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イラク貿易銀行といえば            【サマワへの熱い視線】
http://www.asyura2.com/0610/hasan48/msg/165.html
投稿者 hou 日時 2006 年 10 月 09 日 23:28:21: HWYlsG4gs5FRk
 

http://www.blu.m-net.ne.jp/~morita81/homepage5_050.htm

サマワへの熱い視線 森田
「前回、自衛隊の派遣先が何故サマワなのか?という疑問が出ました。そしてまた自衛隊派遣の目的について明確な説明が無いということも指摘されましたから、今回はその続きです」
閣下
「まず取り上げなければならないのは、日本企業は1970年代から80年代にかけて、イラク南部に巨額の投資を行ってきたということだろう。イラク南部の都市、バスラを中心に石油パイプラインや精製プラント、火力発電所などを設置してきた。主軸は三菱重工業だ」
女王
「そうそう。とはいえ、イラクからの支払いは焦げ付いていたそうだけどね」(笑)
森田
「ここでも不良債権をだしていたんですね」
女王
「今でもその当時の日本企業の活躍ぶりから、日本に対して好意をもっているイラク人は多いそうね」
閣下
「そう。アメリカがイラクに侵攻したあと、その復興という時期になると、日本企業も再びイラクに舞い戻って復興ビジネスに顔を出したいと熱望したのだ」
森田
「とはいえ、ブッシュ大統領が『アメリカが犠牲を払ったのだからそれなりの利益配分を得るべき』などと言っては他国を復興事業から締め出していましたね」
閣下
「特に、イラク攻撃に反対したドイツやフランスなどをな」
女王
「だからこそ、アメリカのイラク攻撃に即座に賛成して、アメリカが自衛隊を派遣しろといえば直ぐにも派遣を決定するという迅速な対応で、復興ビジネスに食らいつこうとしたのね」
閣下
「ブーツがどうだとかなんとか言われてな。いつもの事だが、こういうときだけは政府や役所の動きは速い」(笑)
森田
「でも、やはり復興事業の主軸はアメリカ企業でしょう。チェイニー副大統領がCEOをやっていたハリバートンや、アメリカの建設最大手のべクテルなどが有名ですね」
女王
「そうね。米国開発庁や国防総省がアメリカ企業に復興事業を発注しているわね。ケロッグ・ブラウン・ルート社には油田の修復作業を70億ドルで発注したそうじゃないの」
森田
「あと、先のハリバートンの子会社などもおおいですね」
女王
「イラク人の感情を逆なでする、イスラエルの企業からも、アメリカは燃料を買っているそうね」
閣下
「そうだな。とはいえ、イラク戦争に賛成し、自衛隊の派遣を行った日本は復興事業の受注をなんとか確保できた。アメリカ企業の下請けが多いがそれでもうまみのある商機だといえるだろう。実際三菱重工の佃社長が『イラクの復興支援は「商機」である。インフラ整備の受注に向けて、すでに動き出している』などと発言している」
女王
「実際、そのあとに三菱重工は800万ドルの火力発電所工事を受注したそうね」
森田
「三菱といえば、東京三菱銀行もしっかりと食い込んだようですね」
女王
「イラク貿易銀行(the Trade Bank of Iraq)の運営に参加しているわね」
閣下
「イラク貿易銀行といえば、イラクの連合国暫定当局(CPA)が2003年7月17日のブレマー文民行政官による署名により、発足した。CPAがいうには、「イラクの既存の銀行は輸出入業務を行い得るに足る経験もなく国際的なつながりも欠いている」「既存のイラクの国内銀行は基礎的な銀行サービスの供与の再確立に忙しく、特殊な貿易サービスを担うには力不足である」ということを言っては、その運営を国際金融機関にゆだねたのだ。どう見ても、CPAはイラク人の味方じゃないな」(笑)
女王
「どうみても、国際金融機関の傀儡ね」(笑)
森田
「では、その国際金融機関とはなんでしょう?だいたい想像がつくというものですが」(笑)
閣下
「まず、筆頭はJPモルガン・チェース。有名だな(笑)。続いてスタンダード・チャータード(英)オーストラリア・ニュージーランド銀行・グループ(豪)、、クウェート国営銀行、ミレニアム銀行(ポーランド)、サンパウロ銀行(イタリア)、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ、クレディ・リヨネ(仏)、アクバンク(トルコ)、バルセロナ貯蓄年金銀行(スペイン)、スタンダード・バンク・グループ(南アフリカ)、ポルトガル商業銀行、そして東京三菱銀行(日)」
女王
「ちなみに、最終選考まで残っていたのは、他にHSBCホールディングス(英)、バンク・オブ・アメリカ(米)、バンク・ワン(米)、シティグループ(米)、ワコビア(米)などがあったわ。シティグループには、ドイツ銀行と三井住友フィナンシャルグループも参加しているわよ」
閣下
「巷で三井、住友とロスチャイルドの繋がりがささやかれる通りの組み合わせだな。ロスチャイルドのHSBC(香港上海銀行)が脱落したのも意外だが、シティグループが落ちているのは驚きだ」
森田
「そうですね。この場では、JPモルガン・チェースがシティグループに勝ったということですね」
閣下
「とはいえ、残った銀行の力関係を見ても、JPモルガン・チェースが圧倒的だ。ロスチャイルド系列のスタンダード・チャータードが対抗馬かな?『南アフリカの』スタンダード・バンク・グループなんて笑わせるじゃないか。誰が見たってアパルトヘイトの遺物だな」
女王
「ここでの東京三菱銀行の役割は何かしら?おおかた赤字の補填でもやらされて、また不良債権を溜め込んだりしてね」(笑)
閣下
「それでそのツケは、日本人の税金か(笑)。日本企業がイラク政府との間で行う貿易取引に貿易保険が適用されることになったからな。ある程度は損失を政府が補償してくれる」
女王
「しかも、この貿易保険も商社などからの圧力をうけて、2003年9月ていう早い時期に決まったそうじゃない」
閣下
「そうだ。相変らずこういうときの対応だけはすばやい(笑)。しかも、2003年の秋には経団連が外務省や経済産業省などと会合を開いている。国内で不振な業界ほどイラクの復興事業に熱心だ」(笑)
森田
「アメリカの通信会社で有名なモトローラも、イラクでの携帯電話や通信設備の工事などを受注しましたが、その下請けにNECなどが入ったそうですよ」

