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□米ピュリツァー賞記者をスパイ容疑で拘束・起訴＝スーダン [ＡＦＰ＝時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/society/story/20060828afpAFP008375/
米ピュリツァー賞記者をスパイ容疑で拘束・起訴＝スーダン (ＡＦＰ＝時事)
【ワシントン２６日】米紙シカゴ・トリビューンとナショナル・ジオグラフィック誌は２６日、ピュリツァー賞を２度受賞している同紙記者ポール・サロペック氏（４４）が紛争の続くアフリカ・スーダン西部のダルフール地方で、スパイ容疑などで身柄を拘束され、起訴されたことを明らかにするとともに、「彼はスパイではない」として同氏を釈放するようスーダン側に求めた。≪写真はナショナル・ジオグラフィック誌≫
両メディアによると、サロペック氏とチャド人の運転手、通訳は今月６日に拘束され、２６日にスパイ行為、誤った報道、ビザなしでの入国の罪で起訴された。
サロペック氏はトリビューン紙を休職し、サハラ以南のアフリカについて記事を執筆する契約をジオグラフィック誌と結んでいた。チャドでの取材中、スーダン領内に入ったらしいという。
同氏はアフリカ大陸での取材経験が豊富で、コンゴ内戦に関する国際報道などでピュリツァー賞を２度受賞している。
ダルフール地方では７月、スロベニアの作家兼人権活動家がスパイ容疑で拘束され、今月１４日に禁固２年、罰金５０万スーダンディナール（約２８万円）の判決を言い渡されている。
[2006年8月28日0時33分]
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