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http://0000000000.net/p-navi/info/news/200609220037.htm から転載。
21日（木）、ガザで9時間のうちに5人が殺されたというニュースが入ってきた。［いま、取り急ぎのアップをしておきます］パレスチナ人権センターのレポートから、大雑把なところを。
最初の犠牲者が出たのは、ラファに近いウンム・エルナセル村だった。午前1時すぎ、イスラエル軍はハマスの活動家の家を包囲し、周辺にも無差別に発砲を行っていた。午前2時ごろ、イスラエル軍は集まってきた村の若者を追いかけ、若者が逃げ込んだ家になだれ込んだ。耳の聞こえないその家の主を兵士が殴ったのを見て、妻のItemad Ismail Abu Mo'ammar (35)さんが抗議をしたところ、兵士はこのイテマッドさんに発砲。救急車はイスラエル軍により村に近づくことを許されず、数発の銃弾を受けたまま、イテマッドさんは家の中に放置されて、午前6時ごろに亡くなった。
この村ではほかに父親と息子2人を含めた8人が無差別銃撃によって負傷し、Mohammad Suliman Abu Mo'ammar (28)さんがさらに出血多量で午前10時ごろに亡くなった。
部隊はこの地区の13の家とインフラを完全に壊し、5人（13歳の少年とハマス活動家の妻を含んでいる）の市民を連行して、午後12時半ごろに去った。
この事件とはべつに、午前9時前にイスラエル軍はガザのジャバリヤから東の地点で3人の子どもたちを殺害した。3人の少年たちはボーダーから2キロ離れた場所で羊の放牧をしていたところ、イスラエル軍の地対地ミサイル［surface-to-surface rocket］によって殺された。3人の遺体はばらばらになっていたという。3人の名前は
Ala Saqer Dahrouj Abu Dahrouj (15);
Zeidan Rafiq Mohammad Abu Rashid (16);
Mohammad Selmi Mohammad Masalha (17).
パレスチナ人権センターでは、20日にも同じようにボーダーに近いところにいたためにパレスチナ人ひとりが殺された事件が起きたこと、このような場所での殺害が3ヶ月で15人になっていることを指摘し、イスラエル軍の民間人殺傷を非難している。
（ In 9 hours in Gaza, IDF kills 5, including 3 children, and injures 7 による）
http://electronicintifada.net/v2/article5766.shtml
［時間がないので大雑把な要約ですが、とにかくほぼ毎日少しずつパレスチナ人は殺されています。しかも、理由らしき理由もなしに。抗議をした女性に発砲、救急車を来させない。羊の放牧をしている少年たちをミサイルで殺害……。しかし、このように少しずつの殺害だと報道もろくにされない。レバノンからようやくイスラエル軍が引き上げようとしているなか、殺害は続いています］
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