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□ヒズボラが激しく抵抗 レバノン侵攻のイスラエル軍 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2237367/detail
ヒズボラが激しく抵抗 レバノン侵攻のイスラエル軍
【アルジャジーラ特約２４日】レバノン南部に侵攻しているイスラエル軍部隊は２４日、さらに北上、ビントジバイルに攻め入ったのに対し、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織が激しいく抵抗を続けている。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、この激しい戦闘で同日、イスラエル軍兵士２人が死亡、１７人が負傷した。
またこの日、イスラエル軍のヘリコプターがレバノンの国境から４キロの自国領内で墜落、同軍兵士５人が負傷した。ヒズボラ側は同ヘリを撃墜したとしているが、イスラエル側はこれを確認していない。
イスラエル軍はこの日、自国領内からレバノン南部に向けて砲撃を続け、着弾地点からは灰色の煙が立ち昇っていた。
イスラエル軍がさらに侵攻したビントジバイルは、同軍が既に占領したマルンラス村から北へ約２キロに位置している。
イスラエル軍当局者はこの日、ヒズボラの拠点をたたくため、レバノンでの地上戦を拡大していると明らかにした。同軍のフリードマン准将は同軍のラジオ局に対し、「砲撃の範囲を広げ、わが軍は前進している」と述べた。
さらに同准将は「今回の作戦は１０日間は続く。その間に、ヒズボラのロケット弾攻撃阻止などの目標を達成させる」と言明した。
これまでの戦闘で、レバノン側の死者は３６９人に達し、そのほとんどが一般市民で、イスラエル領内からの砲撃を受けて死亡したとされる。これに対しイスラエル側の損害は死者３７人に上り、このうち１７人がヒズボラのロケット弾砲撃による犠牲者で、残りは同軍兵士で戦闘中に命を落としたという。また、負傷したのはイスラエル軍兵士６８人、市民２５５人という。（翻訳・ベリタ通信＝志岐隆司）
2006年07月24日21時15分
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