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中川路線と、安倍の「自国に誇りのもてる美しい国づくり」とは、イデオロギー的に米民主党と共和党ほどの大きな開きがある
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/802.html
投稿者 TORA 日時 2006 年 12 月 03 日 15:56:17: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu133.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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中川路線と、安倍の「自国に誇りのもてる美しい国づくり」とは、
イデオロギー的に米民主党と共和党ほどの大きな開きがある

2006年12月3日 日曜日

◆安倍路線は当面「保守中道」 2006年12月 選択
http://www.sentaku.co.jp/keisai/zenbun.htm

来年の参院選対策の一環としてすんなり決着すると思われた平沼赳夫ら郵政造反組の自民党復党は予想以上に難航した。それは、小泉チルドレンと呼ばれる一年生議員が抵抗したためではない。復党問題が安倍政権の今後の路線をめぐる権力闘争に直結したからだ。

 十一月十六日の夕刻。自民党本部の一室で開かれた幹事長、中川秀直と幹事長番といわれる報道各社の担当記者との定例懇談は、始まる前からいつになくピリピリとした空気に包まれていた。直前に日本テレビが「中川幹事長、平沼元経産相と会談」とスクープしたからだ。平沼は昨年、郵政民営化法案に反対して離党した造反組のうち、国民新党や新党日本に参加しなかった無所属議員十二人のリーダー的存在。その平沼に、造反組の復党に慎重な態度を崩していなかった中川が会ったのが事実なら、彼らの復党が大きく前進したことを意味する。

「会ってませんって。平沼さんがそう言っているの? 何の根拠でそういう報道をするんだ。報道したところは手を上げてくれ!」

 事実関係の確認を求める記者たちに、中川は語気を強めて否定した。気まずい空気が漂う中、日本テレビの記者がおずおずと「そういう情報があったので……」と言いかけると、中川は「なにも君が謝る必要はないんだ。私は認めないし、平沼さんも認めない。いったいどこからの情報だ。情報源は言えないって二人しかいないだろうが」と畳みかけた。

◆「王手飛車取り」にかかった平沼

 だが、実際に「中川―平沼会談」は、都内のホテルで行われていた。中川が会談そのものを否定してみせたのは、昨年九月の総選挙で刺客候補によって落選した前議員はむろんのこと、十二人の現職議員も、無条件での復党は認めないというメッセージだった。

 事実、二十二日に国会内で開かれた「正式な」会談で、中川は平沼に郵政民営化への明確な支持を復党の条件として突きつけた。

 野田聖子ら無所属議員のほとんどは、この厳しい条件を受け入れざるを得ない立場に追い込まれていた。復党は選択肢の一つではなく、議員として生き残るための絶対条件になっていたからだ。九州選出のある無所属議員は、自民党時代は朝八時に党本部で開かれる各種部会に始まって夜の宴席まで分刻みのスケジュールに追われていたのが、無所属になってからは、仕事は本会議と週に一、二回の委員会だけになった。

 その委員会も、会派に属していないため希望したところに入れず、出席しても発言機会はほとんど与えられない。官庁からの情報も入りにくくなり、地元からの陳情客も激減した。夜の宴席に誘ってくれる業界関係者や派閥のボスもなく、政党助成金の恩恵にあずかることもない。平日の夜は議員宿舎でコンビニ弁当と缶ビールで過ごすことが多いという。昨年、あれほど反対した郵政民営化にも「復党のためなら賛成せざるを得ない」と語る。

 中川が示した復党条件は、今も郵政民営化に反対し続けている平沼だけをターゲットにしたものであるのは明白だった。平沼が条件を受け入れれば、スジを通す「硬骨漢」とのイメージは失墜し、受け入れなければ、復党を認めない「王手飛車取り」策だ。

 この中川提案を、造反組全員の復党に積極的だった安倍晋三は反対できなかった。

「無条件での復党を許せば、五〇%台を維持している内閣支持率がさらに落ち込む」との中川の説得を拒否できる材料を安倍は持ち合わせていなかったのだ。来年夏の参院選で与党が敗北すれば、退陣の危機にさらされる安倍にとって高い内閣支持率はまさに命綱。その頼みの支持率が、これといった理由も見当たらぬのに、政権発足二カ月で急落したことに安倍はショックを受けていた。さらに、「小泉改革」を否定する平沼を復党させることで、政権の後見人、小泉純一郎との間で摩擦が生じるのも避けたかったのである。

◆自民党内の「保守バネ」にブレーキ

 ではなぜ中川は、平沼の排除に執念を燃やしているのか。自民党幹事長を足がかりにキングメーカーの道を歩もうとしている中川にとって、同じ衆院当選九回で五歳年上の平沼は「好ましからざる人物」ナンバー1なのである。

