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□カストロ議長、死亡していない＝米大統領報道官 [ＡＦＰ＝時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20060802afpAFP008033/
カストロ議長、死亡していない＝米大統領報道官 (ＡＦＰ＝時事)
【ワシントン１日】キューバの最高指導者、カストロ国家評議会議長が手術のため権限を弟に委譲したことについて、米政府は慎重な態度を示し、同議長は死亡してはいないとの見方を示した。≪写真は、米フロリダ州マイアミ郊外のキューバ人街で掲げられたキューバ国旗≫
ホワイトハウスのスノー報道官は記者団に対し、「独裁者が権力を弟に譲ったからと言って、独裁が終わるわけではない」と指摘。「キューバは閉鎖的社会なので、フィデル・カストロがどのような健康状態なのかは分からない」としながらも、「彼が死んだと考える理由はない」と述べた。
一方、キューバ生まれのグティエレス米商務長官は保守系シンクタンクでの講演で「キューバはキューバ国民のものだということをブッシュ大統領は認識している」と強調した。≪２枚目の写真はブッシュ米大統領≫
同長官は１９５３年にハバナで生まれ、６０年に米国へ移住した。
[2006年8月2日16時6分]
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□カストロ議長が腸の手術＝弟に権限を一時委譲 [ＡＦＰ＝時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20060801afpAFP008019/
カストロ議長が腸の手術＝弟に権限を一時委譲 (ＡＦＰ＝時事)
【ハバナ３１日】キューバの最高指導者カストロ国家評議会議長は３１日、国営テレビで声明を発表し、腸の手術を受けたことを明らかにするとともに、一時的に権限を弟で政権ナンバー２のラウル同評議会第１副議長兼国防相に委譲すると発表した。１９５９年にキューバ革命で政権を握って以来の約４７年間で初めてのことだ。≪写真は、弟のラウル氏＝右＝に話しかけるカストロ氏＝１９９９年１２月撮影≫
８月１３日に８０歳を迎えるカストロ議長は、秘書官が読み上げた同声明の中で、腸の出血で受けた手術のために、数週間、政務を離れると述べ、この間、権限を一時的に７５歳の弟のラウル氏に委譲するとしている。
同議長は最近、メルコスル（南米南部共同市場）首脳会議にオブザーバー参加するためにアルゼンチンへ行ったが、その際の過密日程で健康を害して腸から出血し、手術を受けなければならなかったと語った。
高齢の同議長の健康をめぐる憶測は、２００４年に同議長が転倒して右腕と左ひざを負傷したときに頂点に達したが、同議長は昨年１１月、その際の傷は回復したと述べて、健康ぶりをアピールしていた。
[2006年8月1日16時38分]
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