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(回答先: イスラム集団幹部がアルカイダに加入＝ザワヒリ容疑者が言明 [ＡＦＰ＝時事] 投稿者 white 日時 2006 年 8 月 06 日 15:12:24)
□エジプトに「アルカイダの支部」誕生 No．2のザワヒリが言明 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2287882/detail
エジプトに「アルカイダの支部」誕生 No．2のザワヒリが言明
【アルジャジーラ特約５日】中東の衛星テレビ局、アルジャジーラは５日、アルカイダのナンバーツー、アイマン・ザワヒリのビデオ録画声明を放映、その中でザワヒリはエジプトのイスラム系反政府組織が「アルカイダに参加することになった」と言明した。
ザワヒリによると、この組織は「ジャマー・イスラミヤ」。同組織は１９９０年代にテロなどの反政府活動を行ったため、政府の弾圧を受けて壊滅状態になったとされている。
アルカイダが自ら「エジプト支部」の誕生・存在を明らかにしたのは初めてだが、壊滅状態だった「ジャマー・イスラミヤ」が再建され、実際に存在しているどうかは不明だ。
ザワヒリは声明の中で、「イスラム教国（エジプト）に朗報を伝える。ジャマー・イスラミヤの騎士たちが構成する偉大な組織がアルカイダと同盟を組んだ」と発表した。
さらにザワヒリは、「同組織がムハンマド・イスラムブリに率いられている。この指導者は１９８１年にサダト・エジプト大統領（当時）を暗殺し、処刑されたハレド・イスラムブリの実弟だ」とも明らかにした。
武装組織に関するエジプト人専門家、ディアー・ラシュワン氏によると、ムハンマド・イスラムブリは１９８０年代半ばにエジプトを脱出、アフガニスタンに入り、アルカイダの最高指導者ビンラディンと共闘していたという。
ジャマー・イスラミヤは１９９０年代、エジプト南部を中心に反政府闘争を展開、このためエジプト政府はジャマー・イスラミヤの取り締まりに乗り出し、同メンバーおよび同調者ら数千人を拘束した。
同政府はここ数年間にわたり、武力による政府転覆闘争を放棄すると宣言した拘束者を釈放してきた。１９９７年にルクソールで観光客を狙ったテロ攻撃が起きたのを機に、ジャマー・イスラミヤの幹部たちは反政府闘争の終結を表明した。その後、同組織を名乗ったテロ事件は起きていない。
しかし、２００４年１０月以降、エジプト・シナイ半島の国際観光地では外国人観光客らを狙った爆弾テロが相次いでいる。同１０月のテロ事件では犠牲者９８人が出た。
これに対しエジプト政府は一連の観光地テロ事件を、パキスタンのイスラム過激派とつながる組織の犯行とみている。（翻訳・ベリタ通信＝志岐隆司）
2006年08月06日15時38分
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