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9・11に隠された真実(ミシェル・チョスドフスキー、Global Research)部分和訳
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投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 9 月 12 日 08:01:13: SO0fHq1bYvRzo
 

9・11に隠された真実(ミシェル・チョスドフスキー、Global Research)部分和訳

《9月11日朝11時には、ブッシュ政権はオサマが攻撃の背後にいると発表していた。》


9月10日付Global Research誌は「9・11に隠された真実:オサマ・ビン・ラディンとは誰か?」(ミシェル・チョスドフスキー筆)を掲載しています。この主要部分を翻訳して投稿します。
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http://globalresearch.ca/index.php?context=viewArticle&code=20060910&articleId=3198
The Truth behind 9/11: Who Is Osama Bin Laden?  by Michel Chossudovsky
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これは同時に発表された「2001年9月11日にオサマ・ビン・ラディンはどこにいたのか?」と対を為す記事です。こちらの方は翻訳しませんので各自でご覧ください。
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http://globalresearch.ca/index.php?context=viewArticle&code=CHO20060909&articleId=3194
Where was Osama on September 11, 2001?  by Michel Chossudovsky
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「9・11に隠された真実:オサマ・ビン・ラディンとは誰か?」は2部で構成されており、第2部のほうは、2001年9月12日、つまり9・11事変翌日にチョスドフスキー自身が書いた記事「オサマ・ビン・ラディンとは誰か?」の再掲です。

全文は非常に長いもので、この前半部だけを翻訳します。


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http://globalresearch.ca/index.php?context=viewArticle&code=20060910&articleId=3198

9・11に隠された真実:オサマ・ビン・ラディンとは誰か?

9月11日朝11時には、ブッシュ政権はオサマが攻撃の背後にいると発表していた。


ミシェル・チョスドフスキー著

2006年9月10日
Global Research


9月11日の午前11時には、ブッシュ政権はすでに、アルカイダが世界貿易センター(WTC)とペンタゴンへの攻撃の犯人であると発表していた。この断定は警察による検証の実行に先立って行われたものだった。

同日午後9時に、選びぬかれた諜報幹部と軍の顧問によって構成される『戦時内閣』が形作られた。そして午後11時に、ホワイトハウスにおける歴史的な会議の終りに、『対テロ戦争』が公式に立ち上げられたのであった。

その決定は、9・11攻撃の報復としてタリバンとアルカイダに対して戦争を仕掛けるために公表された。翌日9月12日の朝、ニュースの見出しは9・11攻撃の『国家的支援』を黒々と指摘した。大合唱の中で、米国メディアはアフガニスタンに対する軍事介入を求めたのだった。

そのわずか4週間後、10月7日に、アフガニスタンは爆撃を受け米軍に侵略された。米国人たちは、戦争を行う決定が9月11日の夜に、攻撃とその悲劇的な結果への報復として、即座に決定されたと信じ込まされたのだ。

国民の大部分は、大規模な戦争が何週間かの出来事の中で計画されて実行されることが決して無い、ということを知らなかった。戦争を立ち上げ軍をアフガニスタンに送るという決定は9・11のはるかに以前から為されていたことだったのだ。後に米軍中央軍司令官のトミー・フランクスによって表現されたこの『テロによる、大規模な、殺人の行為』は、すでに計画の最終段階にあった戦争アジェンダに対する世論の支持を激しく掻き立てる役を果したのだった。

9・11の悲劇的な出来事は、戦争を起こすために必要な正当化を「人道的な基盤」に立った形で提供した。世界の世論と「国際社会」の支持を存分に受けながらである。

数多くの高名な「進歩的」知識人たちが、モラルと倫理学的な基盤に立って「テロリズムに対する復讐」を論じた。「正義のための」軍事政策(jus ad bellum)が受け入れられ9・11への正当な報復として額面どおりに掲げられた。そして、ワシントンが『イスラム・テロ・ネットワーク』を支えてきたばかりか1996年にタリバン政権の設立に尽したという事実は何一つ顧みられなかったのだ。

9・11に従って、反戦運動は完全に孤立した。通商組合と市民社会の組織はメディアの嘘と政府のプロパガンダを鵜呑みにしたのだ。彼らはアフガニスタンに対する報復戦争を受け入れた。そこは人口3千万の貧しい国なのだ。

私は9月11日の夜に著述を始め、夜中遅くまでかかって調査用の資料の山に目を通したのだが、それは私が以前から集めていたアル・カイダの歴史に関するものであった。私の最初の文章である『オサマ・ビン・ラディンとは誰か?』は完成され、そして9月12日の朝一番に公表された。【訳注:この文章は今回は和訳しないので、原文の方をご参照ください。】

その発端から、私は公式の見解を疑った。それはアル・カイダに雇われた19名のハイジャッカーが高度に洗練され組織された作戦を実行したというものである。私の最初の目標はこの幻想的な『米国の敵』――『祖国に脅威を与える』ものである――の真の性格を暴くことだった。

『外部の敵』の神話と『イスラム・テロリスト』の脅威は、ブッシュ政権の軍事政策にとっての礎石であった。それはアフガニスタン侵略、さらに、言うまでも無いことだが、米国における市民的自由および憲法に基づいた政府の撤廃の口実として使われた。

ある『外部の敵』無くしては、『対テロ戦争』もありえないだろう。全面的な国家安全保障アジェンダは『カードの家』のように崩壊するかもしれない。国家の高い地位にある戦争犯罪人たちはその寄って立つ基盤を失うことだろう。

反戦と市民的権利を結び付ける運動の発展にとって、アル・カイダの本性およびそれと各米国政権との関係の推移を暴露することが、必然的に緊急のことであった。幅広く公文書化されているが主要メディアによってはごくまれにしか語られることの無いことなのだが、アル・カイダはソヴィエト-アフガン戦争にさかのぼるCIAの創作だったのだ。これは有名な事実であり、米国議会の公式記録を含む数多くの情報源によって論証されるものである。諜報組織の人間たちはしばしば実際に彼らがオサマ・ビン・ラディンを援助していたことを認めてきた。しかし冷戦終了後になって「我々に歯向かってきた」と言った。

9・11の後になってメディアによる情報隠し作戦によって、真実が押し殺されたばかりでなく、いかにこの『外部の敵』という幻覚が捏造され『ナンバー・ワンの敵』へと翻訳されてきたのかに関する歴史的な数多くの証拠もまた圧殺されたのである。

【翻訳作業、終り。後半の『オサマ・ビン・ラディンとは誰か?(2001年9月12日、ミシェル・チョスドフスキー著)』は、原文をご参照ください。】

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