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頭のいい人たちが霞ヶ関や中央銀行に行く、というのが僕には分からない。(英国人ヘッジファンド・マネージャー)
http://www.asyura2.com/0610/hasan48/msg/550.html
投稿者 TORA 日時 2006 年 11 月 29 日 13:21:37: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu132.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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頭のいい人たちが霞ヶ関や中央銀行に行く、というのが
僕には分からない。(英国人ヘッジファンド・マネージャー)

2006年11月29日 水曜日

◆渡辺喜美の国会生中継 日銀の利上げは慎重に (動画)
http://www.choujintairiku.com/seikai/watanabe29.html

◆年内利上げの環境、整っていない=渡辺・内閣府副大臣
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000732-reu-bus_all

[東京 28日 ロイター] 渡辺喜美・内閣府副大臣は28日、ロイターとのインタビューに応じ、景気踊り場とみられかねない指標が出ているなかで、年内利上げの環境は整っていない、と述べた。利上げすれば景気の足を引っ張ることは必至だとして、政府と一体となって金融政策を行っている日銀が「年内利上げに走るとは信じていない」と述べた。
   足元の経済情勢について渡辺副大臣は「外需が貢献してきた成長に不安感が出ている」と述べ、「利上げの環境は整っていない」と強調。「こういうときに利上げをすれば景気の足を引っ張るのは必至だ」と述べた。
 さらに、(1)単位労働コスト(ユニットレーバーコスト)は依然マイナスで物価を押し上げる状況ではない、(2)日銀が展望リポートで示したほどに、GDPギャップが需要超過で潜在成長率より高い成長を維持し続ける楽観的な状況にもなっていない──ことなどを挙げ、利上げ環境が整っていないと語った。
(ロイター) - 11月28日19時12分更新


◆ヘッジファンド幹部がこぼしたこと=共産主義ですか? 11月28日 本石町日記
http://hongokucho.exblog.jp/

知り合いの外人(英国人)がヘッジファンド(日本株投資)のマネージャーをやっているので久しぶりに電話した。彼がこぼしたのは以下のことである。とりあえず箇条書きまで紹介したい。

・消費者金融問題で上限金利を強制的に引き下げたのは驚きであった。なぜ市場原理に委ねる方法を模索しないのか。昔の共産圏のような手法だ。この国で投資していいのかと不安になる。

・日銀の追加利上げの姿勢も理解しにくい。「今後、利上げが不可避」と言うなら、早くやって欲しい。投資する立場としては、「利上げ」は雲のような存在であり、投資環境はいつまでたても晴れない。早くやって悪材料出尽くしにすべきだ。でも、本当に利上げする必要あるの?

・(これは前回聞いた話) 頭のいい人たちが霞ヶ関や中央銀行に行く、というのが僕には分からない。(君はBOEに行きたくないのか?)だってつまらないでしょ。日銀の人たちはどういうやり甲斐があるのか。教えてくれ(国益への貢献ではないのか?)会社を作って雇用を創出するのが最高の経済的な貢献だと思う。

・ホリエモンや村上ファンドの事件などみても、日本は金融に向いていない風土のような気がする。やはりモノ作りが向いているのではないか。金融はゲーム的な側面が強い。ゲーム的に金融をやるのは日本ではいけないことなんでしょ? ヒタイニ汗シテハタラクだっけ。

いろいろこぼしたけれど、彼は基本的には親日家であり、日本経済の先行きには「期待している」のだそうだ。最近の海外投資家は「日本離れの傾向がある」と認めつつも、株が下がるのは結果的に「割安感をもたらす」そうで、それに「みんなが悲観的に見たときに買うのが投資の鉄則でしょ」と言っていた。一応、来年は株高を見込んでいるようであった。


◆銀行アナリストが銀行株動向を読み誤ったのは… 11月24日 本石町日記
http://hongokucho.exblog.jp/

金融新聞を読んでいたら、「預金金利の上昇に対して、思うように貸出金利の上乗せが進まないとの失望感が広がったことが、アナリストが(銀行の)株価動向を見誤った最大の理由だ。(銀行の)決算はそれを裏付けた」と書いてあった。ここで言われるアナリストとは、「銀行アナリスト」である。私が普段接触するアナリストは、マクロ経済や債券動向を分析するアナリスト(エコノミスト)で、エクィティ方面の銀行アナリストはまあ遠い存在である。