女王
「さっき話に出たイラクでの不良債権だけど、2003年1月の主要債権国会議でイラクの債権額は210億ドルだったそうよ。一番多いのが日本で41億ドル、次がロシアで34億ドル、このあとフランス、ドイツ、アメリカと続くわけだけど、アメリカが債権を放棄しろって他の国に要求してきたら、日本は即座に放棄したみたいね」
閣下
「ロシアなどは随分渋っていたがな。41億ドルをブッシュとの会談ですんなりと放棄するとは、なんと金に欲のないことか!」(笑)
森田
「その埋め合わせは当然イラクで稼いでこなければなりませんね」(笑)
女王
「ということで、先遣隊として自衛隊が派遣されたってことでしょ。実際は、自衛隊が派遣されるよりも前にすでに業界がイラク南部のサマワやバスラでうろついていたようだけどね」
閣下
「もちろん、ドル箱は石油だよ。アメリカがイラクに侵攻したのだって、石油獲得のためだっていう説もあるくらいだからな。イラクの石油の埋蔵量は、Oil & Gas Journalという専門誌によると、1125億バレルでサウジアラビアに次ぐ、世界第2位だ」
森田
「イラクの石油を安定して確保することができるようになれば、サウジなどのOPECに主導権を握られて価格を決められる現状の打開につながりますね」
閣下
「そう、それは重大な国策だよ。コスモ石油や新日本石油は2004年1月から月に100万バレル程度の輸入を始めたし、出光興産やジャパンエナジーも三菱商事、伊藤忠商事を通して石油を買っている。ちなみに、積み出し港はバスラだが、ここはイギリス軍の管轄だな」
女王
「けど、なんといっても昭和シェル石油。いち早くイラクから石油を確保する事に成功したものね」
閣下
「それもこれも、3大スーパーメジャーの一角、ロイヤル・ダッチ・シェルの傘下だからだろう。ロイヤル・ダッチ・シェルはイラクの石油市場にも強大な影響力をもっている、オランダとイギリス連合の企業だ。株主にはN.M.ロスチャイルド&Sonsが入っているロスチャイルドの企業だ」
女王
「そのロイヤル・ダッチ・シェルの傘下ってことで、日本の石油業界じゃ、イラクの石油に関しては昭和シェルがリードしていくことになるって見られているようね」
閣下
「このロイヤル・ダッチ・シェルと昭和シェルの関係は、オランダ軍に守ってもらう自衛隊とそっくりじゃないか」(笑)
森田
「それで、オランダ軍が撤退するときには、イギリス軍に治安維持を頼んだんですね。断られたそうですが」
女王
「ロイヤル・ダッチ・シェルの機嫌でも損ねるようなマネをしたのかしら?」(笑)
閣下
「実はそうなんだ(笑)。2004年2月に、隣国イランで日本の政府系企業、「国際石油開発」や「石油資源開発」などが中心となって、アザデガン油田の開発計画に調印した。この油田に関しては、ロイヤル・ダッチ・シェルが採算性から手を引いたものだし、アメリカも『悪の枢軸』と名指ししたイランでのこの行為に関して「遺憾の意」を表していた」
女王
「へぇ、アメリカの言いなりにしかならないと思っていたけど、石油が絡むとアメリカやメジャーの意向に背くようなこともするのね。凄いじゃないの、石油に関する並々ならぬ気迫を感じるわね」
閣下
「そりゃあ日本は石油の大部分を中東に依存しているからな。石油確保は国家の存亡を賭けた戦いだぞ」
森田
「それに、現場ではロイヤル・ダッチ・シェルのようなメジャーがうろついているのですから、政府の後ろ楯がなければ、日本企業もなかなか活動しにくいでしょう」
閣下
「イラクの石油に関しては、フセイン時代からロシアは一定量の確保をしてきたし、フランスのトタールも、イラク最大のマジュヌーン油田で独占開発権を持っていた。ところが、CPAは、フセイン政権時代に締結された石油開発関係の契約は原則白紙と発表したものだから、ロシアやフランスの石油企業はあせっていることだろう」
女王
「とくにフランスもロシアもアメリカのイラク侵攻に反対したものだから、復興ビジネスにありつけないでいるしね。けど、いつも利権分配の時だけには顔を出して漁夫の利を得て行くのがフランスだから、まだまだ判らないけどね」
森田
「アメリカも安閑とはしていられないようですよ。イラク侵攻のせいで、イラク人の反米感情が高まり、アメリカ企業が活動しにくくなっているようですからね」
閣下
「それに付けこんで他国の企業が入り込んでくることもあるな。これからドイツやフランスも巻き返しを狙ってくるだろうし、石油争奪戦は今後ますます激しくなりそうだ」

