★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK28 > 675.html
 ★阿修羅♪
沖縄県知事選の結果が象徴する革新勢力の衰退<天木・筆坂熱血インターネット対談> 
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/675.html
投稿者 天木ファン 日時 2006 年 11 月 30 日 11:24:24: 2nLReFHhGZ7P6
 

(回答先: 復党問題をわらう(天木)<天木・筆坂熱血インターネット対談>  投稿者 天木ファン 日時 2006 年 11 月 30 日 11:19:25)

2006/11/22(Wed)
沖縄県知事選の結果が象徴する革新勢力の衰退 天木直人

 11月19日に行われた沖縄県知事選挙において野党統一候補が敗北した。自、公政権にとっては負けられない選挙であったに違いない。何しろ小泉前首相が約束し、安倍後継首相が総理の職を賭して進めようとしている米軍再編への協力が否定されるかどうかの選挙であったからだ。もし野党統一候補が自公候補を破っていたとすれば日本の政治が変わる可能性さえあったかもしれない。想像を超える選挙運動や工作が自公によって行われていたことは想像に難くない。そう考えると糸数候補は善戦したという見方もできる。
しかしそれでも私は今回の選挙の敗北が野党に与えた打撃は壊滅的であったと思っている。糸数さんという考えられる最強の候補者をいただき、民主党が共産党をふくむすべての野党と共闘した文字通り保革の一騎打ちであった。沖縄の政治の象徴ともいうべき普天間基地移設問題を正面から問う選挙であった。
その選挙に野党統一候補が負けたのである。那覇市はもとより米軍基地を抱えるほとんどの都市で自公候補が勝ったのである。
 自公の候補者を選んだ沖縄県民は、米軍基地は要らないという選択よりも、米軍基地を受け入れることによりそこから得られる収益を重視し、さらには米軍基地を受け入れることにより与えられる日本政府の飴を欲した。というよりもどうせ基地問題は解決しない、そうであれば経済振興に期待するしかないという苦渋の選択に違いない。その沖縄県民を我々は非難することはできない。沖縄県民をここまで追い込んだ日本政府の卑劣さこそ糾弾すべきだ。地方交付税削減や公共事業削減で追い込んでおいて、「振興策」で釣る、高市沖縄担当相などは「振興策は普天間移設受け入れの出来高払いだ」などと露骨に脅しをかけた。これが国民の幸せを願う政治家のすることか。
しかし本当の敗因はこの国の革新政党の非力さだ。野党統一のいかさまぶりだ。民主党の議員の中には共産党と共闘したことを公然と非難したものがいた。その共産党は平和を願う大衆の心を揺さぶることが出来ないまま、そのことを直視することなくいつまでたっても共産党の党勢拡大を最優先している。社民党に至っては自民党と連立政権をつくり安保体制を容認した過ちをなんら総括しないままに我々こそ護憲政党であると標榜している。
このような野党がみせかけの共闘を演じても、沖縄県民の心に響くわけがない。いっそ糸数さんが一人で基地反対を訴えたほうが勝てたかもしれないのだ。
「反基地闘争だけでは票はとれない」、「雇用と経済振興を積極的にアピールする必要がある」という声を聞く。しかしこの考えこそ誤りなのだ。米軍基地が存在することが正しいと本気で思う国民はいない。むき出しの戦争国家となってしまった米国と軍事同盟を強めていくことは危ないと考える国民は多いはずだ。野党がその一点を本気で訴えていれば大衆の心を揺さぶることが出来たはずだ。パレスチナのハニヤ首相は、米国とイスラエルにテロリスト政権であると一方的に決め付けられて一切の資金流入を断ち切られた時、「我々は塩とオリーブがあれば生きていける」というせりふを吐いて民衆の心をとらえた。今わが国の革新政治家にそのような人物がいるというのか。
革新勢力の衰退はやがて来る憲法9条改憲を考えると深刻である。今の野党がそのままである限り自公の改憲の動きに抗することはできないであろう。そしてもし憲法9条改憲がなされたならば、日米軍事協力も基地問題も、そして何よりも平和憲法を守ることについての議論は日本からなくなる。革新政党の存在理由は完全になくなり日本の政治は保守二大政党によって動かされることになる。
共産党と社民党は解党的統一を図り平和を願う国民の先頭にたって護憲運動に全精力を傾注しなければならない時を迎えている。この期に及んでもそれが出来ないなら、「憲法9条を変えさせない」という一点で思いを同じにする国民の声を代表するあらたな政治勢力を作る必要がある、これこそが「9条新党宣言」の中で私が提起した事である。今度の沖縄知事選挙の野党連連合の敗北を見て私はその思いをいっそう強めている。「9条新党宣言」における私の提案にいまこそ注目してもらいたい。



2006/11/20(Mon)
我ら言葉のほかに失うものなし
天木・筆坂両氏のインターネット対談がスタートします


http://www.tembosha.com/kd_diary/kd_diary.cgi

 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 政治・選挙・NHK28掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。