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国民新党が07参院選に向かって動き出した【1】マスコミの三つの対応【森田実の言わねばならぬ】
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/695.html
投稿者 天木ファン 日時 2006 年 10 月 19 日 12:27:13: 2nLReFHhGZ7P6
 

2006.10.17(その1)
森田実の言わねばならぬ[433]

国民新党が07参院選に向かって動き出した【1】
10月14、15両日埼玉県大里郡「ホテル・ヘリテイジ」で行われた「国民新党研修会」に講師として参加して

「日の光を藉(か)りて照る大いなる月たらんよりは自ら光を放つ灯火たれ」(森鴎外)
[太陽の光を借りて輝く大きな月になろうとするよりは自分自身で光を放つ小さなともしびになるべきだ(『成語大辞苑』、主婦と生活社刊、参照)]

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 国民新党は「自分自身で光を放つ小さな灯火」である。

 マスコミの三つの対応――(1)正確な報道=東京新聞、(2)ねじまげ報道=毎日新聞、(3)無視=朝日、読売、日経、産経の4紙。
 10月14、15両日の国民新党研修会について、10月15日付朝刊6紙(朝日、毎日、読売、日経、産経、東京)の報道ぶりは三つに分かれた。正確な報道をしたのは東京新聞1紙のみ。毎日新聞はねじ曲げた。朝日、読売、日経、産経は無視した。「無視」は新聞の社会的責任の放棄である。

 まず、正確に報道した10月15日付東京新聞朝刊2面の記事を紹介する。
 《参院選で躍進/政界再編狙う/国民新党・綿貫氏  国民新党は14日、埼玉県江南町で、結党後初の全国研修会を開いた。冒頭、綿貫民輔代表は「郵政民営化は大失政だった」などと小泉前政権を批判。その上で来年夏の参院選について「一つでも多くの議席を獲得し、それを起爆剤に政界再編につなげたい」と決意を述べた。
 また、亀井静香代表代行は「自民、公明両党を過半数割れに持っていくことが絶対条件だ。そのためには民主党や社民党とも選挙で手を結ぶ」と表明。参院選後の政局のキャスチングボートを握るため、野党間の選挙協力を進める考えをあらためて強調した。
 同日の研修会には国民新党所属の国会議員8人のほか、全国特定郵便局長会や宗教団体の関係者ら支援者約500人が出席。
 亀井久興幹事長は「党員は現在10万人だが、年内に倍増させ、参院選までに『30万−50万人』にするという目標に向け頑張る。支部もつくっていきたい」と述べ、党員拡大と組織作りに協力を求めた。》

 次に「ねじ曲げ記事」(10月15日付毎日新聞朝刊)を紹介する。
 《参院選の後に自民と連携も/国民新党・亀井氏  国民新党の亀井静香代表代行は14日、埼玉県江南町で開いた同党研修会で「安倍晋三首相が反省し(地方重視に)予算を見直せば、助けるという立場も出てくる」と述べ、来夏の参院選後に自民党と連携する可能性に言及した。参院選については民主、社民両党との選挙協力を「徹底的にやる」と強調しており、参院選で与党を過半数割れに追い込み、キャスチングボートを握る戦略を示したものだ。》
 私自身、亀井静香代表代行の挨拶を目の前で聞いていたが、毎日記事は亀井演説をねじ曲げている。亀井代表代行は、演説全体を通じて自民党をきびしく批判し、自民党と戦うことを力強く強調した演説のなかで、安倍内閣が追い詰められ苦しくなって小泉政権の政策を反省して見直し、政策転換に踏み切り、予算を見直せば、その動きを助けるということもあり得ないわけではないという趣旨でほんの一言語っただけである。全体の流れは「対決」であった。
 繰り返すが、話の本筋において亀井氏は「対決」を強調し、そのなかで例外的に柔軟な対応もないわけではないとの態度を示したのである。毎日新聞の記事は、この一言をとらえて、亀井演説をねじ曲げたのである。おそらく、現場の記者が送った記事をデスクが書き換えてしまったのではないか(「こういうことはよくある」と元新聞記者の友人は言う)。いずれにせよ、大新聞のこういうやり方はよろしくない。
 しかし、最もひどいのは、1行も報道しなかった朝日、読売、日経、産経の4紙である。国民新党は小なりとはいえ現職国会議員8名を擁し、党員10万名の政党である。大新聞社がこれを無視するとは何事か!新聞社の社会的責任の放棄ではないか。
 大新聞は、政治権力をもっている自民・公明連立内閣には、毎日毎日ゴマスリ記事を書きつづけ、歯の浮くようなゴマスリをつづけている。
 ところが、地方・地域を重視する唯一の政党である野党の国民新党の重要な会議を報道しない。無視してしまう。ひどすぎるのではないか。
 10月14、15の両日行われた国民新党研修会は、国民新党が07年参院選の台風の目になる可能性が高いことを示した。ここには大新聞が国民に知らせるべき大切な政治情報が数々あった。このことを私は本欄において国民の皆さんに報告する。
 国民新党は力強く、07年参院選に向かって出発した。(つづく)   

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02984.HTML

森田実の時代を斬る―
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/TEST03.HTML

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