 このブログでは早い時期から、「利上げで銀行収益は拡大しない」、むしろ「資金需要が弱い中では利上げが正当化されにくい」といったことなどを指摘したつもりだ。少なくとも私の知り合いのエコノミスト、アナリストらは同じような見方を示していたし、日銀関係者も銀行収益のピークアウトの可能性を指摘していた。銀行関係者ですら、銀行株が上がることに驚いていたぐらいで、収益好転・株買いを本気で言っていた関係者は私の周りにはいなかった(私の環境が異常なのだろうか?)。

 では、銀行アナリストはなぜ見誤ったのか。私には謎である。資金吸収貸出動向、新規約定平均金利、地方銀行のアウトライヤー化、また仕組み物への傾斜。日銀さくらリポートに見る各地貸出事情。マクロ的な資金循環における金融システムの機能。銀行に対する公的制約の強い風土。こういったことのすべては貸出低迷を示唆し、日銀が利上げすれば負債コストが上昇し、銀行が原油高に直面したガソリンスタンド化するのは自明の理であるに思える。

 それでもなお、銀行株が上がる、というシナリオがなぜ描けるのか不思議である。一過性の美人投票で上がる可能性はあるにしても、利上げで預貸利ザヤが拡大し、収益増大・株高というシナリオは「資金需要をほとんど伴わない実感なき景気回復」によって否定されるだろう。

 地銀関係者と話をしていると、不思議なことを聞く。「貸出が振るわないので市場運用に力を入れる、との経営方針はウケが悪い」のだという。私が「誰のウケが悪いのか」と聞くと、「市場です」と言う。「市場とは具体的に何ですか」とさらに聞くと、「アナリスト説明会でのウケが悪い」のだそうだ。つまり「貸出増強路線は評価されるが、市場運用の強化はそうではない」という。私は大変驚いた。

 なぜなら、需要なき貸出の競争をやる銀行はむしろ「売り」であるからだ。以前のエントリーでも紹介したが、みずほ証券のチーフストラテジスト、高田創さんは邦銀融資行動を「南極の氷売り」と絶妙の表現をしている。氷(貸出)が既にたくさんあるところ、または氷の需要がないところで、氷を売ろうと努力するからだ。氷を売るとジリ貧になるから市場運用に傾斜するのは合理的な判断であり、それがなぜ評価されないのかちょっと分かりにくい。

 銀行(特に日本のような商業銀行形態)は収益がマクロ連動する。本来、銀行収益を予想するにはマクロ分析が欠かせない。また、銀行の投融資行動の影響が強く出る債券市場の分析も重要であろう。「銀行アナリスト」は何らかの理由によってマクロ・債券リサーチとの連携が取れないのだろうか。ファイヤーウォールの問題だろうか。金融新聞は「読み間違えた」と評しているが、単に予想を外したのではない何が構造的な理由がある気がする。考えすぎですかね。

ps 銀行が需要なき貸出で競争をするのは、ローンを借りている私から見れば、とても歓迎である。もっとも、個人的事情と状況分析は別であって、このエントリーは中立のスタンスで書いたつもりである。融資競争を評価するアナリストは私の家計の味方なんだが、それとこれとは別。


(私のコメント)
株式日記と言いながら最近はなかなか経済の話を書く機会がありませんが、日本経済はゼロ金利のまま凍りついた状態になってしまい、なかなか溶ける状況になりそうも無い。バブルの頃は水が沸騰した状態となり、大慌てで水を冷やしたら凍ってしまった。まったく政府や日銀のやる事はなってないのですが、アメリカや中国は日本を反面教師としてバブルを潰さないようにコントロールしている。

そもそもバブルが発生したのは、金融を引き締める時に引き締めずに、銀行に対しても日銀の窓口指導で貸出増加を強制してきた為だ。アメリカからの内需拡大を強要されて景気拡大させようとしたのですが、土地や株式などの資産だけが値上がりして、労働者の賃金などはあまりあがらず消費もあまり伸びなかった。

すでに経済のグローバル化で、日本企業も労働賃金の安いアジアや中国などへの工場移転が始まって、従来型の景気対策は企業の業績向上による労賃の上昇が伴わなくなってきていた。労賃が上がらなければ消費は伸びず一般物価も上昇しない。日銀はダム理論と言っていたが、企業業績は労賃の上昇に反映しなくなった。

