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レジスタンスと独立のプログラム [イラク情勢ニュース]
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/1081.html
投稿者 white 日時 2006 年 10 月 25 日 20:40:39: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: <イラク>治安安定の「行程表」で米国と合意(毎日新聞) 投稿者 田中大也 日時 2006 年 10 月 25 日 17:46:29)

□レジスタンスと独立のプログラム [イラク情勢ニュース]

 http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0001405;jsessionid=y8t4ugg5g2

URUKNEWSイラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2006/10/24(火)

  [飛耳長目録 today'snewslist]

☆レジスタンスと独立のプログラム (全文)

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☆★バース党および愛国的レジスタンスの政治プログラム
ThePoliticalProgramoftheBaathPartyanditsPatrioticResistance
  文中の<第3>以降が後半部分にあたります
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http://www.albasrah.net/ar_articles_2006/1006/ba3th_221006.htm

 バース党およびその愛国的レジスタンスは、聖戦をすすめるなかで、彼らの作
戦と活動の基盤、占領軍とその下僕(げぼく)を拒否する愛国勢力、そしてバー
ス党とレジスタンスを支持する政治的配置を広げている。彼らを抱きしめ、彼ら
とともに立ちあがり、彼らを支持して聖戦を進める人々は、アラブ民族とイスラ
ム世界、そして世界中の自立した人々の誇らしい息子と娘にほかならない。バー
ス党とそのレジスタンスはイラク解放をめざして、この文書において以下の優先
課題その他を次のように整頓したうえで、祖国の独立と国民と国土の統一を勝ち
とる政治プログラムを提出する。

 第1:

 祖国の完全なる独立、それは占領軍当局が以下の原則と要求を認めることを求
めるものである。

 愛国的イラク・レジスタンスと占領軍のと調整のもとに、範囲を定めた特定の
期間内に、完全かる無条件にイラクから撤退する決議が宣言されること。

 占領国は、武装組織であれ非武装組織であれ、イラク愛国レジスタンスを偉大
なるイラク唯一の合法的な代表として承認すること。

 イラク国家と国民の独立と尊厳を絶対的なものとして承認し、国民の全的結束
と国土、聖地、資源を保持すること。イラクの分断と分裂を狙ったすべての呼び
かけと法律を拒否する。

 この文書に記されたような祖国の権利と原則および解放という基礎のうえに、
イラクの完全なる解放と独立に合意がもたらされることを目指して、レジスタン
ス司令部もしくはその代表者とのあいだに真剣で確固とした建設的な交渉に入る
ことに合意する。

 戦争と占領の責任をとることがアメリカ合衆国とその同盟国によって宣言され
ること。また宣言には、イラク占領という範疇には、法的にも道義的にも正当化
されることのない国際法違反の侵略命令と侵略行為が含まれること、そして国際
法にもとづくことなく実行されたことが記されること。

 アメリカとその同盟国によって、彼らがイラク国民に対しておこなった犯罪と
道義的な罪と暴力についてのイラク国民に対する公式の謝罪と、彼らがイラク国
民とイラクに対しておこなった不当で抑圧的かつ破壊的な行為についてのイラク
国家指導部に対する謝罪の用意があると宣言されること。

 占領者が上述の原則を受け入れるときには、バース党とその英雄的なレジスタ
ンスの指導部は、以下の調整にもとづいて真剣かつ確固たる交渉に入ることに同
意する。


 第2:

 占領者とその同盟国から求められた交渉であるが、彼らは偉大なイラク国民の
国民としての権利をすべて受け入れ、イラク国民の最高の国益と意志を代表する
解放の動かぬ原則を受け入れる。それは次の通りである。

 1. イラクの全領土、領空、水域から無制限かつ無条件に完全に撤退するこ
と。

 2. すべての収容者、被拘束者、捕虜を例外なく釈放し、イラク国民に対す
る現行の法廷を不当、不法、違法なものと見なすことに合意し、これまでにとら
れたすべての措置を取り消すこと。なぜならば、それらは違法な占領のもとでな
されたものであり、虚偽にもとづくものはそれ自身が虚偽であるからである。そ
してまた、憎むべき占領の前に機能していたすべての法律と会議、すべての国家
機構(政府組織であれ非政府組織であれ)の正統性を承認することに合意するこ
と。

 3. 占領のもとで機能している現行の政治システムを無効とすること。同様
に、国際法と国際慣例は被占領国の法律が占領された時も機能し有効であること
を規定しており、これに違反して出されたすべての布告、法律、政治・経済的措
置を取り消すこと。国際法によるなら、占領者はその利益もしくはその下僕の利
益を達成するためにいかなる法律も法令も出すことが許されてない。

