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http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news3413851.html
より
教育基本法改正案、本格審議始まる
安倍政権が最重要法案と位置づける教育基本法改正案の本格審議が３０日から始まりました。
そもそも教育基本法は、教育に関する法律の解釈など、いわゆる「理念」を定めたものです。この基本法に基づいて学習内容を具体的に定めた学習指導要領や義務教育の年数など、学校教育の基本的な制度を定めた学校教育法など、様々な教育に関する法律があります。
つまり、基本法が改正されると、これらの法律も変わる可能性が出てくるわけです。教育の根幹となる基本法の改正。最大の焦点になっているのが、いわゆる「愛国心」です。
「我々がこの教育基本法でうたっている国を愛する心、態度を涵養（かんよう）していくということについては当然、統治機構（を愛するという意味）は含んでいないわけであります」（安倍首相）
教育基本法改正の最大の焦点は「愛国心」。与党の改正案では、教育の目標の１つとして「我が国と郷土を愛する態度を養う」と、今の基本法にはない「愛国心」についての表記が盛り込まれていて、児童や生徒の心の評価や君が代・日の丸の強制につながるでのはないかとの懸念も出ています。
しかし、安倍総理は３０日、「あくまで伝統や文化について学習する態度を評価するということ」だとして、「心の評価はしない」と明言しました。
「この国を愛する心情について、内面に入り込んで評価するということは当然ないわけでございます」（安倍首相）
しかし、この日の審議では、いじめの問題や必修科目の履修不足の問題が議論の大半を占めたため、「愛国心」をめぐる与野党の具体的な論戦は陰をひそめた形です。（30日20:40）
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