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□ＴＢＳ 頭痛の越年 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2932427/detail
ＴＢＳ 頭痛の越年
ＴＢＳの憂鬱（ゆううつ）は来年も続きそうだ。
頭痛の種は、膠着（こうちゃく）したままの楽天との業務提携交渉。今年１月に交渉を始めたが、楽天が保有するＴＢＳ株（１９％超）の扱いをめぐり、両者の主張が対立し、結局、来年に持ち越されることが確実となった。交渉の延長は実に８回目。
「保有株の放出を求めるＴＢＳの要求に楽天側が応じないため、ラチがあかない。楽天は保有株のほぼ半分をみずほ信託銀行に信託しているが、来年３月末には株式信託の期限を迎えます。それまでに決着できるかどうか」（メディア関係者）
もうひとつ、無視できない問題がある。
靴小売りチェーン「エービーシー・マート」の三木正浩会長が代表を務める「イーエム・プランニング」が、ＴＢＳの発行済み株式の７．７６％まで買い進めたことが明らかになった。１１月末には５．０５％だったから、２．７１％買い増したことになる。ＴＢＳ株価は、１１月末時点から約１０００円上昇している。
株価上昇そのものは歓迎だろうが、三木氏の狙いがどこにあるのかハッキリしないだけに、経営陣は不気味だろう。また、株価上昇が楽天の交渉姿勢に影響を与える可能性もある。
年末のレコ大をめぐる騒動といい、ＴＢＳは問題山積だ。
【2006年12月28日掲載】
2006年12月31日10時00分
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