 4. イラク軍とその他の国の軍隊を占領前に機能していた法律、規則、伝統
にもとづいて旧に復すること。同様に、バース党と排除する法律を取り消し、イ
ラクを導き建設するなかで、政治的かつ知的、社会的な運動として人道的な使命
をもって、イラクと汎アラブおよび国際的な範囲でバース党が果たしてきた役割
を承認すること。バース党の戦士とさまざまな武装レジスタンス組織のムジャヒ
ディンを襲撃し追跡し逮捕するのを停止すること。

 5. 金銭と工場、銀行、考古学的遺産等々への組織的な破壊と略奪と強奪ゆ
えにイラクが国としてこうむった莫大な物的損害に加えて、1990年から今日
まで、イラクの個人および団体がこうむったすべての物的・道義的損失に十分な
補償を与えると誓約すること。これはアメリカとイギリスをはじめ他の占領に参
加し占領を支持した占領諸国によって基金が設立され、イラク・レジスタンス司
令部によって指名されたイラク人と中立的な国の人間からなる合法的な委員会を
通じて、その基金によってまかなわれるべきであろう。基金はレジスタンスとそ
の後選出される人々で構成される愛国的な政府によって運営される。

 6. 1990年から現在までにイラクに対して出された現行の国際決議、特
に国境確定と賠償に関するものを取り消すこと。

 7. イラクを破壊し国民を殺害し国の財産を略奪し聖地を冒涜して占領者に
協力したことを罰し、法のもとで裁くために、国民と祖国に対する重大な反逆罪
に関わった反逆者と(占領軍の)スパイおよび下僕を引き渡すこと。

 これらが実行されたあかつきには、バース党およびその愛国的レジスタンスの
指導部はレジスタンスとジハード(聖戦)の全部隊、参加者とともに調整し、そ
の段階に応じた解放後の愛国的試みを次のように宣言するであろう。

------(以上、前半) 以下、後半=前回からつづく

 第3:

 独立後の国家運営と選挙。

 イラク・レジスタンスの司令部は、武装レジスタンス、政党および政治潮流、
占領とその下僕を拒否して抵抗する愛国的人士のなか選出される50人〜100
人の個人で構成する臨時諮問評議会を形成する。

 レジスタンス組織を含むことになる諮問評議会は、2年間のあいだに占領を拒
否し抵抗したことを知られる愛国的イラク人からなる全国的な統一政府を編成す
る。この政府は、レジスタンス指導部と臨時諮問評議会の全面的監督のもとに、
次の職務を遂行する。

 A すべての分野において国家運営を管理・監督する。

 B 交渉の過程、特にイラクを侵略した軍隊の全面的かつ無条件の撤退作戦にお
いて、レジスタンス指導部が占領当局と合意したことを達成し、国の解放と独立
に関する合意条項を実行に移す。

 C 占領軍およびその同盟勢力に所属する民兵組織を例外なく解体すること。そ
うして、占領軍のもとで編成され、また占領の結果として編成された現行の軍、
警察、治安部隊を解散すること。それによりイラク全土で武器の携帯をすべて終
わらせること。

 D 旧治安部隊と同様に、旧イラク軍のすべての構成を再編すること。占領当局
の命令によって解体されたすべての国家機関を再建し、占領軍の命令にある破壊
的な効力を失効させ、物的あるいは精神的に占領軍から損害を受けた者に補償を
おこなうこと。

 E 国の恒久憲法の制定準備は諮問評議会によって審議され、全国民の投票によ
って承認されるべく提案されること。それは独立後5年の期間のあいだにイラク
全土に政治生活と公共生活を生じさせるであろう。これにともづいて大統領路議
会が選出され、クルド人その他の少数民族の国民としての権利と愛国的権利が保
障され、そのもとで異なる民族、宗教、宗派のすべての人々がさまざまな民族的
一体性をもって共存するようになるだろう。それはイラク国民がみずからの輝か
しい歴史のなかで一貫して特徴づけてきたことである。選出された国民議会は、
イラクの政治、経済、治安情勢の発展と安定の度合いに応じて、その憲法を変更
することができる。

 F 移行期が終わったあと、自由で民主的で公正な選挙は憲法との調和が保たれ
ることになり、すべての運動と政党、潮流がこれへの参加を保証され、多元的共
存を認め民主的で国民主体の制度の誕生が達成される。それは人権を尊重し、国
民の自由を守り、イラクとイラク国民の統一を保持し、独立を達成し、物的およ
び人的資源を保持するであろう。

