連要請に対応
【ブリュッセル＝下田敏】レバノン・イスラエル情勢の沈静化に向けた国際社会の動きが本格化してきた。国連のアナン事務総長は18日、現地に駐留する国連部隊の大幅増強を各国に要請。バローゾ欧州委員会委員長は複数の欧州連合（ＥＵ）加盟国がレバノン派兵に参加する意向であることを明らかにした。
アナン事務総長は訪問先のブリュッセルで記者団に対し、「（レバノン南部へ）現在の駐留軍よりもかなり大きな規模の部隊（の派兵）を望んでいる」と述べた。同地には現在、約2000人で構成する国連レバノン暫定軍（ＵＮＩＦＬ）が展開している。
事務総長は同日、ＥＵ首脳と中東情勢などを協議。バローゾ委員長は「暴力がエスカレートしないよう手助けしたい」と表明、「すでに複数の加盟国が派兵の用意を進めている」と事務局長に伝えた。派兵の形態がＵＮＩＦＬへの追加派兵となるのか、ＥＵ軍の派兵になるかは不明。 (02:14)
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