| Tweet |
(回答先: Re: 韓国、そして北東アジアは、再び７０年代のような謀略の季節に向かうのか？ 投稿者 影の闇 日時 2006 年 11 月 22 日 00:00:19)
記事入力 : 2006/11/13 17:00
【386スパイ】3年間で180度変わった国家情報院
最近摘発された「386スパイ団事件」での国家情報院の捜査や立場は、3年前に宋斗律（ソン・ドゥユル）容疑者が北朝鮮のスパイとして逮捕・起訴された事件とは180度違うということが浮き彫りになり、注目を集めている。宋容疑者の事件当時、検察に捜査資料を提供せず、強制捜査も行わなかったため、「宋容疑者をかばっている」と批判された国家情報院が、今回は関係者を全員逮捕した後、膨大な量の捜査資料を検察に送り、幹部らが連日、捜査にかける強い意志を強調しているのだ。
検察が10日に国家情報院から提供された、386運動圏（1990年代に30歳代で80年代に大学に通った60年代生まれの世代の学生運動出身者）のスパイ組職「一心会」の構成員チャン・ミンホ容疑者（44）ら3人に関する捜査資料は、A4サイズで77万ページに上る。13日には、民主労働党副事務総長のチェ・ギヨン容疑者とイ・ジンガン容疑者に関する捜査資料も検察に送られる予定で、捜査記録は合わせて約100万ページになるものと見られている。
これほどまでに膨大な量の捜査資料を検察に提供した国家情報院の姿勢は、盧武鉉（ノ・ムヒョン）政権発足後最も重大な公安事件と評されている宋斗律容疑者の事件の時とは完全に違うものだ。当時、国家情報院は宋容疑者を数回呼び出して取り調べを行った後、身辺の捜査もせずに「在宅起訴か起訴猶予とするのが適当」という意見を検察に送った。検察への捜査資料の提供もなかったという。ある検察関係者は「国家情報院が十分な協力をしてくれなかったので、捜査は困難を極めた」と述べた。宋容疑者はその後、検察の捜査過程で初めて逮捕された。
捜査トップの意向も完全に異なっている。宋容疑者の事件当時、コ・ヨング国家情報院長は「宋容疑者が朝鮮労働党の序列23位で、政治局委員候補であることが明らかになっているのに、在宅起訴が適当という意見を述べた」とし、野党議員らから批判を浴びた。コ院長は、宋容疑者が反省すれば起訴しない「起訴猶予」が適当という意見も検察に述べていたことが後日明らかになったため、さらなる非難の的となり、政界からも辞任を要求された。
ところが、「386スパイ団事件」の捜査を指揮している金昇圭（キム・スンギュ）現国家情報院長は、徹底的な捜査を強調したため、野党からは喝采（かっさい）を浴びる一方、大統領府や与党からの攻撃にさらされている。
このように国家情報院は180度変わったが、検察はどうなのだろうか。宋容疑者の事件当時、国家情報院からは冷遇され、政界からも圧力にさらされる中、検察は宋容疑者を逮捕・起訴したが、捜査の指揮をとっていたソウル中央地検の朴満（パク・マン）第一次長は検事正への昇進を2度も見送られ、検察を去った。また、姜禎求（カン・ジョング）東国大教授の事件を担当した水原地検城南支部の黄教安（ファン・ギョアン）支部長も、人事面で不利な扱いを受けており、ここ最近、最も重大な公安事件を受け持った検察がどのような捜査を展開するか、注目されている。
姜訓（カン・フン）記者
朝鮮日報／朝鮮日報JNS
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/11/13/20061113000048.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。