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茶髪、ピアスをやめたら、1万円付きの学長賞を贈る【安倍晋と同じく吉田松陰を尊敬する小泉秋田経法大学長】
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/105.html
投稿者 happyblue 日時 2006 年 9 月 30 日 01:27:33: BaRfZQX6fAfSk
 

(回答先: 「再チャレンジ支援」で総理表彰制度のギャグ(保坂展人のどこどこ日記) 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 9 月 30 日 00:02:43)

吉田松陰や松下村塾を見習おうなんて、
なんだか安倍と同じようなことを言っている学長が、
世にも珍しい教育方針を打ち出しています。
これって、人ごとでしょうか。

@学生の茶髪とピアス、やめれば現金1万・続ければ懲戒(読売新聞)

 秋田市の学校法人「秋田経済法科大」(小泉健理事長)が10
月、同大と、系列の秋田栄養短大に、茶髪とピアスを禁止する規
則を設ける。

 従わない場合には「懲戒」もあるが、指導に応じて改めた学生
には褒賞金1万円が付いた学長賞を贈る“アメとムチ”を用意。
文部科学省学生支援課も「聞いたことがない事例」と言う。

 新たに制定された「学生の頭髪・装身具に関する要綱」では、
男女とも、頭髪について「周囲に不快感を与える特異な髪形、
染色、脱色は禁止」、装身具も「華美を避け、品位を保ち、ピア
スは禁止」と明記した。該当する学生には、新設された教育指導
室担当の教官らが指導。どうしても指導を受け入れない学生には
、教授会に諮ったうえで注意処分などの「懲戒」もあり得るとす
る規定も盛り込んだ。

 大学、短大合わせて学生約1800人が在籍しているが、対象
となる学生は50人以上とみられ、褒賞金は総額100万円を用
意する。

 元検事で弁護士でもある小泉理事長は、「ニートやフリーター
などの問題は、学生のモラルやマナーの低下も一因ではないか。
学生の服装や頭髪の乱れは、大学や本人の評価にもつながる」
が持論。秋田県内の高校などには、この取り組みを記載したパン
フレットを配布して教員や保護者にアピール、志願者の確保にも
生かしたい考え。

 学生からは早速、「なぜそこまでする必要があるのか」という
反発が寄せられているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060929i107.htm
(2006年9月29日14時35分 読売新聞)


@【学長あいさつ】
 人が人を教える そこには心の通い合いがあります(秋田経済法科大学HP)

今、大学とは何か、ということが改めて問われなければならない時代になっていると思います。
つまり学生が大学に何を求め、また大学が学生に対してどのような役割を果たすことが出来るかということです。
以前に、マスコミによって大学レジャーランド論ということが言われたことがありました。
一旦入ってしまえば、ふつう大学は卒業できます。ですので、入学するまでは試験勉強をしますが、その後は多くの学生が遊んでしまう傾向にあるということなのです。

私は、学生諸君に阿(おもね)ることなく高い水準の教育をしたいということ、また、先生方に、学生の知的好奇心あるいは向上心の炎を心の中に灯していただきたいというような話をしています。

高校生の時には朝から夕方まで時間割がきちんと組まれていますが、大学に入るとかなり授業は緩やかになっています。
人によっては午後に集中的に履修科目を入れる学生もいます。
そして、7月から秋口まで長い夏休みがあります。このように、休みが多く、学生は自由を謳歌することになりますが、これは反面において非常に問題もはらんでいます。
本来、学生諸君にこのように自由な時間を多く認められているのは、授業を予習し、反芻してもらうためです。夏休みが長いのも、普段は勉強できない、まとまった本を読んでもらう、学習してもらうためです。
学問というのは、どんなに面白いものであっても、やはり入門の時には一定期間、忍耐をして体系的な勉強をしなければならないようになっています。

私は、学生に対し、忍耐強く最後まで授業について行く、あるいは体系的な本を最後まで読みきるというような、そういう教育をしていきたいと常々考えています。
また、教員のほうも、大部分の教員は魅力ある授業をすることを心がけていますが、さらに、学生が門前市を成すような、学生が感動するような魅力的な授業をしてもらうようお願いしております。

大学で最も大切なことは、決して建物を作ることでも、カリキュラムを変えることでも、新しい組織を作ることでもありません。
結局は人です。よく知られているように、松下村塾はたった二間のあばら屋ですが、しかも数年間という短い期間であったのにもかかわらず、吉田松陰はたくさんの人材を育てたのです。
教育の本質は、人が人を教える、そこに感動とともに心の通い合いがあるのだと思っております。
時間はかかると思いますが、私はそのような大学を目指して頑張っていきたいと思っております。

人が人を教えるそこには心の通い合いがあります。  学長 小泉健
http://www.akhu.ac.jp/info/head.html

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