だからいくら政府や日銀が景気対策を打っても、消費が停滞してデフレ経済に陥ってしまった。90年代に入ってからベースアップは過去のものとなり、日本の輸出産業の工場は海外に移転してしまって、輸出が好調でも企業の黒字は国内に還流せず、アメリカなどに貯まっていった。だからその資金を使えるアメリカは景気は好調だ。

逆に規制の緩和により、正規雇用からパート労働や派遣労働者に置き換えられて企業業績が上がっても労働賃金は逆に下がる傾向にある。このようになったのは昨日の関岡氏と宮台氏の対談を聞いてもらえばわかりますが日米構造協議に原因があるようだ。日本の政界はアメリカの要求を受け入れざるを得ない構造になってしまった。


YouTube - 関岡英之「拒否できない日本」導入部分
http://www.youtube.com/watch?v=pS2J8vqt_Ug&mode=related&search=

YouTube - 関岡英之「拒否できない日本」1
http://www.youtube.com/watch?v=0C_wMStU9fE&mode=related&search=

YouTube - 関岡英之「拒否できない日本」2
http://www.youtube.com/watch?v=jidBzIXgQEs&mode=related&search=


だから、日本の政治家や中央官庁の役人や日銀の官僚たちは、べつに頭の良い人よりもアメリカに忠実な人がいれば良い訳で、日本の国益よりもアメリカの国益が最優先される。日米構造協議を受け入れる事によって日本が何が失われるかと言う認識が無く、マスコミもその事に気がつかない。気がついた時には後の祭りで、失われたものは元には戻らないのだ。

例えば大店法の改正で巨大ショッピングセンターが日本の各地に出来て、地方の駅前商店街がシャッター通りになってしまいましたが、いまさら元に戻す事はできない。大店法を受け入れたら日本はどうなるかと言った議論は行なわれず、規制課緩和是か非かで国民が理解できないうちに事は進んでしまう。

バブルを潰せと言った大キャンペーンも、郵政民営化是か非かと言うキャンペーンも、国民がそれを受け入れたらどうなるかと言う議論はさせずに押し通してしまって気がつけば後の祭りなのだ。政府や日銀による経営に失敗した銀行は潰せキャンペーンもそれであり、潰れた銀行や吐き出された不良資産はハゲタカファンドに買い占められた。

19行あった都市銀行は四行になり、多くの支店が整理されて駅前から銀行が無くなった市町村が多くなった。郵便局も無くなって行き、何のための金融改革か郵政改革かの弊害が出る頃には日本の金融資産の多くが外国で使われているようになっている。

関岡氏と宮台氏の対談では最後に宮台氏が、アメリカからの要求に対してヨーロッパではスローフードやスローライフと言った文化的概念で跳ねつけたが、日本にはその概念が無く、日本有罪論として受け入れてしまう。すべて日本が悪いと言った言葉が「構造改革」と言う言葉に込められているが、グローバルスタンダードと言う言葉はアメリカにも無いもので日本が勝手に作り上げたものだ。

最近ではゼロ金利解除に利上げに日銀は必死になっているが、バブルの発生も崩壊も日銀の責任でありながら、景気が良くなりかけると景気回復の芽を日銀は摘み取ってしまう。政府も増税で景気回復の芽を潰してしまうがどうしてなのだろう? それはアメリカの国益につながるからだ。日本が不景気であり続ける限り、日本の金はアメリカに流れ続ける。それがアメリカを支える事につながっている。

経済のイロハから言えば、本当に景気が良くなれば日銀が利上げをせずとも自然に上がって行く。ところが市場は不況で資金需要が無いから金利の上がりようがない。企業は後ろ向きのリストラで業績を上げているから、日銀はその意味を分かってはいないのだろう。

英国人ファンドマネージャーが言うように、本当に頭のいい人は霞ヶ関や中央銀行などには就職しない。本当に頭のいい人は会社を作って経営に腕を振るっているはずだ。頭が悪いから宮仕えでいるのでしょうが、自分達が一番頭がいいと思い込んでいる。だから始末が悪い。本当に自分の能力に自信があるのなら、私のように脱サラして事業を始めてみろと言いたい。


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