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［北京 １１日 ロイター］ 中国人民銀行（中央銀行）の周小川・総裁は１１日、今週行う米国との経済協議では、前向きかつ積極的な対応をする用意がある、との姿勢を明らかにした。フォーラムで述べた。
また、周小川・総裁は、中国のインフレについて、いつでも上昇する可能性がある、と指摘し、強く懸念している、との立場を示している。
１１月の消費者物価指数は予想を上回る前年比１．９％上昇だった。
１４─１５日の「米中戦略経済対話」では、同総裁は、ポールソン米財務長官やバーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長らと会談する。
ポールソン米財務長官は、１１日付のワシントン・ポスト紙への寄稿で、貿易黒字削減に向けてさらなる措置を講じるよう中国政府に求めたほか「人民元の柔軟性拡大を中国側に働きかけている」としていた。
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