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イラク空自派遣、来年７月まで延長へ…来月閣議決定
政府は６日、イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の基本計画を変更し、１２月１４日までの派遣期間を特措法の期限である来年７月３１日まで延長する方針を固めた。
陸上自衛隊のイラク撤収後も輸送支援を続ける航空自衛隊に対する多国籍軍や国連のニーズは高く、引き続き活動を継続する必要があると判断した。基本計画の変更は１２月上旬に閣議決定する。
空自は２００４年３月以降、Ｃ１３０輸送機３機と隊員約２００人の態勢でクウェートのアリ・アル・サーレム空軍基地を拠点とし、陸自や多国籍軍の人員・物資をイラク南部のタリルとバスラに輸送してきた。今年９月からは国連の人員・物資の輸送のため輸送範囲を拡大し、新たにバグダッドとイラク北部のアルビルに乗り入れている。
防衛庁によると、活動開始時から今年７月１７日の陸自のイラク撤収までの空自の輸送回数は３４５回で、７月１８日〜１１月５日は５９回に上る。空自幹部は「陸自の活動中は米軍などのニーズがあっても、陸自を優先してきた。今は多国籍軍や国連のニーズに可能な限り対応している」と語る。
来年８月以降の活動についても、国際社会の需要が続く場合は、延長する方向で検討する。その場合、４年間の時限立法の特措法の改正案を国会に提出、成立させることが必要となる。
自衛隊のイラク派遣の基本計画は、政府が０３年１２月に閣議決定。０４年と０５年の１２月に各１年間延長しており、３度目の延長となる。
（2006年11月7日3時6分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061107ia01.htm
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投稿者 戦争とはこういう物 日時 2006 年 11 月 07 日
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