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□バグダッドなどで暴力収まらず 52人の殺害、遺体発見 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2707204/detail
バグダッドなどで暴力収まらず 52人の殺害、遺体発見
【アルジャジーラ特約１１日】イラクの首都バグダッドを中心に、暴力の嵐が収まらず、１１日には危険地帯と言われる高速道でミニバスの車列が襲撃を受け、乗客１０人が殺害されたほか、５０人以上が拉致され、行方不明となった。
このミニバス襲撃は同日夜、バグダッドから南へ３０キロ離れた、通称「死の三角地帯」と呼ばれる危険地帯、ラティフィヤの近く起きた。
イラク政府当局者によると、１１日だけで少なくとも計５２人が殺害、あるいは遺体で発見された。このうちイラク軍兵士の５人は頭部を切断されていたという。
バグダッドの中心部ハフィド・アルカディ広場では白昼、駐車中の車に仕掛けられた爆弾２個が爆発、買い物客ら８人が死亡、少なくとも３８人が負傷した。
また、警察と医療関係者によると、チグリス川東岸の旧繁華街でも爆発事件があり、少なくとも３８人が負傷した。
警察当局者によると、１０日夜からの２４時間で、警察官たちの遺体が首都各地で発見され、同数は２５遺体に上ったという。
匿名を条件に取材に応じたサマラ地区の警察官によると、警察の遺体安置所には、頭部を切断されたイラク軍兵士５人の遺体が運び込まれた。５人の兵士は約１週間前に、メシャフダ地区で何者かに拉致され、行方不明となっていた。（翻訳・ベリタ通信＝志岐隆司）
2006年11月12日12時11分
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