★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK28 > 1138.html
 ★阿修羅♪
長野&山梨でも「公聴会は法案通すためのセレモニー」(信毎 社説)
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/1138.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2006 年 12 月 11 日 15:04:35: N0qgFY7SzZrIQ
 

(回答先: <静岡地方公聴会>教基法「改正」賛成の公述人はほとんど教育基本法のことが分かっていない。(ともにー 全教静岡) 投稿者 gataro 日時 2006 年 12 月 10 日 17:13:26)

 公聴会の場所や回数があまりに限定的な事がそもそも疑問。加えて、内容が国会審議に組み込まれていないのでは何のために税金投入で行うのか。
 『50の傍聴席には空席もあった。』となる理由が良くわかる。
これも世論操作に有効に働くであろうことは明白。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
社説=教育基本法 国民の声を聴いたのか[12月10日(日)]

http://www.shinmai.co.jp/news/20061210/KT061208ETI090003000022.htm
 教育基本法改正案の審議が大詰めを迎えた。政府・与党
は今国会での成立を目指し、野党との駆け引きを続けてい
る。
 参議院での審議時間は70時間を超え、地方公聴会も6
カ所で開いた。しかし、衆参の特別委員会の審議は、いじ
め対策、高校未履修問題などに集中してきた。法案そのも
のの論議は十分とはいえない。生煮えのまま、採決を急ぐ
べきではない。
 地方公聴会も、実際を見れば法案採決に向けた手続きの
色が濃い。
 4日に長野市で開いた公聴会では、自民、民主、公明、
国民新党の推薦による4人が意見を述べた。
 長野市の教育委員長、久保健氏(自民推薦)は、改正案
で教育の基本的な責任が家庭にあるとした点を評価した。
 元大町市教育長で、前信濃教育会長の牛越充氏(公明推
薦)は、生涯学習の理念が盛り込まれたことを支持。生涯
学習の中で自由と規律を学ぶべきだと強調した。
 「改正案は私的な領域に踏み込むもの」と明確に反対し
たのは、首都大学東京の大田直子教授(民主推薦)だけだ
った。
 審議は予定の2時間余りで終了。50の傍聴席には空席
もあった。
 会場となったホテルの外では、いくつかのグループがマ
イクを握り、「改悪反対」「公聴会は法案を通すためのセ
レモニーだ」と声を上げた。会場の内と外で、意見の隔た
りは大きかった。
 公聴会の内容は委員会で報告されるが、それに対する審
議はない。法案採決の前提となりがちで、「アリバイ作り
」との批判もある。
 教育基本法改正をめぐっては、政府主催のタウンミーテ
ィングでの「やらせ」発言も明らかになった。
 教育の根幹をなす基本法の改正に、国民の声がきちんと
反映されたといえるのか。公聴会の様子や、タウンミーテ
ィングの調査結果からは、疑問が残る。
 6日には、基本法の特別委員会や公聴会で意見を述べた
学者ら17人が、指摘した問題点をほとんど論議せずに採
決に進むのは問題だとして、徹底審議を求める声明を出し
ている。これも、実のある審議がされていないことを裏書
きする。
 山梨県で開いた公聴会で早稲田大の喜多明人教授は「大
人だけの論議に終始せず、子どもたちから意見を聴取すべ
きだ」と指摘している。こうした視点も尊重したい。
 公聴会やタウンミーティングは民主主義の手続きの一つ
だ。ただ、時間も手間もかけなければ、本当に国民の声を
聴いたことにはならない。

 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 政治・選挙・NHK28掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。