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(回答先: 米、シリア、イラン両国とヒズボラを非難 レバノン元首相暗殺事件の法廷設置で ［アルジャジーラ］ 投稿者 white 日時 2006 年 11 月 02 日 17:55:47)
□レバノン内政に干渉するな 米国がシリア・イランに警告 [CNN]
http://cnn.co.jp/world/CNN200611020019.html
レバノン内政に干渉するな 米国がシリア・イランに警告
2006.11.02
Webpostedat: 17:13 JST
- CNN
ワシントン──米ホワイトハウスは１日、シリアとイランの両国政府がイスラム教シーア派組織ヒズボラなどと連携し、民主的選挙で樹立されたレバノンのシニオラ政権の転覆を図っているとの認識を表明し、シリアとイランにレバノン内政への干渉を止めるよう警告した。スノー米大統領報道官は記者団に対し、シニオラ政権から手を引くよう明確なメッセージを出したと説明した。
駐米シリア大使館は声明を発表し、全くの事実無根だとして米国側の主張を否定。「レバノンで起きていることは国内政治の問題。シリアはレバノンの主権を尊重し、内政には干渉しない」と述べるとともに、レバノン国民同士や他国との対立を煽らないよう米国に要求した。
ホワイトハウスの発表に先立ち、レバノンのモアワド社会問題相と、同国のイスラム教ドルーズ派指導者ワリド・ジュンブラット氏が訪米した。レバノン外交筋がＣＮＮに語ったところによると、モアワド同相らはライス米国務長官およびチェイニー米副大統領との個別会談で、シリア軍とイラン軍がヒズボラと手を組み、シニオラ政権打倒を計画しているとの認識を示したという。
ジュンブラット氏は、シニオラ政権樹立につながる「シーダー革命」を主導した政治運動の主要メンバー。同氏はＣＮＮに対し、西側諸国の支援を受けたシニオラ政権とヒズボラの権力闘争で、レバノンの民主主義は「危機的状況にある」と語った。
ヒズボラ指導者のナスララ師は１０月３１日、イスラエル軍との戦闘で勝利を宣言したことを背景に、ヒズボラと親シリア派勢力で閣僚枠（２４人）の３分の１を獲得し、内閣で拒否権を行使したい考えを示した。ナスララ師はまた、ヒズボラが反政府デモを実施して内閣と政府機関の機能をまひさせ、シニオラ政権を打倒すると警告。ヒズボラとのパイプを持つレバノン国民議会のベリ議長は、挙国一致内閣の樹立に向けて来週協議を行う意向を表明した。
ジュンブラット氏は、ナスララ師がデモを決行した場合、現在ヒズボラを支えている全国的な政治合意が破壊される恐れがあるため、「ひどい政治的誤り」になると指摘。「ナスララ師がデモを実施するなら、われわれも同様に対応する。その後どうなるかは誰にも分からない。デモを実施するより、対話を継続した方が良い」と述べた。
ヒズボラとイスラエル軍の戦闘は今年８月１４日、国連安全保障理事会の決議で停戦が発効し、南レバノンの治安権限は再びレバノン政府に置かれることになった。ただ、ボルトン国連大使は１０月３１日、レバノン政府軍の展開がイスラエルとシリアの国境地帯で進行しているものの、シリアとイランがレバノン政権の転覆に積極的との懸念が依然残っていると発言。米国がシリアとイランに対して、レバノンの主権や領土の尊重義務を守るよう呼びかけていると述べた。
国連安保理決議にはヒズボラの武装解除も盛り込まれているが、ナスララ師はそのような動きがあった場合、レバノンがイラクやアフガニスタンのような状況になるとけん制した。
米ホワイトハウスは、シリアのレバノン介入の目標の１つが、昨年のハリリ・レバノン元首相暗殺事件に関与した容疑者を裁く国際法廷の設置を妨害することだと主張。また、ジュンブラット氏は、ヒズボラのナスララ師が、国際法廷設置の阻止と「シリア政権の護持」を狙っているとの見解を示した。
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