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http://www.asahi.com/international/update/0722/006.html
内戦が続くソマリアで、暫定政府の拠点都市にエチオピアの軍部隊が入り、首都モガディシオへ向かって攻撃を始めているとの情報が流れ、緊張が高まっている。エチオピア政府は否定しているが、６月に首都を掌握したばかりのイスラム勢力は強く反発し、エチオピア軍への抗戦を呼びかけている。
ロイター通信などが住民の話として伝えた情報では、エチオピア兵数百人が２０日から車列を連ねて暫定政府の拠点バイドアに到着。大統領府や空港などの施設の警備を始めた。さらに２１日には近隣の都市へも攻撃を始めたとされる。
エチオピア政府報道官は「暫定政府から有事の際の支援要請を受けているのは事実だが、部隊は派遣していない」と同通信に語っている。
しかし、バイドアに迫りつつ暫定政府と停戦協議を続けていたイスラム勢力「イスラム法廷連合」の指導者は、「エチオピアと手を組むものは裏切り者だ」として徹底抗戦を呼びかけた。
ソマリアでは暫定政府や各勢力間の戦闘が続いているが、「イスラム法廷連合」が６月上旬に首都を制圧。暫定政府はいったん歓迎の意を表明し、同勢力と和平協議を続けていた。
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