 G この文書に記された権利と国の原則にのっとって、国民和解の努力がすすめ
られること。そのような協議、対話、調停、和解は、これらの原則を受け入れ、
それを実行に写し達成するために努力する用意があると宣言したすべてのイラク
人とその政党、運動、個人の前に自由に公開される。この国民和解の過程に先立
って、イラク全土で活動するすべての愛国的勢力によって検証され、広範囲な批
判と自己批判が実践され、そして「過去に起こったことを神よ許したまえ」とい
う原則が採用され、再評価がおこなわれる。そこでは祖国と聖地を解放するため
に、貪欲な占領者に対する以外には誰に対しても銃口を向けてはならず、記録が
採られ、転覆策動は除去され、復讐および復讐のための復讐という原則は採用さ
れない。これらはすべて、相互信頼の精神を称揚するためであり、すべてのイラ
ク人の心にこの相互信頼の精神を養うことが解放後のイラク建設に参加するうえ
での基本的保証となるべきであり、いかなる権力の独占も個人の支配も権威主義
も他者に対する強要もありえない。


 第4:

 アメリカ合衆国および他の世界各国との関係。

 イラク愛国レジスタンスとその政府はアラブの土地であるパレスチナに作られ
たシオニストの政体(=イスラエル/訳註)を別にして、世界のすべての国との
間に共通の利益を保障し、共通の利益を追求し、国内問題に干渉せず尊敬の念を
共有することで、それらの国とのあいだに最良の政治的、経済的関係を樹立する

 イラク・レジスタンス司令部は大国としてのアメリカ合衆国のきわめて重要な
利害関係の性格を理解し、相互に尊重し国内問題に干渉しないという基礎のうえ
に、互いの利益を保障して国家と国民の独立および主権を保持し両国民の意思を
尊重する国際会議と諸条約、諸協定にもとづいて、天然資源と人的資源、物的資
源を適切に処理する権利を保障しつつ、米国との恒久的な関係を樹立する用意が
ある。

 イラク・レジスタンスはいかなる武力侵略に対しても祖国と自国民を自衛する
というケースを除いて、2国間問題の解決には絶対に武力を行使せず、すべての
協定と国際条約を尊重しつつ、イラクと直接隣接するすべての諸国、特に同胞で
あるアラブの国とは、相互の尊重と共通の利益にもとづいて最良の関係を樹立す
る。


 第5:

 このプログラムはバース党とその愛国レジスタンスによって、占領とそれに付
随した結果に終止符を打ち、イラク情勢の包括的な解決へと進むための、包括的
で適切な出発点と見なされるものである。

 停戦とイラク国内での戦闘を終結することを受け入れることが不可能であり、
イラク・レジスタンスは、決して、占領者との合意が薄められたり部分的な合意
とされることを受け入れないであろう。このプログラムが占領軍の下僕となった
者たちの指導部のもとに占領下で政治プロセスに参加する契機とされないようす
るためである。バース党とレジスタンスの指導部は、占領のもとで、あるいは占
領者の意図と妥協して政治活動に参加するという方針を絶対に拒絶する。

 国の解放と独立にむけたプログラムを提出するなかで、、バース党と愛国レジ
スタンスの指導部は占領者との闘争の指導と戦闘を継続し、そうしてイラクの独
立と愛国的で民主的な方法による祖国建設を勝利させる決意を固めている。

 どれほど重大な犠牲をはらおうとも投げ捨てることのできないイラク国民と祖
国の権利を述べた基本と原理・原則を定めるさい、バース党とそのレジスタンス
は、占領者がこれに留意して正気にたち返り、合理性と論理と歴史に依拠して真
実の道に戻り、これらの権利を承認してみずから撤退することを望んでいる。

 みずからの自由と意志を実現をめざす人々のレジスタンスと解放勢力は、神と
国民および世界中の自立した人々とともにある以上、敗北することはありえない
。占領者および侵略者との戦闘がどれほど長く続くにしても、彼らは勝利するだ
ろう。占領者はあらゆる携帯の派遣と支配と搾取からの完全独立と全面解放の原
則を受け入れ、流血を避け面目を保つために交渉のテーブルに着くほかに選択肢
はなく、そうでなければ、侵略軍の決定的かつ不名誉な敗北と覇権および支配を
求める帝国の計画の終焉という局面に直面する覚悟をしなければならない。勝利
は全能の神からのみ授けられる。

イラク万歳!
イラクの勇敢なレジスタンスに勝利を!
殉教者とムジャヒディンに敬礼!
パレスチナと自由とアラブ万歳!
成功をもたらす神よ永遠なれ!

  バース党と愛国レジスタンスの司令部

  2006年10月

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