森田
「ということで、何故自衛隊がイラクに行ったのかといえば、それは復興事業の確保であり、企業の先遣隊としての役割という面もあるからでしょう」
閣下
「そう。そして何故サマワかといえば、かつて日本が投資を行って縁があった南部であり、バスラをイギリスが管轄したのだから、他に選択肢はなかったというだけの話だ。だから、調査なんて必用ない。最初からサマワしかなかったんだろうが」
女王
「それならそうだと説明すればいいのにね。石油や復興ビジネスが日本にとってどれだけ重要かを説明して、その上で是非を問うべきじゃないの」
森田
「そうです。その復興事業や石油確保が必用ならば、自衛隊の派遣は果たしてプラスであるかマイナスであるのか?自衛隊の派遣以来、イラク人の日本に対する印象が悪くなっていることからも、事業に対しても自衛隊の派遣はマイナスだと思いますよ」
女王
「それも散々毛嫌いされているアメリカと一緒になって仲良くやってたんじゃ話にもならないわね」
森田
「そういえば、『人道復興支援』や『国際貢献』などという不可解な解釈は出ていましたね」
閣下
「問題外だよ(笑)。まったく話にもならない粗雑な理由付けだ」(笑)
女王
「あら、まんざら問題外ってこともないわよ。『人道復興支援』、いいじゃないの、ただし、不振にあえぐ日本企業にたいする『人道復興支援』だもの。対象を間違えちゃだめね」(笑)
閣下
「なるほど!それは納得だ!」(笑) このサイトに記載されている内容はすべてフィクションであり、実際の人物、団体、事件などとは一切関係ありません 座談会トップへ戻る

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