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(回答先: 与謝野氏が会長辞任、自民税調 体調不良を訴え入院―東京新聞 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 11 月 07 日 17:58:52)
与謝野会長が辞任
自民税調 体調不良理由に
自民党税制調査会の与謝野馨会長が７日午前、体調不良を理由に、会長職の辞表を党政調会に提出したことが分かった。与謝野氏の議員事務所によると、先週あたりから体調を崩し、都内の病院に入院した。早期の回復を見込み、「今後の議員活動に支障はない」ものの、激務の会長職を担うのは困難と判断したもようだ。
与謝野氏は財政再建のために増税にも前向きな論者として知られ、財政立て直しには「増税」より経済成長を重視する「上げ潮」派が多い安倍内閣や党執行部の中で、どれだけ手腕が発揮できるかが注目されていた。
自民党税調は今月下旬から２００７年度税制改正の議論を始め、１２月中旬に与党税制改正大綱をまとめる予定。その直前に会長が交代するのは異例だ。
与謝野氏は、「インナー」と呼ばれる非公式な自民党税調の幹部会メンバーの経験はなかったが、安倍晋三首相が自ら会長に指名した。インナーのメンバーは、与謝野氏のほかに小委員長の町村信孝氏、顧問の片山虎之助、津島雄二両氏で構成している。
税制論議に絡んでは、政府税制調査会の会長人事をめぐって一時、消費税率引き上げなど増税に積極的な石弘光前会長の続投で調整が進んだ。しかし、経済成長を重視する首相官邸側の意向を反映し、小泉政権下で経済財政諮問会議の民間議員として、構造改革の推進役を務めた本間正明大阪大大学院教授に落ち着いた経緯がある。
増税に前向きな２人がそれぞれ、政府・自民の税調会長を退いたことは、今後の税制論議の行方に影響を与えそうだ。
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20061107/eve_____sei_____002.shtml
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