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□ビンラディンの発見が依然最優先課題＝米副大統領 [ＡＦＰ＝時事]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2433029/detail
ビンラディン容疑者の発見が依然最優先課題＝米副大統領
【ワシントン１０日】チェイニー米副大統領≪写真≫は９月１１日の同時多発テロ５周年を翌日に控えた１０日、米ＮＢＣテレビの番組で、米国は現在、オサマ・ビンラディンを精力的に追跡しており、同容疑者の発見が最優先課題だと語った。
ビンラディン容疑者について１０日付の米紙ワシントン・ポストは米国とパキスタンの当局者の話として、同容疑者の痕跡はほとんど消えてしまい、米コマンド隊員は２年以上、同容疑者の居所についての手がかりを得ていないと報じた。これについてチェイニー副大統領は「われわれは依然、活発かつ精力的にビンラディンの追跡にかかわっている」と述べ、同報道に反論した。副大統領はさらに、「ビンラディンは引き続き最優先課題である」とし、「米国はアルカイダに甚大な損害を与えた」と付け加えた。
一方、ライス米国務長官は同日、ケーブルテレビ向けニュース専門局フォックス・ニュースのインタビュー番組で、「ビンラディンはあまり連絡を取れなくなっているようだ」と指摘したあと、「非常に離れた地域に隠れている者を突き止めるのは容易なことではない」と述べた。
ニューヨーク、ワシントンへのテロ攻撃から５年になるが、国際テロ組織アルカイダの指導者ビンラディンは依然として自由の身で、米国をあざけっている。しかし同容疑者の部下で同時テロの主犯格であるハリド・モハメド容疑者は逮捕され、法の裁きに一歩近づいている。２００１年にアフガニスタンの山岳地帯の隠れ家を猛爆し、報奨金２７００万ドル（約３１億５０００万円）を懸けたにもかかわらず、米政府はビンラディン容疑者を逮捕できていない。〔ＡＦＰ＝時事〕
2006年09月11日12時55分
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