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□銀座ママお水増し請求 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2827185/detail?rd
銀座ママお水増し請求
日本一の繁華街、東京・銀座のクラブママが“ぼったくり”カード詐欺で逮捕された。警視庁築地署は７日、詐欺容疑で銀座８丁目のクラブ「さくら」経営者、海江田玲子容疑者（３３）＝北区王子本町＝を逮捕した。同容疑者は、男性会社員の支払い代金を水増しする伝票を作成、クレジット会社の精算代行業者を通じて、だまし取った約８万６０００円を銀行口座に振り込ませた疑い。
銀座で酒を楽しんで、気分よくカード払い。しかし、数日後に届いたクレジット会社からの請求書を見てびっくり。ぼったくりに巻き込まれた男性会社員は８月１７日、初めて訪れたこの店で飲食。１万３０００円程度の認識でカードで支払ったはずが、頼んでいないワインやつまみ代などをふくむ９万９０００円が請求されていたのだ。
築地署では「余罪もあるようだが、お酒を飲んだ上でのサインは証拠にならないし、記憶がなくなっているケースが多く立証しにくい」と嘆く。酔った勢いで、カッコつけて、金額を確認せずにサインしている場合もあるからだ。
問題の店は銀座８丁目に位置し、外堀通りの一本裏に入った通りにある。狭い雑居ビルの３階で、エレベーターから降りても店舗が奥まっていて見えない怪しい構造。１階に生花店があり、飛び出る花に隠れて、上階へ行くエレベーターを探すのも困難。周囲では、中国人女性が呼び込みを行う姿が目立っていたという。
確かに呼び込みでもなければ入りづらく、ぼったくりに気づいて、店へ引き返そうにも、「どこだったかな？」と迷いそうな造りだ。今年４月にオープンし、早くも５月から築地署に苦情が集まっていたという。店では中国人女性が接客し、いわゆる高級クラブとは言い難い。
だが、こんな店でも“銀座のクラブ”。高級だが安心して飲めるはずの銀座のイメージは丸つぶれだ。銀座７丁目にある同名の店では「いい迷惑だ。いろんな電話はかかってくるし」とカンカン。ぼったくりママの悪行で、忘年会商戦がスタートしたばかりのネオン街は、かすんで見えた。
2006年12月08日08時15分
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