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(回答先: ＜日中首脳会談＞共通の課題解決へ「戦略的互恵」構築で合意 [毎日新聞］ 投稿者 white 日時 2006 年 10 月 09 日 00:55:48)
□「政経両輪」で対中外交に臨む 安倍首相 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061008-00000088-mai-pol
＜日中首脳会談＞「政経両輪」で対中外交に臨む 安倍首相
【北京・佐藤千矢子】安倍晋三首相は８日夜、日中首脳会談後に記者会見し、日中関係について「経済と政治を車の両輪としていく必要がある」と述べ、「政経両輪」で対中外交に臨む考えを表明した。首相は最大の政治的障害である靖国問題に対する中国の反発が収まらないことを念頭に、政治と経済を切り離す「政経分離」を唱えてきたが、胡錦濤国家主席とも両輪論で一致したことを強調したうえで「両輪が作用することで日中関係は次の新しい次元に突入できる」と語った。
首相は「経済について日中関係は大変良好」と指摘する一方、会談で靖国問題に関する考えを説明したことに関して「理解は得られたと思う」と述べ、両輪論の環境は整ったとの認識を示し、訪中については「日中関係をさらなる高みへと導いていくことを確信している」と総括した。
◇安倍晋三首相が８日行った内外記者会見の要旨
＜冒頭発言＞
私はわが国の大事な隣国である中国と、互いの首脳が率直にお互いの未来について、日中間の将来について語り合える、そんな関係を構築するため、そして日中間の未来を切り開いていくために初めての訪問国として中国を訪問した。
中国では胡錦涛国家主席、呉邦国全人代委員長、温家宝首相に時間を割いて応じていただいた。感謝を申し上げたい。３人の方と胸襟（きょうきん）を開いて両国の未来、アジアの未来と繁栄について語り合った。
政治と経済を両輪として力強く動かしていくことが大切である。両輪を作動していくことで日中関係を高度の次元に高め、全世界の課題に取り組む戦略的互恵関係を築くことで一致した。戦後日本が自由と民主主義を基盤に一貫して平和国家として歩んできたこと、今後とも世界平和に貢献していくことについて説明した。中国側は積極的な評価をした。
さらに両国首脳間の信頼関係の構築が重要で、首脳間の対話をすることで一致した。胡主席、温首相にわが国への訪問を招請し、先方は同意した。その他、北朝鮮による核実験は受け入れられないことで一致した。６カ国協議で、解決に向けて関連国と緊密に協力することで一致した。拉致問題について説明し、日本国民の関心に理解を示された。東シナ海を平和友好と協力の海にするため、協議を加速させていくことについて一致した。国連改革や、エネルギー環境面での協力関係強化でも一致した。
＜靖国参拝問題＞
靖国神社に参拝したかしなかったか、するかしないかは申し上げないと言及した。先方の理解は得られたと思う。
（毎日新聞） - 10月9日0時49分更新
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