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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060722AT2M2200E22072006.html
イラン決議案、合意持ち越し・24日に協議再開
【ニューヨーク＝中前博之】国連安全保障理事会の常任理事国とドイツの6カ国は21日、イランにウラン濃縮活動停止を義務づける決議案について協議を続けた。この日は合意には至らず、来週中の決議採択を目指し、24日に協議を再開する。
米欧と中ロは経済制裁などへ道を開く「国連憲章第7章」に言及することでは一致している。だが、7章のうち、どの条文に言及するかで対立が解けていない。
米欧は「平和に対する脅威」を認定する7章39条への言及を主張。中ロは経済制裁の前段階にあたる警告的な意味合いの40条のみで足りるとしている。40条は「関係当事者の権利、請求権、地位を害するものではない」とも定めており、イランを刺激しないための配慮とみられる。
このほか、イランへの回答期限についても、8月31日とするロシアと早期回答を求める米欧で、意見が割れている。 (13:26)
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