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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060726AT2M2601R26072006.html
北朝鮮国防相、日米を名指し批判・北朝鮮メディア報道
【ソウル＝峯岸博】北朝鮮の金（キム）人民武力相（国防相）は26日、平壌で開いた朝鮮戦争休戦53周年（27日）の中央報告大会で、北朝鮮のミサイル発射を非難した国連安全保障理事会決議を「強く糾弾、排撃する」と強調した。特に米国と日本の対応を名指しで批判した。朝鮮中央放送の報道を朝鮮通信（東京）が伝えた。
北朝鮮の軍幹部が今回のミサイル発射問題に言及し、安保理決議を非難したのは初めて。金正日総書記は大会に参加していない。同大会の開催は50周年だった2003年以来、3年ぶり。
金武力相はミサイル発射が「自衛のための正常的な軍事訓練であり、主権国家の合法的権利である」と主張。決議採択にかかわらず、「すべての手段と方法を尽くして自衛的戦争抑止力を各面で強化していく」と強硬路線の堅持を示唆し、日米などをけん制した。 (20:48)
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