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□【独女通信】独女たちの心の友・紀香の結婚ショック
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2876082/detail
独女たちの心の友・紀香の結婚ショック
連日報道合戦が続く藤原紀香・陣内智則結婚の話題。ネットでもこの芸能人カップルの交際・結婚について書いているブログやBBSが大量に発生。それらのほとんどは祝福ムードだが、「ショック！」というコメントも目に付く。
この「ショック」には２種類ある。一つは、紀香ファンの男性または陣内ファンの女性が、「好きな芸能人が他の人のものになっちゃう」という「ショック」。もう一つは、女性たちが「紀香が結婚するなんて！」という「ショック」。
多くの独女たちが「ショック！」「びっくり！」と口にするのは、磯野貴理子の結婚以来ではないだろうか。保育士の君子さん(32歳・仮名)は貴理子結婚の際にショックを受けた一人。「『寂しい女』が売りの貴理子は仲間だと思ってたのに、裏切られた気分、ってあの時は思った」と笑う。
今回の紀香結婚報道でも、「紀香が一人で頑張って自分磨きしているのを見て、私も頑張ろうと思ってきたのに」という意見が女性たちから聞こえてくる。
そうはいっても紀香はたびたび熱愛報道がされた女優。結婚前に浮いた話がほとんどなかった貴理子とは違う。独女たちが貴理子を「仲間」として見ていたのに対して、紀香は「目標」のような存在だったようだ。そのキーワードが「自分磨き」である。
紀香はアフガニスタンを訪れて、現地の子供たちと過ごしたり、そのとき撮った写真で写真展を開くなどの活動をしている。また、美容の面でも努力していることを隠さない。その辺りが、紀香ファンでない女性にも「あんなにキレイな人でも頑張ってるんだ」という共感を抱かせるようだ。頑張る女性の心の友・紀香が理想的な結婚をする。それこそが、自分磨きにまい進する独女たちの励みになるはずだったから、独女たちにとっても紀香の結婚相手は陣内よりも、もっと格上の男性でなければならなかった。「陣内はいい人だと思うけど、もっとイイ男をつかまえられるはずなのに」。独女たちは今、道しるべを失ったような衝撃を受けたのかもしれない。
一方で、編集者の今日子さん(27歳・仮名)は、紀香結婚報道でショックを受ける女性たちの心情をこんな風に代弁してくれた。
「紀香さんに限らず、オセロの中島さんや天海祐希さんとか、独身でキレイで仕事を頑張っている人には、『ステキな独身女性』のままでいてほしい。結婚相手が芸能人だと、夫となる男性のイメージがどうしても影響しちゃうから」。
さて、独女たちの密かな心の友だった紀香の結婚が濃厚となった今、女性たちの次の心の友は誰なのだろうか。
前出の保育士・君子さんが心の友に挙げたのは島崎和歌子。「貴理子が結婚したときは私自身、結婚に現実味を感じなかったけど、リアルに意識する今は島崎和歌子。あの人が結婚したら、『私も頑張ろう』って思う」。会社員の真純(33歳・仮名)さんも島崎和歌子派。「あのオヤジっぽさに自分と同じ匂いを感じる(笑)。あの人が結婚できるなら、私にもできるはず！」。
そんな島崎和歌子以上に独女から”心の友”とされているのは梨花。「梨花さんは30歳を過ぎてもかわいくおしゃれをするという、夢を実現してくれる希望の星。応援したくなります」(自由業の裕子さん31歳・仮名)、「手帳に人生の目標を書いちゃう変な生真面目さが結婚を遠ざけていると感じる」(会社員の美佐さん27歳・仮名)、「自分で恋愛ベタを売りにしてるから、結婚しちゃったらもったいない。万が一結婚しても、ファッションリーダーなんだから、主婦雑誌の表紙を飾ったりしないでほしい」(編集者の今日子さん)と、それぞれの理由で梨花に共感し、エールを送っている。
貴理子、紀香と受け継がれてきた「独女の心の友」の系譜を2007年以降、受け継いでゆくであろう梨花。その生き方を、独女たちは静かに見守っている。(栗頭渋子)
2006年12月18日18時10分
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