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日本の教育実態を知らずに教育再生を叫ぶ総理大臣
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/1266.html
投稿者 baka 日時 2006 年 11 月 07 日 22:09:23: RQJEnV9HbG4Tk
 

(回答先: <教育基本法>保守系超党派の日本会議など4団体が集会 投稿者 片瀬テルミドール夏希 日時 2006 年 11 月 07 日 19:13:23)

「教育を知らない教育改革者たち」浜 矩子(同志社大ビジネススクール教授)(○○新聞より抜萃)

 今、日本の教育は笑い事ではすまされない状況に直面している。その意味では、安倍政権が教育再生を最重要課題に掲げるのは結構だ。だが、いかなる意味で何をどう再生する必要があるのか、という点では照準の当て方に大いなる狂いがあるように思う。
 全国津々浦々の高校における必修科目の履修不足問題には、息をのむというほかはない。必修科目を履修する必要がない。かくも壮絶な定義矛盾が事実上制度化されるような教育現場の実態がなぜ、いかにしてつくりだされてしまったのか。  (中略)  責任は政策立案者たちにあり、犯人は彼らだ。
 設計者が生産技術を知らず、製造部門が販売担当者の声に耳を傾けず、戦略立案者が生産現場について無知であると何が起きるか。  (中略)  場合によっては利用者の命にかかわる問題にも発展する。

  (中略)

精神訓話的な教育の在り方論争に費やす時間があるなら、教育再生を標榜する人々は教育現場の悲鳴に耳を傾け、苦悶する教師たちの姿を凝視すべきだろう。
 安倍首相の教育再生構想の中に、「大学・大学院の国際競争力」を強化するという項目がある。教育機関の競争力とは何か。教育が競争に振り回されていいのか。
 高校が大学進学のための予備校化を強いられ、予備校力を競うようなところに追い込まれるから、必修科目の不履修というような奇々怪々な事態を招くことになる。「ゆとり教育」の名の下に教育に費やす時間が削られる中で、結局のところ、教育と教師たちはゆとりを奪われた。そして生徒・学生たちは知性開花への道を閉ざされた。
 安倍氏は「主張する外交」を目指すのだという。世界史を知らないものに外交はできない。世界史不履修で大学に進学するなどという教育を、教育現場が余儀なくされる。そんな国には、主張するもしないも、そもそも外交を行なう資格はない。 (中略)

 歴史を知らない外交官、医療を知らないお医者さん、日本語を知らない日本人。そのような人々によって構成される社会の生産現場。 (中略) なぜ、ここまで教育はビジネス化してしまったのか。そのようなところに教育機関を追い込んだ仕組について、どう国民に謝罪してどう心を入れ替えるのか。
 その説明責任と結果責任が政治にある。 (中略) 国の愛し方を教えるなどということを考える前に、教育の世界史でも勉強してほしい。 (後略)

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bakaの意見:

 やっぱり、安倍は駄目かもしれぬ。多分、ブッシュ並みのアホだろう。
無能+売国+利権官僚と癒着した無能政治家+売国+利権集団自民党の政治の結果がこれだ。

今回の件で、国民も国も愛していない連中が、「愛国」教育を叫んでいることが証明されたのである。

自殺された校長先生の冥福を祈る。

 対米追従も、北朝鮮に馬鹿にされるくらいだから、外交力ゼロは当然だ。>外務省

 文部科学省も、ひどいねー。

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