 平沼が無条件で自民党に戻れば、復党で平沼の世話になった無所属議員と、かつての古巣である伊吹派の大半が合流し「平沼派」が誕生しかねないのだ。中曽根派と旧亀井グループの流れをくむ伊吹派は、総裁候補を抱えておらず、平沼の復帰は渡りに船。そうなれば、自民党の勢力バランスに変動が生じる。さらに、安倍の政治信条が平沼に酷似しているのも、中川の猜疑心をかきたてている。

 安倍を首相にまで押し上げる最大の要因となった北朝鮮による日本人拉致事件の解決に、早くから本腰を入れて取り組んでいたのが平沼なら、愛国心盛り込みを主眼とした教育基本法改正も、ともに取り組んできた。靖国神社を擁護し、女系天皇を容認するための皇室典範改正に反対との立場も同じ。ナショナリズムがからむ政策での安倍と平沼との距離感は、ゼロに等しい。

 一方、新自由クラブから議員生活をスタートさせた中川が目指すのは、安定した経済成長を基調とし、福祉政策にも目配りする「保守中道」路線だ。むろん、選挙での公明党との協力を意識したものだが、講演で中川はこう強調している。

「二大政党の時代は保守中道という立ち位置が必ず勝利する。アメリカの民主党はさきの中間選挙でそういう路線をとって勝利した。安倍自民党もこの保守中道路線をとっていることは間違いありません」

「左に懐を深く」をモットーとする中川路線と、安倍の目指す「自国に誇りのもてる美しい国づくり」とは、イデオロギー的に米民主党と共和党ほどの大きな開きがある。すんなりと平沼の復党を認めてしまえば、自民党内の保守バネが利きすぎ、「保守中道」路線が危機に瀕するのを中川は恐れている。 (後略)


(私のコメント)
新聞やテレビだけの報道では、ヘッドラインニュース程度の事しかわからず、解説記事や報道はあまりやらないから、真相をつかむにはネットか雑誌などに頼らなければなりません。株式日記も私なりの解説を書いているのですが、個人的な意見だから、すべて正しく公平と言うわけではない。

マスコミが左翼的な報道をすれば、どうしても右翼的な見方で反論を書いてしまう。経済問題に関しては小泉路線的な市場原理主義的な右翼路線が多いから、私は社会主義的な見方から反論を書くことが多く、企業よりも労働者からの視点で意見を書いていることが多い。

だから株式日記は政治問題には右翼保守的ですが、経済問題は左翼的で共産党とも意見が一致する部分もある。マスコミはどうしても企業広告を集めなければならないから企業よりの記事や報道が多くなる。その反動のせいか政治的には左翼的な記事や報道で中和しようと言うのかもしれない。

安倍内閣が発足して二ヶ月になりますが、予想された保守路線よりも中道路線を打ち出していますが、政権の基盤が出来ないうちは中道路線をとるしかないのだろう。安倍総理自身の年齢的にも経歴にしても中堅若手であり、古狸たちの力を借りないとやっていけない状況だ。

安倍総理自身の政治的スタンスは岸元総理以来の自民党右派であり、靖国問題などが懸念されましたが、曖昧戦術で内外の批判をかわしている。自民党内で本当の実権を掌握する為には予算を成立させたり、選挙を戦って勝っていく事しか道はない。小泉チルドレンならぬ安倍チルドレンが出来ないと無理だ。

安倍総理は小泉前総理のようなパフォーマンス政治は出来ないから、党内意見を集約していくような従来型の自民党政治をせざるを得ない。自民党の復党問題も小泉内閣が残した宿題ですが、郵政民営化法案の問題は自民党を分裂させるような大問題となり、小泉総理は議会を解散させてまで成立を強行した。

中川幹事長がその後始末をしているのですが、そのぶん安倍総理の存在感が薄くなる。安倍内閣の支持率が下がっているのも、不信任と言う意味よりもリーダーシップに不安を持ち始めたからではないかと思う。小泉総理のように敵役をわざわざ作って支持を煽るような劇場型の政治は安倍総理には無理である。

自民党は「選択」の記事にもあるようにアメリカの民主党と共和党を合わせたような政党であり、イデオロギー的に幅のある政党だから党の政策が中道的にならざるを得ない。本来ならば民主党が政権交代の受け皿になるべきなのですが、小沢代表は旧社会党的な何でも反対党になってしまったから政権は無理だろう。

小泉内閣が代わった後は政界の大再編も噂がありましたが、民主党が社民党や共産党に擦り寄った結果、政界大再編の動きは消えた。憲法改正などは自民党と民主党が協力しなければ出来ない事ですが、民主党が野党共闘では憲法改正で大連合を組む可能性も消えた。

前原前代表の頃はその可能性もありましたが、小沢代表に代わってその可能性は消えた。そのようになったのも安倍総理が中道よりになって、民主党はかえって困ってしまって左翼的にならないと対決路線が取れないからだ。だから民主党の思惑としては安倍氏本来の右派路線なら民主党は中道路線を取れるのですが、これも安倍総理の作戦なのだろう。

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